知らないものに名前を付けて、価値のあるものにしてしまおうとするのは、企業側がそれで儲かるから。わからない人が騙されてお金を取られるというのは、象牙の印鑑から羽毛布団まで、昔からあることです。最近はIT関連の言葉の方が、モノを売りつけるのに好都合なのかもしれません。
西村博之(ひろゆき) 2ちゃんねる開設者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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負ける戦いはしない。負けるだろうという戦いはもちろん、負けるかもしれないとか、苦戦するだろうという戦いは最初からしないことです。ですから、実際の事業が始まって営業を開始するときには、全体構想の9割は終わっていないといけないんです。
孫正義 ソフトバンクグループ創業者
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日本は最先端のモノづくりを極めていくという部分と、部品点数が多いモノづくりですり合わせをしていくというのは、とりあえず続けるべきだと思います。しかし、極めることだけにエネルギーを使うと、いつまで経っても職人気質で結局、儲けるという発想が弱いままですから、標準化できるところは標準化して、モノづくりと商売づくりを両立させるようなビジネスモデルを見つけるしかないです。
冨山和彦 経営コンサルタント、経営者。株式会社経営共創基盤 代表取締役
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大事なのは技術ではなく、それを使って何かを生み出すことが出来るかだ。
スティーブ・ジョブズ アップル創業者
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これまでも私は、いろいろなことで失敗しています。そもそも商売というのは、失敗するのがふつうだと思うんです。新しいことをして成功する確率はほとんどない。10回やっても1回もないぐらいじゃないかな。だから、新しいことをやってダメだと思ったら、即座に撤退する。これが、つぶれない秘訣ですね。
柳井正 ユニクロ創業者
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京セラの稲盛和夫さんに取材したとき、面白い話を聞きました。彼は日本の企業にセラミックを売ろうとしたのですが、最初は相手にしてもらえなかった。それで本場のアメリカに売りに行った。アメリカはテストだけはしてくれるから、チャンスがあったんですね。結果、テキサス・インスツルメンツという大きな半導体会社が買ってくれて、京セラは世界的企業になった。
田原総一朗 ジャーナリスト
西村博之(ひろゆき)の他の名言
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天才と変人って、僕の中では同ジャンルなんですよ。よくよく両者を見てみると、天才も変人も満足することができない欠陥があるんです。「ここら辺でもういいや」と考えて、楽な方に進めるのに進まない。でも、それは「進まない」じゃなくて、「進めない」んだと思うんですよ。天才と変人の違いって、世間に認められるパフォーマンスを出した場合には天才、認められない人は変人。つまり、世間から見た評価の違いだけなんですよね。
西村博之(ひろゆき)
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いま現在、多くの方が耳にしているインターネットの進化というのは、昔からあった様々な技術を、様々な営業的サービスを駆使して見せ方を変え、売っているだけにすぎないのです。デザインがオシャレだったりするだけで、僕は、それ以外ないと思っています。なぜなら、インターネットの基礎的な技術は、すでに開発が終わってしまっているからです。
西村博之(ひろゆき)
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論理的に考えることというのは、やろうと思えばだれでもできること。要は、そのベースとなる情報をどう手に入れるかが重要になるのです。
西村博之(ひろゆき)
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ネット系の企業ってあんまり面白くないところが多いんですよ。ゲームとか小説とかって、割と面白いものを作りたいクリエイター達が面白いモノをつくっていくんですけど、ネットってなんかお金を儲けたいネット企業がいて、その人達が上場するための材料を作るじゃないですか。だから、出てくるものが面白くないんですよ。それは僕の主観が面白くないだけで、彼ら的にはすごい面白いのかもしれないけど。で、そうじゃなくて「面白いモノ」っていうのは、ユーザーで、作りたい人たちが作っているものの方が面白いものが結構あったりするので、そっち側に行った方がいいんじゃないの?というのがあって。
西村博之(ひろゆき)
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インターネットのBtoCで成功している企業は、黙っていてもお金がチャリンチャリンと入ってきます。一方、BtoBで成功するためには、営業力を高め、お客さんに頭を下げて回らないとお金が入ってこない。BtoCで成功し、お金が入ってきてしまっている企業は「どうせ、頭を下げても入ってくるのは1000円でしょ」という考え方になり、頭を下げなくなってしまうのではないでしょうか。そういった心理的なものが、大きく影響しているのではないかと思うのです。
西村博之(ひろゆき)
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需要と供給のバランスさえ押さえておけば、この先どういった方向に行くかは結構読めると思うんですよ。
西村博之(ひろゆき)
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僕が人に任せることができるようになったのは、20代中盤くらい。営業の仕事で、僕以外の人が営業したら、想像していた見積もりの10倍の金額になったんですよ。そのときに、他人に任せることのメリットを感じました。でも、その契約はボッタくりだったので、すぐ切られましたけど。
西村博之(ひろゆき)
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インターネット上のサービスは、技術を多少勉強して作り上げるか、サービスそのものを買い取ることで、運営が可能になります。その運営するサービスをどのようなものにするか、というセンスが成功の秘訣だと考えられます。
西村博之(ひろゆき)
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僕自身、ミクシィはすごくいいサービスだと思っていますが、上場したことがもったいなかったという印象は拭えません。ミクシィの株価は売り出し時には60万円程度であったものが、市場では200万円以上で売買されていたこともあります。こうなると株主は200万円の価値をミクシィが生み出さなければいけないと思い込んでしまいます。その結果、ミクシィは利益を追求せざるを得ない構造になってしまい、良いサービスというものが生み出せなくなってしまうのではないでしょうか。そういった意味で、悪い方向に向かっているような気がしてなりません。
西村博之(ひろゆき)