仕事で収入を増やしたいなら、仕事に付加価値をつけること。たとえば、機械ができることは機械にやらせ、自分自身は考えたり、新たなモノを生み出すことに集中するのです。実際、私は専売公社にいたとき、伝票の集計を電算化させ、空いた時間を使いマーケティングの予測システムを開発しましたが、ありがたいことに、評価は上々でした。手前味噌かもしれませんが、こういった人材は会社にとって貴重な存在で、やはり昇進や昇給スピードは他と異なります。銀行などでは付加価値の高い仕事ができる人とそうでない人では、退職時の年収が20倍以上も差が開くようです。
森永卓郎 経済アナリスト
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それ、儲かりまっか?
松下幸之助 パナソニック創業者
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富貴天にありという言葉は、寝ていても勝手に豊かになると考えている人もいる。これは大きな間違いである。その意味は、日々励んで、その言動が天理にかなっているときには、富は向こうから近づいてくるということだ。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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私たちは、大好きな仕事をしているとき、報酬以上の仕事をすることに少しの苦痛も感じない。自分が好きでやった仕事は決して無駄にはならないことを私は強調しておきたい。質や量の点において、報酬以上の仕事をした人には、遅かれ早かれ、仕事をしたい上の報いがあるということも。
ナポレオン・ヒル 自己啓発本作家
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まず、儲けようとは思わない。いい計画を立て、いい建物を建てる。そうすれば必ず社会に受け入れられ、結果として儲かるというのが基本。
森泰吉郎 森ビル創業者、経済学者
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「仕事っていうのはこういうものだ」と言われる定義以上に、自分の情熱やワクワクが伝わっていけば、結果的に人だってお金だって自然に付いてくる。
宮本亜門 演出家
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人前に出たときにプレッシャーを感じるのは、失敗したら自分の評価が下がるのではないかという不安があるからです。私は最初に大きな失敗をしたので、失うものは何もない。おかげで、それ以降は本番でも緊張しなくなりました。
森永卓郎
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一定程度の貯金をしておくことも大事。貯金があれば、お金のために神経をすり減らしてまで働かなくてすみますし、急な出費があったときにも対処できます。つまり、お金に自分の生活を振り回されないために、お金を貯めておくことが大切なのです。
森永卓郎
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投資は「難しい」と思われがちですが、その基本は「安いときに買って、高いときに売る」という至ってシンプルなもの。しかし日本の場合、高いときに投資が活発になる傾向があるようです。ですから、タイミングとしては、マネー誌が創刊したら「そろそろやばい」、廃刊したら「チャンス」ととらえたほうがいいのかもしれません。
森永卓郎
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テレビやラジオに出たときは、言いたいことがあればまず言ってみる。そのコメントがスベってもいいじゃないですか。とにかくバットを振っていれば、1割や2割は当たるものです。すると、それを見た誰かが、私を使ってみようかと考えてくれるのです。
森永卓郎
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私は、「ハイパー節約」を提言しています。あるテレビ番組で、「夫の年収600万円で、1年間に500万円貯金した主婦」という人が登場しましたが、その人は自分のバイト代だけで生活し、旦那さんの給料やボーナスはほぼすべて貯金に回したそうです。それくらいの覚悟があれば、誰にでも元手は作れるのです。
森永卓郎
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人脈も立派なコネ。人脈は普通のサラリーマンでも十分につくれます。「自分はあなたにとって、こんなにメリットのある存在です」と、能力や実績を売り込んで、引き立ててくれる社内外の人脈をつくりましょう。使えるコネはどんどん使うべきです。
森永卓郎
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日本の会社が海外あるいはハゲタカのものになって、しかもそこで稼ぐお金を全部ハゲタカが持っていって労働者に分配しない。この構造の中で、一気に大転落が起きて、その結果、なにが起こったかっていうと、とてつもない格差の拡大っていうのがこの平成の間に起こったんだと私は見ています。
森永卓郎
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この世の中でどうやって生きて行けばいいのか、その仕組みをまず知った上で、自分の人生戦略を考えるべきです。どういう世の中かわからないけれど、公務員は安定していそうだから選ぶということではなく、もっとしっかりと現実を見て、変わって行く世の中でどう生きて行くかを自分で考えるべきです。
森永卓郎
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これまでのような「この道一筋」という考え方はリスクが大きすぎる。
森永卓郎
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仕事で収入を増やす方策の一つは社内で困っている人や部署を助けること。たとえば「人が足りず納期に間に合わない」という部署があるとします。そんな場合、異なるチームとはいえ、陰に日向にサポートすること。助けてもらった部署は恩に着ますし、その評判は直属の上司や人事部に伝わるかもしれません。それが、自身の評価アップ=昇進や昇給につながる可能性があります。
森永卓郎