漫画はいい読者がいて初めて成立するものなんです。
浦沢直樹 漫画家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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「いろいろあったけど最後は幸せになりました」だと、僕は辛くなってしまうんです。フィクションだから全部嘘の話なんですが、ちょっと綺麗すぎる。死んだ人は生き返らないし、会えない人はやっぱり会えない。人生はそういうものなのだけど、それでも上を向いて生きていくことはできる、みたいな話にしたいというのはありますね。
伊坂幸太郎 小説家
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昨日を守ること、すなわちイノベーションを行わないことのほうが明日をつくることよりも大きなリスクを伴う。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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いったい何を見て来たんだい?その若さでミイラか?可能性はどこにあるんだ?それは君の目で見て耳で聞いたものの中にしかないはずだ。
忌野清志郎 ミュージシャン、ボーカリスト
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本当に普通の人であったのでは、漫画なんてものは描けません。プラスアルファ――なにか自分だけの世界を、ひとつは持っているべきである。それは、必ずしもまんがに直結したものでなくてもいいのです。釣りが上手であるとか、模型作りに熱中するとか、SF小説を読みあさるとか。そういったことが、その人の奥行きになって、至極ありふれたものにプラスして、何か個性みたいなものが生まれてくるんじゃないか、と思うのです。
藤子・F・不二雄 漫画家
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収増益を続けるためには、自分たちがやりたいと思えるような、さらに新しいことを生み出す必要がある。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
浦沢直樹の他の名言
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結局、何を描いてもいい、僕らの自由だから。その中での正解探しは、本当に大変ですよね。
浦沢直樹
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僕らが何でこんなにずっと描いているのかって、上手くなりたいだけなんですよ。
浦沢直樹
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描いているときはものすごくテンション上がっているんですよ。クールじゃ作品なんて描けないですよ。
浦沢直樹
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僕、そうとう嫌らしい漫画の読者だったと思うんですよ、子供の時から。あの時の「自分」という、うるさい読者―僕にとって、それが基準なんです。「ああいう子が世の中にいるんだもん」と思う。「ダッセえ」「あいつももう終わりだな」「手塚治虫も最近な~」なんて言ってたわけですから。あの子ですよ。本当にね、ああいう子にバカにされたくない。
浦沢直樹
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漫画って恐ろしいですよね。やればやるほど執念が濃くなる。なぜそこまで人を引きずり込むのか、漫画というものはっていうね。
浦沢直樹
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物語を面白くするためにはどんな努力でもします。面白いと納得するまで妥協はしません。もともと仕事ではなく、遊びで始めた漫画です。遊びに妥協なんてありませんよ。
浦沢直樹
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ヒーヒー言いながら描いている線っていうのが、実は個性になっていて、あまりに上手い線が達者に入っていると、そこには誰かわからな無記名な感じになってしまう。
浦沢直樹
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もうね、清書って思った段階で、もうダメなんですよ。「いつものお絵描き」っていうふうにしていかないと、「ここ一発、いい顔描くぞ」なんて思った瞬間、清書になっちゃうでしょ。だいたいダメですよね、そうすると。
浦沢直樹
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昔ながらの「メジャー漫画はこうあるべき」というところをどんどん刷新していかないと、停滞になっちゃう。
浦沢直樹