今年5月、70歳7カ月でエベレスト登頂に成功しました。いままでの最高齢記録を更新し、いろんな人から「すごいですね。どうしたら70歳までそんな力が出せるんですか」と言われるんですが、私の答えはいつも決まっています。「皆さんにもできるんじゃないですか。できますとも」と。
三浦雄一郎 登山家、プロスキーヤー
この名言を見ている方にお薦めの名言
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もし、あなたが勝てると「考えるなら」、あなたは勝てる。向上したい、自信を持ちたいと、もしあなたがそう願うなら、あなたはその通りの人になる。さあ、再出発だ。
ナポレオン・ヒル 自己啓発本作家
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飛び出さないと何も始まらないんです。
小澤征爾 指揮者
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人は様々な原因で落ち込みます。しかし、そういうときに「これは自分への試練だ。天が与えてくれた試練だ。これを克服してこそ、より強い自分になれる。そういうチャンスなんだ」と考えればどうでしょう。こう考えればストレスなど溜まりません。
北尾吉孝 SBIホールディングス創業者
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私は試合の前日は怖くてたまらないため、ほとんど寝ることができません。いろいろ考えていると、寝つけなくなってきます。実際、試合前日はいつも、2、3時間ウトウ卜しただけで、試合に臨んでいました。一時期は「寝なきゃ、寝なきゃ」と焦っていましたが、途中から「寝られなくて当たり前」と思うようにしました。怖くて当然だと考えを切り替えたのです。
野村忠宏 柔道家
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自分の運を信じな。みんな自分の運を信じないから、右に左にと迷う。
高橋がなり AV監督、ソフト・オン・デマンド創業者
三浦雄一郎の他の名言
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当面のターゲットは120歳です。100歳を目標にしていたら、100歳になったときにそれで満足してしまいます。100歳まで生きなくてもいいけれど、100歳になっても好きなことができていること。
三浦雄一郎
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父から学んだことは、年齢に関係なく、好きなことに熱中する姿ですね。白寿でモンブランを滑ったあと、ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びてベッドにドンと腰かけて「いやあ、わしゃ今生の別れのつもりだった」と言うんです。要するに死んでもいい覚悟でやったと。その言葉を鮮明に覚えています。
三浦雄一郎
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私の父親は、あと数カ月で100歳になりますが、今年白寿でモンブランでのスキー滑走をやってのけた。98歳から99歳の二年間で本も三冊書いています。その姿を間近に見ていたら、自分もまだまだと思わずにはいられません。エベレスト登頂を前にして、私の体力が、30代後半の水準まで戻ったのは、父親に負けてはいられないという思いが、それだけ強かったからかもしれません。
三浦雄一郎
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下りは登りより、はるかに危なかった。一歩間違えたら死んじゃうので。生涯でこれほど疲れたことはない。
三浦雄一郎
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体の老いと心の老いでは、心が先じゃないですか。僕らもやっぱり同窓会に行くと、「俺はもうダメだ」とか、「あっちが痛いこっちが痛い」「老人ホームはどうする」とネガティブな話題が湧いて出てきて、当然、自分もそういう話の輪に入っていくものだと思っちゃうんですよね。
三浦雄一郎
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子どもでも大人でも、目標を持てば生命力が変わってくる。
三浦雄一郎
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目標どおり70歳で初の登頂成功。しかし天候に恵まれず、頂上からはほとんど何も見えなかった。「次はこの頂から晴れ渡った景色が見てやろう」と、5年後にもう一度挑戦することを決めたのです。
三浦雄一郎
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どうせ死ぬならエベレストに行ってから死のうかと、病気のお陰で目標が出来ちゃった。
三浦雄一郎
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20歳の人が8000m級の山に行くと90歳の身体能力に落ちてしまうんですが、僕は80歳だからプラスして150歳くらいに加齢されるんじゃないでしょうか。人間の生存不可能な次元に入っていかざるを得ないのですが、それをどう超えるかという好奇心に突き動かされています。
三浦雄一郎
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人間も国も企業も、夢を持ってチャレンジし続けることが大切。
三浦雄一郎