安心するというのがやはり一番の敵ではないでしょうか。敗戦を経て、日本は平和になりました。日本人は、石油危機や金融危機など時々、ショックを受けて慌てるが、その危機感をすぐに忘れてしまう。終身雇用も年功序列も崩壊しているのに、安定を求めて大企業に就職したがる若者が少なくないと聞きます。これでいいのでしょうか。日本人は「挑戦する」という言葉を忘れてしまったように思えてなりません。
安藤忠雄 建築家
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本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。
ドストエフスキー ロシアの小説家
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ドストエフスキー ロシアの小説家
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世の中に怒っている人は世の中は公平で理不尽ではないと思っている。だからそうではない現実が受け入れられない。子供が親に甘える感情。現実社会は理不尽で不公平。その上で人間らしくあろうと皆生きている。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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日本にいると危ない。ある一定レベルを超えると、急に結果責任が甘くなりますからこの国は。だから私は、常に現状に満足せず、新しい情報を吸収するように心がけています。
安藤忠雄
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「自分はこれがしたいんだ」と思う人間の数だけ、個別の解があるのです。
安藤忠雄
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面白い物があるいうたら分からなくても行ってみると。挑戦してみると。音楽でも聴いてみようと思うんですけど実際には分かりませんけども、その気持ちが大事でしょ。
安藤忠雄
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安全なところにいて、そこから外を見ているだけでは、世界は理解できません。
安藤忠雄
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個性と個性がぶつかり合う中でこそ、新しい発想が生まれます。個性のない者同士がいくら意見を交わしても、そこから生まれてくるものは何もありません。
安藤忠雄
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仮に私のキャリアの中に何かを見つけるにしても、それはすぐれた芸術的資質といったものではない。あるとすれば、それは厳しい現実に直面しても、決して諦めず、したたかに生き抜こうとする、生来のしぶとさなのだと思う。
安藤忠雄
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完成した建築物に幸福感があるのではなく、苦しみながらも工夫しているときにこそ喜びがある。
安藤忠雄
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本来、人間というものは、信頼関係がなければものごとを進めることができないものです。利害のみにとらわれることなく、平常心で子供心をぶつけ合うからこそ、信頼関係ができるのです。
安藤忠雄
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人間、極限まで追い込まれてはじめてたどり着く境地があります。ひとたびその境地を経験した人は、些末な事柄にとらわれない、大局的な視野を持つことができ、どんなときでも平常心を保つことができるようになるのだと思います。
安藤忠雄