漫画家は、刀をペンに持ち替えた永遠の浪人だ。頼れるのは自分独り。自立してクリエーターと名乗れるようになるまでが、いかにすさまじい道のりか。退職金も年金もない。いつ奈落に落ちるかもしれない。
松本零士 漫画家、イラストレーター
この名言を見ている方にお薦めの名言
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何が支えになるとかいうことではなくて、プロは自分の道を極めるしかないからね。
三浦知良 サッカー選手
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書道家にとってバランスは命です。筆の毛1本で、書の印象は変わりますから、1ミリ単位でバランスを取りながら書いています。僕はそこに勝負をかけている。
武田双雲 書道家
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突破口は自分で創るという気概でやっていく。
松井道夫 元松井証券社長
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自分の道と同じ道を歩んできた先輩の後ろ姿を見つめつつ、その轍というか、トレースを自分の中でも追っ掛けられるように、同じ歩幅で歩いてみる。
西田敏行 俳優
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この世にはありとあらゆる職業があって、誰かしらがそれをこなしているわけだから、仕事に上下の差をつけるという考えが間違っているのだ。人に必要とされるものに差別があってはならないとオレは思う。
蛭子能収 漫画家、タレント
松本零士の他の名言
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アフリカの大地に立って、レオパードロックという名の小高い丘の上から、彼方にキリマンジャロを臨んで。全天周ですね、空と大地が接しているのを見て、悟りを開いたんです。オレが生まれる前から、これはここにあった。オレが死んだ後も、これはここにあると。視聴率が何だ。人気がどうした。そんな細かいことはもう、どうでもいいとね。
松本零士
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インターネットで見てわかったような気になっても何もならない。部屋にじっと閉じこもって本をいくら読んでいても、それはあくまでも参考資料の一部分でしかないんですよ。
松本零士
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私は地球最後の日、我々の子孫が「今、私たちのふるさとが消えていきます」と言う実況放送を見ながら、涙する子孫が生き残っているのかそれが心配。願わくば、元気に生き延びていて、地球最後の日に別世界で涙を流してくれる子孫がいるように。だから、地球上で争っている場合ではない。どこの国の人とも仲良く、お互いに敬意を払いながら、穏やかに楽しく暮らしていきたい。そのために、この仕事をしているんだという断固たる想いがあるわけです。
松本零士
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私の好きな言葉で「時間は決して夢を裏切らない」というのがあります。この言葉には続きがあって、「だから、夢も時間を決して裏切ってはならない」というのです。そしてもうひとつ「自分の夢が大切なら、人の夢も大切にしろ」。だから、たとえ考え方や指向性が違う人がいても、お互いに励まし合え、ということです。私はこの言葉をずっと信じてやってきました。
松本零士
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人は、限りある命だからこそ頑張れる。生命体の寿命には限りがある。だからこそ力の限り生きて、満足して死ぬことができる。それが楽しい人生でしょう。
松本零士
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あろうがなかろうが、失敗しようが成功しようが、自分の責任。人のせいにはできない。志というのはそういうものですよね。だから人の志で動いてはいけません。自分の志、信念で動けと。そうでないと、あいつのせいでこうなったという言い訳になる。言い訳はしたくない。「俺の旗のもとに、俺は自由に生きる」ということです。
松本零士
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上京した時、九州から汽車に乗ってなかったと思うとゾッとする。飼ってたネコにも別れを告げて、一銭も、帰りの切符さえ持たずに画材だけ持って列車に飛び乗った。まさに運命の瞬間。
松本零士
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この星には可能性がある。しかし、同時に壊滅する可能性もある。そのバランスを見いだし、破滅するのではなく、新たに生きる場所を見いだせるような人類であってほしい。
松本零士
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我々の時代は、雑誌の変遷ー月刊誌から少年誌、少女誌に分かれ、それから今度は週刊誌に分かれ、週刊誌から青年誌という漫画ジャンルに分かれ、さらにアニメーションに分かれていったわけです。アニメーションは、映画館用の劇場用アニメとテレビ用のアニメのふたつの道に分かれていった。私は、それを全部体験してきています。
松本零士