「頑張れば報われる」という言葉はある意味正しくありません。「適切な目標に向かって適切に努力すれば報われる」が正確な表現。
勝間和代 公認会計士、経済評論家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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スポーツの世界では天才は触らないのが一番ですが、秀才はある程度システムで作れる。秀才システムでは天才が死ぬし、天才システムでは凡人が秀才になれない。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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どれだけ力をこめて弓を引き絞り、矢を射っても、的がなければ面白いことなんて、何もあるはずがない。それは、誰でもそうなのだ。仕事がつまらないと思うなら、そこに的を置こう。そして、その的に向けて、矢を射ることだ。命中すれば嬉しいし、外れれば悔しい。なんとか真ん中に当てたくなる。当てるための工夫なり、努力をするようになる。どんな人であろうと、絶対にそうなる。それが仕事のやり甲斐というものの正体であり、仕事のプロフェッショナルになる道なのだ。
三木谷浩史 楽天創業者
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継続は力なりは常に撤退を頭に入れている時に効力を発揮する。只ひたすらに継続を信じ過ぎると、大体積み重ね以外の発想も出てこないし、周囲にも継続を信望するように迫ってしまう。大きなイノベーションは大体何かの思い込みをやめる事が側面にある。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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基本的に人は仕事でしか育たないと思います。さらに言うと、すんなり成功する仕事ではなく、苦労した末に成功を勝ち取る経験を通して、人は大きく成長するものです。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
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最初から、これは向いてるなんてこと、なかなかないんですよね。やってるうちに、だんだんとね、「うまくできる」ことにおもしろさを感じてきて、もっと「うまくできる」んじゃないかと、苦労とか努力を、苦労や努力と思わなくなって、知らず知らずのうちに他人よりよく練習してたりして、「うまくできる」の質が高くなっていく。そんな感じで、技術だとか、構想だとか、方法だとか、表現だとかが磨かれていくのだと思うのです。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
勝間和代の他の名言
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小さくとも継続的な改善こそが、結局は大きな変化につながります。私は毎日「0.2%」ずつ改善していくことをいつもお勧めしています。例えば、自分の行動習慣を0.2%改善すると、明日の自分は100.2%になります。これを365日続けると、207.3%になります。つまり、毎日0.2%ずつ改善していくと、1年後には2倍の変化を達成できるわけです。
勝間和代
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いかにハードルを低くして簡単に行動を起こせる仕組みを作るかが継続のカギ。
勝間和代
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基本的なニーズを満たされている生活をしていますので、新しいものを顧客に購入させるのは至難の業なのです。いかに顧客にアピールするかそれもあまり無駄なお金を使わないでアピールするかということが最新のビジネスにおいて収益性や事業規模を決める重要な概念になってきています。
勝間和代
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どうしても私たちは、今の自分を正当化します。そのため、新しいことを取り入れるのには積極的になれても、「今やっていることをやめる」ことには消極的になりがちです。しかし投資効果を考えた場合、「不必要なことをやめる」というのが、時間を生み出すのに一番効率のよい方法です。
勝間和代
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人は、やればできるんですよ。全部を一気に変えようとせずに、昨日より今日、今日より明日がほんのちょっとよくなったらいい。
勝間和代
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日本のメーカーは毎年製品をリニューアルしていますよね。海外のメーカーから見たらあり得ないことです。わざわざ研究開発費を使って自社の製品を陳腐化して、不良在庫にしています。「オーブンレンジがスマホにつながるようになりました」といっても、たいていはどうでもいい機能です。なぜそれをやるのかというと、研究開発の人員がいて、予算もあるから。
勝間和代
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現在は情報こそが通貨です。したがって、お金を稼ぎたかったら、情報を集めてそれを組み合わせてみて、それが行動変革につながり、儲けが生まれるという何段階かのステップにするほうが、遠回りなようで実は近くなります。
勝間和代
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時間には「消費の時間」「浪費の時間」「投資の時間」「空費の時間」という4つの時間が存在します。大事なのはこの4つの時間をどのように配分していくかです。時間の使い方が下手な人とうまい人の違いというのは、単にこの4つの配分の仕方の違いにあるんですよ。
勝間和代
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長時間労働は役に立たないというのが私の持論です。「資本装備率」と言いますが、企業がどのぐらいの資本を持っているのか、あるいは競争状況や参入規制などを全て含めて働き方というのは決まってくるべきです。毎日10時間、12時間働いたからといって別に成果が上がるわけではありません。それが分かった上で、長時間労働することによって他者の参入を防いでいるわけです。
勝間和代