親の養育を受けたことに報いるために子供を養育し、先生から教えを受けたことに報いるために子弟を教え、人の世話を受けたことに報いるために人の世話をする。これが人道である。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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先々のことは誰も見通せません。僕が信じているのは、分かれ道に立ったらイバラの道を選んだほうが上手くいくという感覚。平坦な道と歩きにくい道なら、なるべく歩きにくい道を行く。歴史ものを書いていると、そのほうが後悔しないのかなと思わされます。
三谷幸喜 脚本家、映画監督
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どう思われていようと自分の人生を追い詰めてゆきたい。
孫正義 ソフトバンクグループ創業者
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結局、仕事が上手くなるというのは、スキルを習得するうんぬんよりも、どれだけ自分や他人の人生に対して真摯に向き合えているかってことではないでしょうか。仕事って全人格的な表現だから、その人の人生との向き合い方が如実に現れてしまう。付け焼刃で誤魔化すことはできません。
渡辺謙 俳優
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運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する。
ショーペンハウアー 哲学者
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人生には損をすることも必要だよ。
遠藤周作 小説家
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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桃栗三年、柿八年というように、因果にも応報にも遅速があることを忘れてはならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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どれほど裕福であっても、家憲を節約倹約と定めて、贅沢に流れる事を厳しく禁止すべきである。なぜならば、贅沢を望む心が、自己の利益を貪る気持ちを増長させ、慈善の気持ちを薄くさせ、欲が深くなり、けちになり、少しずつ仕事にも不正が入り込み災いを呼び込むからである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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人は、とかく小さいことをいやがって大きな事をしたがるが、本来、大は小が積もったものだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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私の本願は、人々の心の田の荒廃を開拓していくことである。天から授けられた善の種である仁義礼智を栽培し、善の種を収穫して、各地に蒔き返して、日本全体にその善の種を蒔き広めることである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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湯船のお湯をかき寄せれば、自分のほうに引き寄せられるが、その後にお湯は向こうに流れていってしまう。反対にお湯を押し出せば、自分の前から流れて行くが、少し後にはお湯が自分の方に戻ってくる。少し押せば少し返り、大きく押せば大きく返る。奪うに益はなく、譲るに益がある。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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人道は一日怠れば、たちまちすたれる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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災いは過去の因縁によって来る場合もある。名僧が強盗にあったときの歌に「前の世の借りを返すか、いま貸すか、いずれ報いはありとしぞ知れ」と詠んだとおりだろう。決して迷ってはならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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あなたは心得違いをしている。それは運が悪いのでもなし、神明の加護がないのでもない。ただ、あなたの願うことと、することが違うからいけないのだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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天道と人道はまったく別のものだから、天理は永遠に変化なく、人道は一日怠ればたちまち廃れる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、どうして後世の人のために植えないでよかろうか。
二宮金次郎(二宮尊徳)