よく「仕事をして、お金が手に入ることで、周りから認められる」と思っている方がいますよね。ぼくは、そう思えません。卵と鶏どっちが先か、ではないですが、順番が違う気がするからです。確かに、お金は誰でもあったにこしたことはない。でも、本来、仕事をするのは、お金そのものが目的ではなくて、何かしたいことがあって、それが人に影響し、ついには周りに認められ、お金が集まってくるのだと思うのです。
宮本亜門 演出家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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生活のために働いている人が好きなんです。ボランティアでもいいから、俺はこれをやりたいんだっていう人は、あんまりカッコいいと思わないですね。
蛭子能収 漫画家、タレント
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普通のサラリーマンの仕事だってね、恥ずかしいことばっかりですよ。上司の言うことを聞いて、姿形はみっともないことなくても、心の中ではみっともないことばっかりをしてるんですよ。それがお金をもらうってことじゃないですか...みっともないことの代わりに、お金をもらうことだって思ってるから。それくらいのパンツ一丁になることなんて、「なんてことないよ」って思うんですよね。
蛭子能収 漫画家、タレント
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ほとんどの経営者は儲けること、売り上げを伸ばすことばかり考えてしまいます。自分の立場になってしまってはいけません。朝から晩まで「お客様にとって」という言葉が1日何回出るのか。1日最低10回は出ないといけません。そして言葉だけでなく、具体的に何をしていかないといけないのかを突き詰めて考えなければなりません。
似鳥昭雄 ニトリ創業者
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「スーパーJOCKEY」の熱湯風呂は、1回分のギャラが当時の給料の1か月分。1か月働いてやっと稼ぐような金額を、1日というか半日で稼げてそれが1日2回録りってこともある。こんな労働があるのかってすごくびっくりしましたよ。
蛭子能収 漫画家、タレント
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給料が上がらないというのは「悩み」ではなく、「目の前に立ちはだかった現実」だということに気づいてほしい。
村上龍 小説家、脚本家
宮本亜門の他の名言
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高校性の時は、お金を持っている人が偉く思われ、社会で認められているという風潮がとても嫌だったし、それに、ぼく自身が大金持ちになるはずがないと思っていたし、どこか心の奥で「社会やお金で必死になるためにぼくは生まれたわけじゃない」と反発したい気持ちがあって、ひきこもったのです。
宮本亜門
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サービスして相手を喜ばせたいとか、もっといい気持ちにさせたい、笑わせたい、また変わったアイデアで驚かせたいとか、そういう風に「~でなければならない」ではなく、自分の人生を楽しくしたいからであれば、もっと働きたくなる。
宮本亜門
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ミュージカルだと、やはり大衆にどう面白く見せるか、考えさせるよりは、とにかくわかりやすく、っていうふうになりかねないですね。エンターテインメントは気を付けないと、ほとんどそうなってしまう。特にブロードウェイで仕事していて思うけど、ショウビジネスという言葉があるなら、ショウよりもビジネスという言葉のほうが上がってきているから、バランスが。
宮本亜門
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仕事をするのは、お金そのものが目的ではなくて、何かしたいことがあって、それが人に影響し、ついには周りに認められ、お金が集まってくるのだと思うのです。
宮本亜門
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「仕事っていうのはこういうものだ」と言われる定義以上に、自分の情熱やワクワクが伝わっていけば、結果的に人だってお金だって自然に付いてくる。
宮本亜門
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「仕事っていうのはこういうものだ」と言われる定義以上に、自分の情熱やワクワクが伝わっていけば、結果的に人だってお金だって自然に付いてくるってことです。ぼくの言っていることは理想論に聞こえるかもしれないけど、そう思い続けて、今も楽しく仕事をさせてもらっている。だから、そう的外れではないと思いますよ。
宮本亜門
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僕は、本人がもともと持っている魅力なり、気が付かないものを引き出し、違う魅力がある人たちに化学反応をさせ、今まで見た事が、やったことがない舞台を作る事です。そんな新たな舞台が生まれる瞬間を、共に経験できることは本当にうれしいことです。
宮本亜門
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舞台づくりには、「公演初日」という、一つの共通目標があり、制作サイドはもちろん、出演者もその時点で「最高の自分でありたい」という願望やプライドを持っているので、ビジョンを共有しやすい環境です。しかし、中には単純にギャラ目的だったり、惰性で仕事に取り組んでいたりする方もいます。そのような人には、もう徹底的に寄り添って心を揺さぶって、重たい心の蓋を開けるのです。
宮本亜門
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演出は自分が好きでやっている仕事だから「みんなをまとめなきゃいけない」と思ってやったりはしません。何事においても「この職業だから、こうしなきゃ」って発想は、もうやめたのです。
宮本亜門