人気がある漫画をということは、大勢の読者が喜んで読んでくれたということです。つまり、その漫画の描き手と読者との間に、共感を持つ部分がたくさんあったということなのです。
藤子・F・不二雄 漫画家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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好奇心がソニー製品を生んだというのは間違いだと思うんだよね…非常に強烈な目的意識だけはあって、それを満たすために一体何をやったらいいか、そこに独創性、創造性を入れざるを得なかったわけですよね。
井深大 ソニー創業者
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昔ながらの「メジャー漫画はこうあるべき」というところをどんどん刷新していかないと、停滞になっちゃう。
浦沢直樹 漫画家
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古いマーケティングは、セールス、広告、プロモーションなどをテーマとしてきた。マーケティングのスキルセットで、もちろん、依然間違いではないが、今ではもっと広い意味で捉え直すべきだ。新しいマーケティングは、ターゲット顧客に対してより優れた価値を創造し、コミュニケーションし、届けること。そして、マーケティングは今、大きく変わろうとしている。最新のマーケティングは、マーケティングを企業の成長エンジンと捉える。
フィリップ・コトラー 経営学者
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僕は常に常識を疑っています。政治、経済、社会、あらゆるルールやシステムを疑っている。なぜ、そんなルールが決まっているのか?いったい誰が決めたのか?本当にみんなの幸せに役立っているのか?このような反骨精神を持っていれば、きっと何かを変えたくなるはずです。「こりゃあ、ねぇだろう」と不満に思うことがたくさんあればあるほど、新しい発想やイノベーションが生まれやすい。そんな人が起業家に向いていると思います。世の中に何の不満もなければ、イノベーションを生み出すことはできません。
前澤友作 ZOZO創業者
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多くの人が渇望するような、毎日の生活で繰り返し聴く必要のあるものでなければダメでしょって思っています。
椎名林檎 歌手
藤子・F・不二雄の他の名言
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まんがをはなれて、むかし話とか童話とかを考えてみても、何百年と語りつがれて、今でも子どもたちをひきつけるパワーのあるものがあります。心理学者などは、好んで、そのようなむかし話や童話を分析します。そこには、人間の深層心理にかかわるような、人間が生きていく上でいちばん本質的なものがあり、それを触発するような秘められた力があるのでしょう。まんがの場合でも、読者の興味をつかむそのつかみ方が、浅いところでつかむか、もっと掘りさげた本質的な深いところでつかむかで、一般的な広がりや、時代をこえた寿命の長さが違ってくるのです。
藤子・F・不二雄
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四十歳を過ぎると、今までの経験などが武器になってくれても、アイディアの出方などは衰えてきます。
藤子・F・不二雄
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かくということははき出す行為ですから、それだけでは、たちまちのうちにスッカラカンになってしまいます。かく一方で、摂取する、つまり、おもしろいことをさがして、それを貪欲に吸収してほしいのです。
藤子・F・不二雄
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まんがをかく時だけでなく、ものを作る時には「省略」ということが、なによりも大切です。コマのテンポが悪ければ、読者はすぐにも読みあきてしまうものです。
藤子・F・不二雄
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「まんが」にムダは禁物!「まんが」のアイディアについても、絵についても、このことはいえます。ムダの多い「まんが」は、ポイントがどこにあるのか、さっぱりわからないものです。そのせいで、印象は弱くなるし、ひどい時には意味さえ通じなくなってしまうものなのです。
藤子・F・不二雄
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僕はしばしばSFまんが家と呼ばれることがあります。SFは大好きなので悪い気はせず、いつとはなし自分もその気になっているのですが、厳密に過去三十年間の作品を振り返って見直すと「これこそSFだ!」と胸を張って宣言できる作品は、実は一つもないのです。
藤子・F・不二雄
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自分の中に面白さの素のようなものが溜まってきます。それをどう効果的に読者に伝えるかというテクニックは、また平凡ないい方になりますが、これはもう、ひたすら描くしかないのです。描いて描いて、とにかく描いてお覚える。
藤子・F・不二雄
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大勢の一人ひとりに、自分が考えたストーリーを説明するのは不可能なのです。大勢の読者に公平に伝わる、わかりやすいものをかいてこそ、はじめて「人気」をえられる道ができるといってよいでしょう。
藤子・F・不二雄
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最低、身に着けてほしいのは硬直しない柔軟な考え方です。一面にしか物事を見られない。そんな人間だけにはなってほしくない。そのための一つの方法として、乱読させています。いわゆる良書に限りません。世の中には、様々な世界があり、色々な人たちがいて、それぞれ違った考え方、生き方をしているのだということ。それを分かってほしいと思うのです。
藤子・F・不二雄