お客さんは、音楽会に来て幅があったり、高さや深みがあったりすることで、その曲の一番いいところを聴いたなあ、と満足してくれるわけですよね。
小澤征爾 指揮者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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オレの場合、肉体改造と音楽は直結している。その時その時の人生をなすりつけたのが、オレの音楽だ。
長渕剛 シンガーソングライター、俳優
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たぶん絵というのは、紙に殴りつけた祈りだよ。
伊坂幸太郎 小説家
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小説は人生の謎を解くものではない。読み手の個々の人生と向き合うものだ。
伊集院静 小説家、作詞家
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真の芸術家は、妻を餓えさせ、子供を裸足にし、七十歳になる母親に生活の助けを求められても、自分の芸術以外のことは何もしないのだ。
バーナード・ショー 劇作家
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今どきレコード評なんか読んでる奴はいやしないさ。評論家が書いてることなんて、もう誰も相手にしないぜ。
忌野清志郎 ミュージシャン、ボーカリスト
小澤征爾の他の名言
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1959年にフランスのブザンソン国際指揮者コンクールで一番になってカラヤン先生に弟子入りしたけれど、私、言葉がわからないでしょ。大変でした。
小澤征爾
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初演というのは、ものすごく責任があります。というのも、作曲家が、自分が書いた曲を初めて聴くわけですから。
小澤征爾
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振り返ってみて、僕は本当に幸運だった。多くの師に恵まれて経験を重ねられた。
小澤征爾
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建築はもちろんですけれど、音楽も生活と結びついています。だから、暮らさないと、本当の音はわからない。
小澤征爾
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教えたくなるというのは、もう本能ですよね。なんかそうみたい。これちょっと麻薬的なところがあって、教え始めるともうやめられなくなるんですよね。
小澤征爾
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音楽というのは、作曲家のものです。でも、五線譜に書いただけでは音にならないから、演奏者や指揮者がいるわけです。だから、指揮者は、作曲家がどんな気持ちで書いたのかを理解するために、じっと、深く、楽譜を読み続けます。
小澤征爾
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私は中学生当時、指揮ということすら知らなかった。実は、オーケストラを聴いたこともなかったんです。ピアニストを目指しながら、成城学園中学校でラグビーもやっていて、成蹊学園との試合中に指をけがしましてね。ピアノが弾けなくなった。その時に、豊増先生に指揮を勧められたわけです。
小澤征爾
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カラヤン先生は僕のことを死ぬまで弟子って言ってたんだけど、最初は彼が僕のコンサートのプログラムを作るの。ソリストも彼が選んで、指揮したことのない曲を指定してきて。今考えると、カラヤン先生は僕のことを試してたんだろうね。僕としては勉強になったし良かった。
小澤征爾
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音楽は、非常に「個」の強いものです。一人一人の経験の中から、じわじわっと出てくる。
小澤征爾