トレーニングというものは、いつでも、どんなレベルでも疲れるものです。これをやり続けるためには、焦らず、常に前向きに物事を考えることが大切です。二日酔いで一日トレーニングをさぼっても、自分を責めたりしない。明日からなんとかなるさ、と大雑把に考えた方がいいんです。
三浦雄一郎 登山家、プロスキーヤー
この名言を見ている方にお薦めの名言
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研究がしんどかった頃、本当にいろいろな本を読み漁りました。「高く飛ぶためには、思い切りかがまないと飛べない」など、そんな当たり前の言葉が心に響くんですよ。「ああ、自分は今かがんでいる状態なんだ」と。
山中伸弥 医学者、iPS細胞の開発者
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人から、誰よりも頭のいい友達がいるからぜひ会ってみろと言われると、警戒心がむくむくと頭をもたげてくる。人は往々にして、自分が直接会った人や出来事は特別だと思い込んでしまう。これは人間の性質だ。人は誰でも、最高の人と知り合い最高の出来事を知りたいと思っている。だから、自分が知り得た人や物のメリットを過大評価してしまうのだ。
ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
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質の高い質問が、質の高い人生を創る。
アンソニー・ロビンズ 自己啓発トレーナー
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私は三十歳になるまで、百事百敗、何をやっても大した成功はおさめなかった。だます人間をあまりにたくさん相手にしたからである。しかし、今になると、これが私のたいへんな得になっただますことは一度きりだ。あとが絶対通用しない。そのうえ、十を得たところで百を失い、千を失う。元も子もなくす損な生き方だ。そこへいくと、だまされるのは生来の馬鹿でないかぎり、それによってたいへん知恵がつき、用心深くなる。二度と再び失敗せぬように警戒する。それがあとでどれだけの得になるか、測り知れない。
堤康次郎 西武グループ創業者
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私の指導方針の一つの柱が、「規則正しい生活」をすること。朝は5時起床、門限は22時、就寝はカッチリ22時15分です。遊びたい盛りの若者には酷かもしれませんが、朝、決まった時刻に起き、みんなで練習し、食事に気を遣って、同じ時刻に寝る。単純なようで、人として当たり前の生活をするだけで、個々の能力が強化され、タイムに表れる。そして、チームの一体感も高まる。こうした生活の基本、時間の大切さに選手自身が気付き、しっかりと「核」を作ってこそ、1秒にこだわったレースができる。試合中のとっさの判断力、創造性も育まれる。
原晋 陸上指導者
三浦雄一郎の他の名言
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子供にはあまり「勉強しろ」とは言いませんでした。小学校の頃から「冒険しろ」「一緒にキリマンジャロに登ろう」と。要するに面白いけど、苦しいことをやらせるわけです。それを何回も経験させるんですよ。勉強だって苦しくなってくる。それを「面白くなるように工夫してみろ」と言っていたら、いつのまにか医学博士を取っていて。
三浦雄一郎
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諦めることは絶対に幸福につながらない。
三浦雄一郎
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65歳のおじいちゃんがエベレストというと気が遠くなりますが、ちゃんと計画を立てれば出来るものなんです。まずは、富士山、次はヒマラヤ。5000m級、6000m級、7000m級とやっていけばいいんです。
三浦雄一郎
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長寿の遺伝子だとか、冒険の遺伝子だとか、スーパーアスリートの遺伝子が父も私も息子にもない。全く平均的な日本人の遺伝子レベルだった。どれか一つくらいあってもいいかなと・・・。結局やりたいこと、夢中になることがあると、体力を付けようとか思う。
三浦雄一郎
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僕のプレゼンテーションの原点は学生時代にあります。当時もスキーをするお金が必要だったから、スキー部の仲間達とダンスパーティーやスキーメーカー協力のバーゲンセールなどの企画を立て、いろいろな人に「この企画はこう役立ちます」と交渉していたんです。
三浦雄一郎
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資金集めは飛び込みですよ。ホンダの本田宗一郎さん、松下幸之助さん、サントリーの佐治敬三さんなどの元へ飛び込んではプレゼンテーションをしました。
三浦雄一郎
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お陰で僕はエベレストからのパラシュート直滑降に成功し、映像はオスカーをもらうことができました。アメリカ前大統領のジミー・カーターさんは、僕の映像を20回以上観てくれたそうで「人間の勇気、夢をあきらめない姿に感動した」と言ってもらえて、そんな嬉しいことも起こるんです。
三浦雄一郎
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どん底の貧乏暮らしをやっていても、なんか面白いんですよ。なんか俺には将来面白いことありそだ。ワクワク生きてました。
三浦雄一郎
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順天堂大学の白澤卓二先生に長寿の遺伝子、スーパーアスリート的な遺伝子、それから冒険の遺伝子という要素で、親子3代を調べていただいたんです。ところが、それらは一切なくて、まったく日本人の平均値だと。
三浦雄一郎
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僕も病気やけがを抱えています。80歳で3度目のエベレストに登ろうと思った時には大腿骨と骨盤を折りました。エベレストに向けて出発する1か月半前には心臓手術も受けました。あの時に目標がなかったら、今頃は寝たきりでしょう。
三浦雄一郎