一万石の米は一粒ずつ積んだもの。1万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだだから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
この名言を見ている方にお薦めの名言
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国家は光り輝く金属の蓄積によって豊かになるのではない、そんなのは子供じみている。国家が豊かになるのはその国民の経済的な繁栄によってなのだ。
アダム・スミス 経済学者
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綺麗事を言ってるうちは、何も変わらないんだ。
伊坂幸太郎 小説家
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芸術家も同じだが、本当の政治的カリスマも最初は嫌悪をもって迎えられるんだ。
村上龍 小説家、脚本家
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20世紀はひたすら物資的な豊かさを追いかけてきた。21世紀は経済的な成長も多少は必要だが、心というか精神の豊かさを求める必要があると思う。21世紀を「心の世紀」にしなければいけない。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
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一生の仕事が無駄になった人が世の中にはたくさんいる。私たちの今日の文化は、そういう「尊い犠牲」の上に成り立っている。
井上靖 作家
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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貧者は天分の実力をわきまえず、みだりに富者をうらやみ、その真似をしようとする。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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鳥獣は譲るということを知らない。人はそうではなく、今日のものを明日に譲り、子孫に譲り、他人に譲るという道がある。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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心の力を尽くして、私心がないものは必ず成功する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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商売をするときは、金を儲けようなどと考えずに、ひたすら商道の本意を勤めなさい。よく商人の本意を守って努力すれば財は求めなくても集まり、豊かになることは計り知れない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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奪うに益なく譲るに益あり。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多かったとしたら、砂や石となんの違いもない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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肥取り船に水を汲み入れて、肥しを増やしているのが見えた。このような汚物すら、増やせば利益が上がる世の中である。万物が不浄を極めれば、必ず正常に帰り、清浄極まれば、不浄に帰る。それは天の理である。このように世の中に無用のものはないのだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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可愛くば五つ教えて三つ褒め二つ叱って良き人となせ。
二宮金次郎(二宮尊徳)