商売をするときは、金を儲けようなどと考えずに、ひたすら商道の本意を勤めなさい。よく商人の本意を守って努力すれば財は求めなくても集まり、豊かになることは計り知れない。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
この名言を見ている方にお薦めの名言
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食べるためだけに働くのなら、私はとっくに仕事を辞めて、毎日好きなゴルフ三昧の生活を送っていますよ。そうしないのは、仕事で人からすごい奴だと認められ、評価される快感の方がゴルフより数段大きいからに他なりません。おそらく、これを超えたら評価されるという期待値のハードルの高さが、そのままやる気の大きさになるんじゃないでしょうか。
平野岳史 フルキャスト創業者
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君の値打を楽しもうと思ったら、君は世の中に価値を与えなければならない。
ゲーテ 詩人、劇作家、小説家
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稼ぐようになるには、自分で思考することが大切。他人の意見に安直に乗る人は、損したままの負け組からずっと抜け出せないでしょう。
堀江貴文(ホリエモン) オン・ザ・エッジ創業者、投資家、著作家
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自分たちの商売の目的を、「病気を治す」ことだけにおけば、当然お客さんの年齢も高く、四十代以上の病人が主な対象になる。ところが、この目的を「病気を治す」ことから発展させ、「健康を増進する」ということに設定し、さらには健康のなかに美容まで含めれば、お役さんは十代の女性にまで広がっていく。
松本和那 マツモトキヨシ社長、衆議院議員
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「大人がやりたいことで食べていけるほど世の中は甘くない」と言って、一つの職業に固執し融通が利かなくなるのは、ただ臆病なだけではないでしょうか。
オノ・ヨーコ 前衛芸術家、平和活動家
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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尊い人の道も書物に書いた時は、世の中を潤すことはなく、世の中の役に立つこともない。それは、水が凍ったようなものである。この氷となった書物は、胸中の熱を使って元の水に戻さなければ役に立たない。書物を理解して実行する力を尊ぶのである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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節約によって無駄な費用を省き、余分を生じて、仲間を救い、善行を実践し、悪事をせず、まじめに勤めればどんな貧村も必ず富むことが出来る。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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学問は、学んだことを活用してこそ意味がある。活用しなければ、幾ら沢山の本を読んだとしても、意味はない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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下方向や楽な方に比較をしてものを言う者は怠け者である。まだこんな時間か、まだ仕事や勉強ができると、上方向や困難な方に比較をしてものを言う者は勉強家、働き者である。一言を聞いても人の勤勉・怠惰は分かるものだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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朝夕に善を思っていても、その善事を実行しなければ善人とはいえない。だから悟道治心の修行などに時間を費やすよりは、小さい善事でも行なうのが尊い。善心が起こったならば、すぐ実行するがよい。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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富をみて直ちに富を得んと欲する者は、盗賊鳥獣に等しい。人はすべからく勤労して、しかる後に富を得る。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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富は人の欲しがるものだ。けれども人のために求めれば福を招き、己のために求めれば禍を招く。財貨も同じことで、人のために散ずれば福を招き、己のために集めれば禍を招く。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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凡人は小欲なり、聖人は大欲なり。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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私が倹約を尊ぶのは、その後に活用することがあるからである。住居を簡素にし、服や食を粗末にするのは、資本を作り、国を富ませ、万人を救済するためである。目的があるのが倹約である。
二宮金次郎(二宮尊徳)