一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、その誠意は天地をも動かすことができる。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
この名言を見ている方にお薦めの名言
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完全に孤立した人間は存在しない。悲しんでいる人は、他人をも悲しんでいる。
サン=テグジュペリ 作家、パイロット
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あゝをとうとよ、君を泣く、君死にたまふことなかれ
与謝野晶子 歌人
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我々はあまりにも多くの壁を造るが、架け橋の数は十分ではない。
ニュートン 物理学者、数学者、天文学者
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不況でまっさきに売れ行きの落ちるのは紳士もので、次が婦人もの、そして最後まで安定しているのが子どもものだそうである。子どもをできるだけ辛い目にあわせたくない、という親心がこの短い噂ばなしに滲み出ている。
井上ひさし 劇作家、放送作家、小説家
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真摯さはごまかせない。
ピーター・ドラッカー 経営学者
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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いかに善を思っても、行いによって善を表さなければ、善人とは言えない。それは、悪い事を考えていると言っても、実際に悪事をしなければ悪人といえないのと同じである。従って私はどんな小さなことでも、実際に善を行う事を尊ぶ。善心が起きたら、すぐに実行するのが良い。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多かったとしたら、砂や石となんの違いもない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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一万石の米は一粒ずつ積んだもの。1万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだだから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、どうして後世の人のために植えないでよかろうか。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世間一般の人の願望は、もとより遂げられるものではない。というのは、願っても叶わぬ事を願うからだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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悪いことをした、やれまちがったと気づいても、改めなければしかたがない。世の中のことは、実行によらなければ事は成就しない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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貧者は天分の実力をわきまえず、みだりに富者をうらやみ、その真似をしようとする。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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富は人の欲しがるものだ。けれども人のために求めれば福を招き、己のために求めれば禍を招く。財貨も同じことで、人のために散ずれば福を招き、己のために集めれば禍を招く。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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譲りの道を実行する者は、豊かになり評判も高くなる。これを実行できない者は反対に富を失い、評判を落とすことになる。少なく譲れば少なく帰り、大きく譲れば大きく帰る。他の人に対して、歩く道も譲らなければならない。言葉も手柄さえも譲らなければならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)