勝間和代
公認会計士、経済評論家
勝間和代の名言
勝間和代の過去の名言をまとめた名言集です。
-
「今の仕事向いてない」なんて悩む人も多いと思うんですけど、自分が仕事に合わせるんじゃなくて、自分に合った仕事を探しにいく動きをしたほうがいいんです。「弱み」って反対側に必ず「強み」があるから、そこに目を向けたほうがいい。
-
やることを効率化するのではなく、「やること自体」を減らしなさい。
-
どんなに書類を作成しても会議をしても会社の売上げは1円も上がりません。
-
これまでの成功体験に固執して、それが縮小均衡していくよりは、新しいことをした方がいい。たとえそれがこれまでの成功に比べてずっと小さいものであったとしても、後者の方が私にとっては価値がある。
-
失敗は人生の宝。私たちの財産は金銭だけでなく、これまで自分がどのような経験を積んできたのか、そしてそこから何を学んできたのかです。それが真の財産だと私は考えます。そしてこの財産が大きくなればなるほど、周りの人たちにより大きな貢献ができるようになるはずです。
-
「努力しなくても成果が出るところ」で勝負すべきです。苦手な分野で努力して能力を磨いても、たいして上がらないものなんです。
-
どんなに時間がかかっても、後戻りをしていない限り、いつかは達成できる。
-
ライバルというと、通常、同じ業界内の同業他社をイメージしますが、本当のライバルは、新しく出てきた廉価な代替品や様々な技術革新。それに「過去の成功体験」こそが、最大のライバルなのです。
-
大きく変化する時代で大事なのは「組織は当てにならない」という前提で生きること。変化の少ない安定した時代には、大きいほうが有利なんです。でも、大きいからこそ変化には弱い。これからの時代は、変化に対していかに柔軟に対応できるかということがとても大切です。
-
企業は全く顧客の価値に結びつかない書類の細かい整理とか内部の会議など、顧客の利益につながらない仕事をやり過ぎています。顧客がお金を払わない仕事は一切やめたほうがいいと思っています。
-
すごく時間や労力を費やして、不得意なことが人並レベルになったからって、果たしてそれが「成長」なんでしょうか?自分のなかでは成長だと思ってても、所属してる会社の人や、社会全体から見たら意味ある「成長」とは言えないんじゃないですかね。それなら得意なことに集中したほうがいい。
-
物事がうまくいく秘訣は、「やらないことを決める」ことに、「やりたいことを達成する」ためと同じくらいの労力を費やすことです。あなたの「時間泥棒」を見極め、「やらないこと」を決めてください。
-
頑張っているというのは、あくまで自分が主観的に頑張っている、ということであって、客観的に成果がでているかどうかは、全く別の話。続けられる「仕組み」を作って、成果が出るまで続けること。
-
やりたくて、得意で、儲かることを優先すること。
-
人間の学習方法の特徴として、成功体験から学んだことよりも、失敗体験から学んだ事の方が、より応用範囲が広い、ということがある。
-
最も重要なのは、目標の設定と行動の振り返り、そして修正というサイクルを続ける仕組みを作ることです。一日にほんの5分で構わないので、朝と寝る前に予定を確認し、行動を振り返りましょう。
-
日本は「枠から外れると、損する社会」という風潮があります。枠の内側にいる人たちも、その価値観を押し付け合っているようなところがありますし。ですが、そんな社会で生きていくことは息苦しいじゃないですか。だから私はみなさんに、「枠からはみ出てもいいんだよ。枠からはみ出ると、意外と楽しいよ」ということを、もっと伝えていきたいですね。
-
「現状」と「目指すべきところ」のギャップがわからないと、まず改善は無理です。解決したい問題は常に、「個別的」かつ「具体的」でないといけません。
-
私たちは消去法でしか学べないのですから、いきなり正解にはたどり着けません。だからこそ、回り道のようですが、さまざまなことを試し、たくさん失敗をして、まるで塗り絵を塗りつぶしていくように、最後に正しいやり方が残るような学習をお勧めしたいと思います。
-
なぜ忙しくなるのでしょうか。理由は簡単です。やることを減らさないからです。
-
実行できる人とできない人の違いは、「弱い意志を、いかに手法やスキルで補って、習慣化できるようにしているか」ということにつきます。
-
「欠点」「不得意分野」への対処方法としてはちょっとした努力で向上できる範囲においては改善を心がけるが、あまり時間を使わないようにする、あるいは意図的に放っておく。自分の効率を最大限にするには、得意なことに集中したほうがいいのです。
-
一人ひとりがチャレンジャーにならないといけません。ある意味、今の日本はゼロベースの国よりも不利な状態にあるでしょう。なぜなら成功体験があるからです。その成功体験は足かせにはなっても、決して将来を助けてくれるものではないのです。
-
「いかに1円でも高い金額を、顧客に気持ち良く払ってもらうか」ということが顧客単価上昇のポイント。ところが日本のビジネスにおいて、いかに価格をあげるかということについていままであまり重要視されてきていませんし、そのノウハウも蓄積されているとは言い難い状態だと思います。
-
基本的なニーズを満たされている生活をしていますので、新しいものを顧客に購入させるのは至難の業なのです。いかに顧客にアピールするかそれもあまり無駄なお金を使わないでアピールするかということが最新のビジネスにおいて収益性や事業規模を決める重要な概念になってきています。
-
「頑張れば報われる」という言葉はある意味正しくありません。「適切な目標に向かって適切に努力すれば報われる」が正確な表現。
-
日本のメーカーは毎年製品をリニューアルしていますよね。海外のメーカーから見たらあり得ないことです。わざわざ研究開発費を使って自社の製品を陳腐化して、不良在庫にしています。「オーブンレンジがスマホにつながるようになりました」といっても、たいていはどうでもいい機能です。なぜそれをやるのかというと、研究開発の人員がいて、予算もあるから。
-
長時間労働は役に立たないというのが私の持論です。「資本装備率」と言いますが、企業がどのぐらいの資本を持っているのか、あるいは競争状況や参入規制などを全て含めて働き方というのは決まってくるべきです。毎日10時間、12時間働いたからといって別に成果が上がるわけではありません。それが分かった上で、長時間労働することによって他者の参入を防いでいるわけです。
-
無駄遣いとは「価値のないものを買うこと」です。価値のあるものは高くてもお金を払っていいと思います。価値と値段のつり合いがとれたものを買う、つまりコストパフォーマンスが高いものを選んでほしいなと思います。
-
「学ぶ」と「まねる」というのは同じことなんです。まねるというのは、少しイヤなニュアンスがあると思います。しかし、学びというのは実はすべてはまねることから始まるんです。
勝間和代について
勝間和代は東京都出身の公認会計士、経済評論家、著作家。19歳という当時の最年少記録で公認会計士2次試験に合格。大学卒業後は会計士、経営コンサルタントなどとして働いたのちに独立。ビジネスや仕事関係の著作を多数出版し、テレビなどのメディア出演、講演活動などを行う。また、政府の男女共同参画、少子化などの委員会等のメンバーに選ばれたこともある。民主党政権が行った事業仕分けに仕分け人として参加したこともある。
1968年(昭和43年)12月14日 、東京都葛飾区に生まれる。実家はテープレコーダーのヘッドテープを製造する工場を営んでいた。中等部から慶応に入り、慶應義塾女子高校に入学。高校時代から公認会計士の勉強を始め、慶應義塾大学商学部在学中の19歳時に当時の最年少記録で公認会計士2次試験に合格し、23歳で3次試験に合格。その後早稲田大学大学院ファイナンス研究科専門職学位課程を修了した。太田昭和監査法人会計士補として働いたのち、アーサー・アンダーセンで会計士として勤務したが、ほどなくコンサルティングの部署に移動。その後、勝間和代は経営コンサルタントやアナリストの道に進む。ケミカル銀行、マッキンゼー、JPモルガンで勤務し、2007年ごろに勝間和代は経済評論家として独立。
2007年に発売した著作「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」、「お金は銀行に預けるな」、「効率が10倍アップする新・知的生産術」がいずれもベストセラーとなり、勝間和代は知名度を獲得しテレビなどのディア露出も増加。著作累計発行部数は500万部を超えている。政府の委員会にも参加し、「男女共同参画会議」、「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」などにメンバーとして選ばれた。2009年、ダボス会議の「Young Global Leaders」に選ばれ、同年から中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。2010年、民主党政権下の事業仕分けで勝間和代は仕分け人を務めた。2018年、ブログにて女性のパートナーと交際していることを公表。
勝間和代の名言を見ている方へお薦めする名言
勝間和代の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
-
必要なのは、絶対100パーセント成功するという思い込みではなく、絶対成功する、させてみせると自分で信じることである。要するに「思いは真実になる」ということを、自分で自分自身に信じさせることである。自信過剰なくらい自分で信じることである。
藤田田 日本マクドナルド、日本トイザらス創業者
-
殻を破れないならば、それは素早く行動していないからです。人間は間違いを犯すことで学ぶことができるのです。
マーク・ザッカーバーグ Facebook創業者
-
自分ではできないと思っている殻は実際はたいしたことではないし絶対にぶち破れる。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
-
自分のクオリティを上げたいとだけ考えているうちは、アマチュアだと思います。技術を磨くのはプロとして当たり前の作業。その技術を持って、多くの人を幸せにするのが、プロの仕事だと思います。
武井壮 タレント、元陸上選手、トレーナー
-
問題なんてないという人は、なにかを見ないふりしているか、自分で事業を運営していないのである。どんな仕事にも問題はつきもので、それに驚いてはいけない。予測しておくべきだ。
ドナルド・トランプ 第45代アメリカ合衆国大統領、実業家
-
お金でモチベーションが高まることはありません。お金は私をワクワクさせませんし、お金持ちになったからといってプレーが良くなることもありません。私はただボールをもらってプレーすることが幸せなんです。私のモチベーションの源は、試合でプレーすることで、それが私の愛することです。私はサッカー選手としてお金をもらえなかったとしても、喜んでサッカーをプレーしているでしょう。
リオネル・メッシ サッカー選手
-
将軍をやりたがらない兵士はいい兵士ではありません。しかし兵士も務まらないような人間に将軍ができるわけもないのです。
ジャック・マー アリババグループ創業者
-
何でもいいから、自分のなかで突き抜けられるモノを見つけて、それを磨くことが大切です。それを武器に転職してもいいし、起業してもいい。いまの会社でもその武器を活かせそうなら、そのまま残ってもいい。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
-
様々な改革をしてきましたが、確信は常にありません。全て試行錯誤です。軌道修正すればいいんです。社長にとって一番大事なのは思い込みなんです。思い込みがなかったら何も行動できないです。なぜ思い込みが大事なのかと言いますと、世の中がどんどん変わっているにもかかわらず、どちらに変わっているか誰も教えてくれないからなんです。
松井道夫 元松井証券社長
-
最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くは、出来る人に自らを変えていったんだと思います。ただし、その必然性は人それぞれ違うので自分で発見するしかない。
柳井正 ユニクロ創業者
-
どんな人でも、一度、目の前の大きな川を飛び越えると、次にはもっと大きな川を飛び越えることができるようになる。勇気はもちろん、助走距離など、多くを学んでステップアップしているはずです。
渡邉美樹 ワタミ創業者
-
僕個人の意見を言うとね、およそ物事に100%ということはあり得ない。人間ですから。だから「99%駄目だ」ということは言えても「100%駄目だ」ということは言えないんですよ。人間ですから。そこで僕は100%駄目だと思った時、「あれは、99.99%駄目だ」と言っているんです。
山内溥 任天堂創業者
-
勝ちやすい場所で、やられない準備をする。もしやられても負けを認めて、敗因を分析して次の戦いに挑む。これを繰り返して、自分の実力を積み重ねることが、結果的には、やられた相手にやり返したことになる。
林修 予備校教師、タレント
-
思いを形にするためには、理念がないと前に進まないし、誰もついてきてくれない。そして、何が何でも継続させるという固い意志が大切なんですよ。
川淵三郎 Jリーグ初代チェアマン、B.LEAGUE初代チェアマン
-
優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。
野村克也 プロ野球選手、監督