とんでもない才能持っててね、情熱があって、それで人をちゃんと説得したり、話が通じたり、コミュニケーションできる能力をもっている。これがとても大事なことなんです。コミュニケーションの能力がなくて、才能のある人間はけっこういるんですよね。
宮崎駿 アニメーション作家、映画監督
この名言を見ている方にお薦めの名言
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国際的に仕事をするには、互いに徹底的に遠慮なく本音で対話することが大切です。相手に認められなければ、現地でいいチームも作れないし、仕事も進まない。
安藤忠雄 建築家
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やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
山本五十六 日本海軍の軍人
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言葉は禍福ともに引き起こす入口のようなものだ。ほんのちょっとした言葉であっても、軽率に口にしてはならない。
渋沢栄一 実業家、官僚
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「あれ?」と思ったことを率直に相手にぶつけると、それだけ相手の仕事に注視していることが伝わって、思わぬ話の広がりにつながることはままあります。
阿川佐和子 タレント、作家
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議論などは、よほど重大なときでないかぎりしてはならぬ。もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。
司馬遼太郎 小説家
宮崎駿の他の名言
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黄金パターンは黄金パターンであっても、それを活き活きとできるかどうかなんですよ。男と女がいて恋をするなんていうのは、もう大昔からいくらでもやられてることでね、みんなすっかり見飽きたパターンですよ。それでも、やっぱり説得力を持ってて感動できる恋物語と、そんなもん勝手にすればっていう恋物語ができてしまう。それは作る側が、その恋という問題に対して、毎度おなじみだけど、どれほど真摯になれるかどうかでしょう。だから、僕はパターン化することについては全然恐れていません。
宮崎駿
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幼いときに仕込み過ぎるとダメになるんです。少年野球のエースが、たいてい肩やヒジを壊しちゃうみたいに、好奇心そのものを奪ってしまう。
宮崎駿
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仕事に直接関係あることばかりやっていたら、仕事にならないですよ。
宮崎駿
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才能とは、情熱を持続させる能力のこと。
宮崎駿
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自分が善良な人間だから、善良な映画をつくるんじゃないですよ。自分がくだらない人間だと思ってるから、善良な映画をつくりたいと思うんです。善良なことが自分の中じゃなくても、どっかにそういうものがあるんじゃないかと思う気持ちがなかったら、とても作品をつくれないわけです。
宮崎駿
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とにかく、世界全体―とは言いませんが、ちょっと不景気になったくらいで日本人がこんなに自信を失うのか―というくらいに情けない時期にですよ、ぼくらがこの映画を作るのなら、やっぱり自分たちがぶつかっている問題の本質に立ち向かっていく作品を挑まなかったら、今までの十年がどっかでいい加減になるな、と思ったんです。
宮崎駿
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自分の才能を見極めるっていうのは一番恐ろしいことですから、辛い時もある。買いかぶるというか、やたらに根拠のない自信を持つ瞬間もある。その間を揺れ動きながらやるしかない。
宮崎駿
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結局あの、本当に思うけど趣味持ってる奴は駄目ですね。全部アニメーションに吸い取られてしまった人間でないと。
宮崎駿
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ぼくはいつも目からうろこが落ちたいと思ってるんです。全然落ちないですけど……。「こんなもの見たいんじゃない」って思ってしまう。だから意地張って頑張ってるんです。でも、作るたびに「もう引退だ!」とわめいているんですけどね。
宮崎駿
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ある程度の年齢に達しながら、仕事がいくらでも出来ると思いこんでいるのは、あきらかに老害がはじまっている。
宮崎駿