瀬戸内寂聴

小説家、僧侶

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瀬戸内寂聴の名言

瀬戸内寂聴の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 一日一日を大切に過ごしてください。そして、「今日はいい事がある。いい事がやってくる」「今日はやりたい事が最後までできるんだ」この事を思って生活してみてください。

  • 小説を書くことは私にとって快楽なのです。この快楽を手放したくないという欲望が、私にはあります。煩悩は捨てなくてはなりませんが、私はいい小説を書きたいという煩悩だけは、いまも捨て去ることができません。死ぬまで煩悩を抱えて生きるのが、人間というものです。煩悩を完全になくせばブッダですが、世の中はブッダばかりになってしまったら、ちょっと困るでしょう。だから私は、そんなに立派なお坊さんではないのです。

  • 大きな椿の花を咲かせるには、どうすると思いますか?まだ、つぼみが小さいうちに、ひとつだけを残してみな摘んでしまうのです。そうすれば、大輪の花を咲かせることができるのです。

  • 出家すると守らなきゃならない戒律がいっぱいあるんですが、どれもできない。嘘をつくなと言っても、小説家は嘘を書くことだし、嘘をついてご飯を食べるとおいしいじゃないですか。人の悪口を言うなって言っても、人の悪口を言いながら1杯飲んだらとてもおいしい。で、どうせなら、皆が絶対できないだろうと思っているセックスを断つこと。これを実行してみようと決めたんですよ。私はできないという戒律を1つ守っていますから、それで許されていると思います。で、今も坊さんで居られるんじゃないですか。

  • わたくしが親しみと友情を感じるのは、迷わない女、道を誤らない女ではなく、心に罪を感じ、過ちに傷つき、愚かな涙を流しつくしたような女です。

  • 私は「元気という病気です」とよく言います。ある講演会の司会者が、「瀬戸内さんの元気という病気が、ますます重症になるようにお祈りします」と挨拶して、会場が爆笑の渦となりました。

  • 大好きな人が死んだのに悲しくないと悩む人がいますが、当初は悲しみが大きすぎて死んだと思えないことがあるのです。その人は、あなたの中に生きているのですから、安心して下さい。

  • みんなのために良かれと思ってやっていることを、冷たい目で見る人たちがいます。そういう人は、「縁なき衆生」と思って放っておきましょう。あなたはあなたで正しいことを、自信を持ってすればいいのです。

  • 独りでいる覚悟を決めている人は、誰かに期待しない分、寂しくないわよ。

  • チャンスは人の一生に何度も来ない。

  • 戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます。

  • 私は物心ついた時から職人の娘でした。盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って育ちました。これは無言のしつけだったのでしょう。

  • 子どもと目線を同じにして対等に話をしてください。大人は皆、上から物を言い過ぎます。そして、世の中は生きる価値があると感じてもらえるように、大人が努力しましょう。

  • 人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。これは同時に劫罰でもあるのですが。たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。忘れなければ生きていけない。

  • 人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。

  • 年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。周りを気にして人生を狭く生きることはありません。

  • 私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」です。起こった結果が「果」です。因果応報というように、必ず結果は来るのです。

  • 相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。その思いやりが愛なのです。

  • 人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。

  • 人の話を聞く耳を持つことは大事です。もし身の上相談を受けたら、一生懸命聞いてあげればいいのです。答えはいりません。ただ聞いてあげればいいのです。

  • 理解できないと投げ出す前に、理解しようと相手と同じレベルに立って感じることを心がけましょう。

  • 夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。

  • たくさん経験をしてたくさん苦しんだほうが、死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。逃げていたんじゃあ、貧相な人生しか送れませんわね。

  • 一日に一回は鏡を見る方がいいです。できればにっこりと笑ってみてください。心にわだかまりがない時は、表情がいきいきしているはずですよ。

  • 健康の秘訣は、言いたいことがあったら口に出して言うことです。そうすると心のわだかまりがなくなります。

  • 相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。

  • 自分が幸運な時、運が向いてる時は、必ず悪口を言われる。

  • あらゆる戦争は悪だと思っています。戦争にいい戦争なんてありません。私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。

  • 大抵の人間は自分本位です。特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。思い当たることはありませんか。

  • おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない。

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瀬戸内寂聴の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。

瀬戸内寂聴について

瀬戸内寂聴は徳島県出身の日本の小説家、僧侶。東京女子大学在学中に見合い結婚するが離婚し、作家生活に入る。女流文学賞を受賞し2度映画化された「夏の終り」や、谷垣純一郎賞を受賞した「花に問え」、野間文学賞を受賞した「場所」、源氏物語を題材とした多数の小説などを残す。作家でありながら僧侶を志、出家。出家以降は仏教関連の著作も多く執筆している。平成9年文化功労者。平成18年文化勲章受章

1922年(大正11年)5月15日 、徳島県徳島市に生まれる。本名・瀬戸内晴美。実家は仏壇店を営んでいた。東京女子大学に進学し、在学中に見合い結婚。一女をもうける。しかし、瀬戸内寂聴は夫の知人と不倫し、夫と娘を残して京都へ一人出奔、1950年(昭和25)年に夫と離婚する。離婚後は東京で少女小説や童話を書いて生活。1956年(昭和31年)「痛い靴」で正式に小説家デビュー。翌年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞。1963年(昭和38年)三角関係に苦悩する女性を描いた小説「夏の終り」を発表、女流文学賞を受賞した。1970年(昭和45年)小説「蘭を焼く」、1970年(昭和46年)小説「おだやかな部屋」を発表。瀬戸内寂聴は人気作家としての地位を確立していった。

1973年(昭和48年)、中尊寺にて天台宗で得度し、出家。瀬戸内寂聴は出家後も執筆活動を積極的に行い、1988年(昭和63年)小説「女人源氏物語」、同年仏教の入門書「寂聴 般若心経」がベストセラーに。1992年(平成4年)小説「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。1996年から1998年には全10巻に及ぶ「源氏物語」を発表。1997年(平成9年)9文化功労者に選ばれる。2001年(平成13年)小説「場所」で野間文芸賞を受賞。2006年(平成18年)文化勲章受章。さらに1988年から1992年まで瀬戸内寂聴は敦賀女子短期大学の学長も務めた。