鈴木おさむ

放送作家

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鈴木おさむの名言

鈴木おさむの過去の名言をまとめた名言集です。

  • テレビはすごく正直な媒体で、実はごまかしがきかない、人となりの真剣さがそのまま映り、視聴者はそれを無意識に受け取っているんです。でもテレビに限らず、仕事ってすべてそういうものだと思う。

  • 才能がある人というのは結局、努力できる人。思いついたアイデアを具現化しようと努力するかどうかが勝負の分かれ目。

  • 運のいい人と悪い人って、いると思うんです。でも、運を「雨」だと思ってみてください。外に出てないと、そもそも雨に当たれないですから。

  • みんな明るい未来を想像しがちなんだけど、人生って思った以上につらいことの連続。結婚ってそんなときに一緒に歩いていく人をどう選ぶか、何のために結婚するのか、という話だと思うんです。

  • 何かを思いついても、行動に移さないとアイデアとは言えません。アイデアが浮かばない人は多分、浮かんでいるのに行動しないだけだと思う。

  • 自分に付加価値を付けるには「人のしていないことをする」ことです。僕が放送作家を始めた当時、SMクラブがはやっていたんです。でも、その割には実際に行ったことのある人がいない。ならば行ってやろう、と。翌日、みんなの前で「僕、昨日SMに行ってきたんです」と話したら「お前すげえな!」と、それまで僕に興味なかった大人たちが初めて僕の話を聞いてくれた。

  • 僕は放送作家という仕事を始めてからは、苦労を苦労と思って来なかった。

  • それで子どもが生まれた後、放送作家業を休みました。放送作家って毎日会議出ることが仕事のようなもの。休んだことによってなくなった仕事も少なくありません。でもやはり、43歳でそういう決断をしたことであらためてテレビと向き合うこともできたし、育休を経験したことで「僕の話を聞きたい」と講演に呼んでいただくようになったりもした。勇気をもって何かを捨てた時に、そこからまた芽が出て、枝が伸びていく。そういうことは意識しています。「なんとなく捨てる」ではダメなんです。意思を持って捨てないと。

  • 僕は、愛している順は、「妻が一番、息子が二番」でありたいと思っています。僕と妻がいて子どもが生まれたわけじゃないですか。僕は夜、家に着いたら、まず寝ている妻の手を取って頭をなでます。息子はその次です。それが夫婦にとって大切だと思っています。もちろん子どもは大切だし、かけがえのないものだけど、自分の息子にも「妻が一番、子どもが二番」になってほしいから、そういう姿を見せていきたいです。

  • 世の中を見回してみても、自分の思いを行動に移す人って、1万人いたら、せいぜい100人ぐらいしかいないんじゃないでしょうか。たった一歩を踏み出せばいいことなのに、意外とできる人は少ない。本当にもったいない話です。もちろん、事を起こす前には、じっくり考えたり、リサーチすることも必要なんでしょうけれど、大事なのは企てを実行に移すことがどれだけできるかじゃないでしょうか。

  • たとえば、5つの課題があるとします。僕はそれに対し、それぞれ10個ずつ、計50個のネタを提案しました。これは努力を見せたいというためではなく、相手の求める方向性を探るためです。多くのアイデアを出せば、「この辺はいい」と、リアクションをもらえます。これを繰り返せば、打率はどんどん上がります。

  • 与えられた仕事できちんと結果を出すことはもちろんですが、その前にまず仕事を頼んでもらわなきゃいけません。それには、自分という人間をアピールして、「こいつ、なんか面白そうだな」と興味を持ってもらうことが大事です。

  • 仕事とは階段を上り続けるものだと思っていたんですけど、子供ができて降りることも大事なんだなと気が付きました。そのいい例が父勉休業時代。1年間休みをとることで仕事や人脈など色々なものを手離しましたが、だからこそ見えてきたものもあって。戻ってきたときに何が残ったのかが明確になりました。それまで人生の比重は仕事がすべてといっても過言ではなかったですが、子どもを授かって仕事は人生の中で一部でしかないと思うようになりましたね。

  • 僕は仕事柄いろんな人に会いますが、その分野や仕事で成功を収めている人には、明確な共通点があります。それは「根性」。そして努力を努力と思わないこと。僕も新人のころ1週間に50本、物語をノーギャラで書き続けたことを努力と思っていなかった。 「優秀だな」と思う若い人には「言い訳が少ない」「とにかく行動する」「まわりにイタいやつと思われることを恐れない」というのも共通しています。これをやりたいと思ったら、踏みとどまっていても何も始まらない。踏み出して、先に進んでみることです。

  • 僕は自分の一番の才能は「好奇心」だと思っています。知りたい、行きたい、見たい、が原動力。あと自分で言うのもなんですけど、情報処理能力は高いと思う。台本を書いたり、エッセイ書いたりするのもめちゃくちゃ早いですよ。

  • 僕は放送作家の仕事をしているので、子どもの誕生や育児といった状況を楽しもう、勉強しよう、吸収しようという気持ちは強いです。子どもといると、子ども目線で世の中を見られます。

  • 自分の力を今日ここで使い切るぞという勢いでやってますからね。でも不思議なことに、ゆとりを残して力を出し惜しむより、使い切ったほうがまた元気に走れる。

  • 素敵なプレゼントをしたり、相手を喜ばせるには、普段の生活からいかに相手のことを思っているかですよね。相手から出ているサインを見逃さないことですよ。

  • 読みたい本や観たい映画はたくさんありますが、まず見るようにしているのは、人が勧めたものや褒めていたものです。その中に自分が好きではない系統が含まれていたら、そういう作品ほど見た方がいいと思っています。だって自分が好きなものを見るなんて当たり前のことです。知らない世界に触れて、自分の感覚とフィールドを広げてみるチャンスだととらえた方がいいでしょう。

  • 僕は放送作家という仕事に対して、検索エンジンに近いイメージを持っています。まず企画に関係するキーワードを書き出し、そこから連想する言葉をどんどん思い浮かべる。その中から展開できそうなものを選んで、発想を広げていくのです。でも、頭の中にデータがいっぱい入っていない限り、検索はできません。

  • 出会う人の数って、そんなに変わらないと思うんです。でも、人脈が広がっていく人と、そうでない人がいる。それは、「自分という人間に興味を持たせることができているかどうか」の差じゃないでしょうか。

  • 人がしていないこと、やってみたいことを持っていれば、付加価値と言える。

  • 妻はいろんな意味で愛することを教えてくれた人。30代までそんな気持ち知らなかったですから。人を愛したり、人に傷ついたり、そういうことを教えてくれた人です。

  • 僕が子育てで大事にしているのは、子供をとにかくいろんな大人に会わせることなんです。職業柄、まわりにおもしろい大人がいっぱいいるんだから、もったいない。それは妻にも話しましたし、妻もけっこういろんなところに息子を連れて行っていると思いますね。

  • 自分で行動しないと新しい出会いは作れない。出会いばかりを求めていくのがいいかどうかもありますが、少なくとも、何かを作るために新しい環境が必要だと思ったら、自分で動かなければいけないというのは間違いない。

  • YouTuberの人たちはやはりすごく努力をしています、みんな。売れているやつは寝てないし、やる気のある人は時間を惜しんでコンテンツ動画を編集しているし。「ああ、変わってないな」と思いました。若くても頭角を現す人はどの分野でも似ていると思います。

  • 夫婦間の話し合いは、仕事の会議だと思ってやったらいいと思います。仕事で会議するのと一緒で、夫婦で会議を開くんです、毎日。

  • 世の中がまじめになったのだと、僕は思っています。時代が慎重になったとも言える。視聴者はいい加減な人を見たくないと感じ、一緒に番組を作るスタッフもそういう人と仕事をしたくないと嫌うようになった。だから芸人さんも、僕たち制作の人間も必死で体を張り、知恵を絞る。

  • 結局は人からしかチャンスは舞い込んでこない。

  • 仕事に、毎日の生活に、ワクワクする。それこそが「クリエイティブ雑談」の奥義。

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鈴木おさむの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。

鈴木おさむについて

鈴木おさむは日本の放送作家。「¥マネーの虎」、「SMAP×SMAP」、「めちゃ²イケてるッ」、「金曜日のスマイルたちへ」など数々の番組で構成作家を担当した売れっ子放送作家。さらにドラマや映画の脚本や小説やエッセイなどの執筆にも進出。「新宿スワン」、「ラブ★コン」、「ハンサム★スーツ」などの映画の脚本を担当。「ラブ×ドック」、「八王子ゾンビーズ」といった映画では脚本だけでなく監督も担当。テレビドラマでは「人にやさしく」、「ブスの瞳に恋してる」などの脚本を担当した。

1972年(昭和47年)4月25日現在の千葉県南房総市に生まれる。安房高校卒業後、明治学院大学経済学部に進むも中退し、放送作家を目指す。放送作家の足がかりとして芸人のオーディションに参加し、太田プロのオーディションで放送作家の前田昌平と知り合い、教えを受けるようになる。当初は芸人のライブの脚本執筆などを行い、その後鈴木おさむはテレビ番組の放送作家に進出。特にフジテレビとの関係が深く、90年代前半にSMAPが出演する「夢がMORI MORI」や「新しい波」や「新しい波」から選抜された芸人が出演する「とぶくすり」の 作家を担当。前者は「SMAP×SMAP」、後者は「めちゃ×2イケてるッ」という人気番組へと育ち、それにより鈴木おさむの業界内での評価と知名度は高まった。さらに斬新なアイデアが受けて各国で類似番組も製作された「¥マネーの虎」の構成作家も担当した。

鈴木おさむの活躍はバラエティー番組にとどまらず、ドラマや映画の脚本の執筆にも進出。小説作品に「ハンサム★スーツ」、脚本を担当した映画作品に「新宿スワン」、「ラブ★コン」や自らの小説を映画化した「ハンサム★スーツ」脚本・監督を手掛けた映画に「ラブ×ドック」、「八王子ゾンビーズ」。テレビドラマに「人にやさしく」、「ブスの瞳に恋してる」などがある。2002年、芸人の大島美幸と結婚。2015年夏からの一年間、誕生した子供の子育てのため育児休暇を取得して話題となった。