美しいもの、けなげなもの、可愛いもの、または真に強い勇ましいものに感動して、思わず感情がこみあげて、涙があふれるというのは若さの証しです。ものに感動しないのが年をとったということでしょう。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人間には「できることをやってしまう」という、悪い癖があることです。「できることをやらない」という成熟に達することが、本当に難しい。子育てだってそう。つい手伝いたくなるけれど、親は、やらずに見守ることが大切なのです。
養老孟司 解剖学者、著作家
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頑張り過ぎちゃうとほんとに疲れちゃうしね。続かないから。僕はそういう意味じゃ、若い時に頑張り過ぎたというか、行き過ぎちゃったところはあったと思いますよ。休んだ期間はありましたけど、その期間はその期間ですごく楽しかった。あのまま芸能界にすがって、いやいや僕はまだできるからってチョロチョロしていたら今はない。自分は休んでちょうどいい位な奴なんでしょうね。
ヒロミ タレント・実業家
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金以外何も生み出さないビジネスは貧しいビジネスだ
ヘンリー・フォード フォード・モーター創業者
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日本人は便利であることが豊かさであると捉えています。しかし「豊か」を辞書で引くと「リッチであること」のあとに「且つ幸せであること」と続く。ならば、便利なことが私達に幸せをもたらしたかというと、それは違うでしょう。
倉本聰 脚本家
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個性なくして、その人はないに等しい。
中村修二 青色発光ダイオードの発明者、カリフォルニア大学教授
瀬戸内寂聴の他の名言
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老人も中年も若者も、自分たちが一番正しいという誤った自信を捨て、無垢な感性を取り戻し、自分をもっと柔軟にしていけば、滑らかな人間関係が生まれてくるはずです。
瀬戸内寂聴
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世の中は大きな編み物である。編み物の目が次から次へとつながっているから、あたたかいマフラーになったりする。あなたは、その編み物の一目である。虫に食われたりしたら、上下左右たくさんの編み目に迷惑をかけてしまう。あなたは小さくても大切な一目なのだから。
瀬戸内寂聴
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年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。周りを気にして人生を狭く生きることはありません。
瀬戸内寂聴
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一番純粋な恋愛っていうのは、肉体関係がないものだと思うわね。肉体関係があると、どうしてもそっちのほうに意識が行くじゃないですか。途中でもう、この人下手、イヤ! なんて思ったりするじゃない。でも、そういうのがないと、心だけになるでしょ? そのほうが楽しいような気がする。プラトニックだと、年齢も関係ないもの。
瀬戸内寂聴
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この世は変化するものだと思っていれば、どんな事態に直面しても度胸が据わります。孤独の問題も同じです。お釈迦様は人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいくとおっしゃいました。最初から人間は孤独だと思っていれば、たとえひとちぼっちになったとしても、うろたえることはありません。
瀬戸内寂聴
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私は物心ついた時から職人の娘でした。盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って育ちました。これは無言のしつけだったのでしょう。
瀬戸内寂聴
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生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。
瀬戸内寂聴
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死というものは、必ず、いつか、みんなにやって来るもの。でも、今をどのように生きて行くか、何をしたいか、生きることに本当に真剣になれば、死ぬことなんて怖くなくなるもんです。
瀬戸内寂聴
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自由に生きるとは、心のこだわりをなくすことです。自分の心を見つめて、ひとつでもふたつでも、そこに凝り固まっているこだわりをほぐしていくことが大切です。
瀬戸内寂聴
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大きな椿の花を咲かせるには、どうすると思いますか?まだ、つぼみが小さいうちに、ひとつだけを残してみな摘んでしまうのです。そうすれば、大輪の花を咲かせることができるのです。
瀬戸内寂聴