再びやる気になっても、初めはまさに醜態をさらす状態でした。札幌の自宅から藻岩山に登ってみたんですが、過去の栄光は見る影もない。「たかが500メートルの小山」と思っていたのに、途中で息が切れて先に進めなくなった。その横を70歳、80歳の人たちがスイスイ追い越していくんです。世界のミウラの横をですよ。
三浦雄一郎 登山家、プロスキーヤー
この名言を見ている方にお薦めの名言
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リーダーとは「希望を配る人」のことだ。
ナポレオン フランス皇帝
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馬鹿に道あり利口に道なし。
黒澤明 映画監督
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ネットって新しい世代の人たちが、新しいことをして、つくっていってるメディアじゃない。だから、アタシみたいな古いオカマが無理して新しいものに合わせてしゃしゃり出るのも違うかな、って思いながら生きてる感じ。
マツコ・デラックス タレント
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デブは体重計に乗るのが怖くなり体重計を無視するようになる。
鈴木おさむ 放送作家
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古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは、いかに賭博の人生に酷似しているかを示すものである。
芥川龍之介 作家
三浦雄一郎の他の名言
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電車の窓から白い富士山が見えましてね。本当に美しいなと思いました。そこに「一枚の斜面」が見えるじゃないですか。「ああ、あそこを真っすぐ降りたら楽しいだろうな」と。
三浦雄一郎
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気づけば「メタボな65歳」になっていた僕の心に、もう一度火をつけるきっかけを作ってくれたのは、父でした。スキーが大好きだった父は当時、「5年後の白寿でフランスのモンブランを滑る」という目標を立て、日々鍛錬を積んでいたのです。
三浦雄一郎
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いつも、これができたら死んでもいいと思って、命がけでやっています。エベレスト登頂だけでなく、スピードレースや南極、北極でのスキー滑降もすべて、一つ失敗すれば死ぬかもしれないというリスクを承知の上でやっているわけです。それが嫌だったらやる必要はないし、やはり世界一を目指すなら命を惜しんじゃいかん。エベレストで死んだらそこが自分の墓。世界でこれ以上いいお墓はないと思っています。
三浦雄一郎
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エベレストに登るという夢を持った途端人生が変わった。そして、夢を持てば実現できることを改めて知った。
三浦雄一郎
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どうせ死ぬならエベレストに行ってから死のうかと、病気のお陰で目標が出来ちゃった。
三浦雄一郎
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目標どおり70歳で初の登頂成功。しかし天候に恵まれず、頂上からはほとんど何も見えなかった。「次はこの頂から晴れ渡った景色が見てやろう」と、5年後にもう一度挑戦することを決めたのです。
三浦雄一郎
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焦らない。無理しない。頑張りすぎない。
三浦雄一郎
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本田宗一郎さん、佐治敬三さん、盛田昭夫さん、私が会った一流の企業家は、やっぱりみなさん前向きで、上機嫌な人たちだった。そして、年齢に関係なく何かを追い続ける生き方は、全員に共通していたと思います。
三浦雄一郎
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20歳の人が8000m級の山に行くと90歳の身体能力に落ちてしまうんですが、僕は80歳だからプラスして150歳くらいに加齢されるんじゃないでしょうか。人間の生存不可能な次元に入っていかざるを得ないのですが、それをどう超えるかという好奇心に突き動かされています。
三浦雄一郎