人気の高いまんががあれば、それを読んでみましょう。わかってもわからなくても、それが現在、自分にとってつまらないからといって否定するのではなくて、どういう所に人気があるのかと、その秘密を考えてみることが大切です。そのまんがが読者の支持をえているということを素直に認めながら、自分の内部を充実させていくことが、人気まんがをかくいちばんの秘訣なのです。
藤子・F・不二雄 漫画家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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あなたの顧客の中で、一番不満を持っている客こそ、あなたにとって一番の学習源なのだ。
ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
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トライ・アンド・エラーを、繰り返すことが経験、蓄積になる。 独自のノウハウはそうやってできていく
井深大 ソニー創業者
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iモードが成功した原因は、技術のお陰だけではなく、その画期的なビジネスモデルにありました。そのビジネスモデルも、ペンシルベニア大学の授業で学んださまざまなビジネスモデルが下敷きになっています。そこで学んだビジネスモデルを、最初、ベンチャー企業のハイパーネットで一通り試し、その反省も加味して創り上げたのが、iモードのビジネスモデルです。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
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実際に見聞きして、確認した意見こそ重要。空想や机上の空論には耳を貸さないような企業カルチャーが求められる。
玉塚元一 元ファーストリテイリング社長、元ローソン社長
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スタンダードを極めた人間にしか、スタンダードを超えることはできない。ひとつのビジネスに没頭し、格闘した者だけに見えてくる全く新しい風景。いきなり成功する新しいビジネスモデルなどあり得ない。
見城徹 幻冬舎創業者
藤子・F・不二雄の他の名言
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四コマまんがは、たった四コマで話をまとめなくてはなりません。ムダをはぶくという「まんが」の精神にピッタリのものなのです。ムダゴマは使えません。一コマ一コマにちゃんとした役割があるのです。
藤子・F・不二雄
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なにごともあきらめずに、ねばり強くやっていくことが必要です。わかってもらえないとなげくより、わかってもらうための努力をしなければなりません。そして、その答えはみごとに作品に反映していくのです。
藤子・F・不二雄
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結局、僕等は僕等自身を自作に登場させているのです。遠い少年の日の記憶を呼び起こし、体験した事、考えた事、喜び悲しみ悩みなど…。それを核とし、肉づけし、外見だけを現代風に装わせて登場人物にしています。
藤子・F・不二雄
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遊びをとおして学ぶことが、むしろ、ほんとうに身になる勉強法ではないかと思います。
藤子・F・不二雄
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「まんがをかく」という作業は、情報やアイディアをいろいろと取り入れ、そしてはき出すということのくりかえしといってよいでしょう。つまり、この世の中に、純粋の創作というものはありえないのです。けっきょく、まんがをかくということは、一言でいえば「再生産」ということになります。かつてあった文化遺産の再生を、まんがという形でおこなっているのが「まんが家」なのです。どんどん取り込んで、どんどんはき出していくという、視野を広く持ち、柔軟な考え方をしなければなりません。
藤子・F・不二雄
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「人気まんが」というのは、読者の求めるものと、まんが家が表そうとしているものとが、幸運にも一致したものなのです。いいかえれば、まんが家の体質というか、からだ全体からにじみ出た結果としての作品が、読者の求めるものにあった時こそ、それが「人気まんが」となるわけです。
藤子・F・不二雄
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のび太にも良い所が1つだけある。それは彼は反省するんです。いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです。
藤子・F・不二雄
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大勢の一人ひとりに、自分が考えたストーリーを説明するのは不可能なのです。大勢の読者に公平に伝わる、わかりやすいものをかいてこそ、はじめて「人気」をえられる道ができるといってよいでしょう。
藤子・F・不二雄
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読者というのは王さまで、その一人ひとりは、好みも違えば、感性も違います。もちろん、その理解度も違うわけです。この種じゅ雑多な王さまたちの集団を、一人でも多くおもしろがらせるパワーがないと、プロにはなれません。
藤子・F・不二雄