大げさな言い方かもしれませんが、共通するのは肯定感でしょうか。同じものを見て面白いと肯定するか、悲しいと否定するかは人それぞれです。僕自身は否定感を抱えている人間なんですが、振り返って「生まれてよかった」と言える人がいる社会の方が、少なくとも他人を幸せにしますよね。だから、その肯定感につながるものを提供するというのが、ベースにある気がします。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。
フロイト 精神分析学者
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テクノロジーは人々が幸せに暮らせるように全力をあげるべきものです。
ラリー・ペイジ Google創業者
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僕たちが当たり前に過ごしている日常がすでにすごいんです。洋服を普通に選べる食料がなくならない水道が使える電車が時間どおりに来る。これ全部、前の世代の人間の汗と涙の結晶なわけですよね。そう考えたら、世の中につまらない場所なんてない。そんなすごい世界に生きていることのありがたさがわかったら前の世代に恩返しをしたくなる。次の世代にもっといいものを残したくなる。どんな場所にいたってエネルギーがどんどん湧いてくるじゃないですか。
武田双雲 書道家
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とにかく、需要と供給の問題で、すべての人間が幸せな生活をしていたら、インターネットなんかで暇つぶしをする必要は別にないと思うんですよ。リアルの幸せがあるのに、インターネットに時間を使うということは、現実社会にどこか不満を感じているからじゃないんですかね。
西村博之(ひろゆき) 2ちゃんねる開設者
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この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものはない。せめてその中で、誠を残したい
島崎藤村 小説家、詩人
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何でも最短最速がいいとは限らない。
糸井重里
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なんでも、そうだけど、モノゴトは平らになっていくのが自然なのよ。
糸井重里
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公私混同が上手にできている人は、楽しくいい仕事ができる。
糸井重里
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あらゆる不公平のなかに、チャンスがある。
糸井重里
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自分と仕事がフィットしているときには、どうしてはたらいているのか、なんて考えないですよね。はたらくことを目的にしているというよりは、自然に要請されている感じ、自分が必要とされ、肯定されている感じがする。そうすると、休みももっともっとポジティブになるわけです。はたらく、も、休む、も、つながっている。実はこういうことって、はたらく場面にはすでにたくさんあったことだと思うんです。
糸井重里
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それがどうした。中流の中だの、中流の下だの、そんなこたどうでもいい。立ってるのが、いい。輝いてるのがいい。汚くないのがいい。しなびてないのがいい。他人の評判がどうだの、腹の減り具合がどうだの、気にしていたらきりがない。どうだ。どうだ。さあ、みんなの正月だ。
糸井重里
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あらゆるお父さんは、昔、ワルだった。
糸井重里
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ほぼ日手帳は「自由に使いなさい」がコンセプトで、それが多くの人に受け入れられている。でも、使いこなせないというお客さんもいるんですよ。僕が白紙でもいいんじゃないと言うと、皆安心したような顔になる。それだけ流れゆく時間をムダにしたくないという人が多くて、書くことの意味が大きくなりすぎているのかもしれない。
糸井重里
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「食う」ことへの執着。「食える」ということが、全力を尽くさないとできないことであるという気持ち。そういうものが、あるかないか、これこそが問題なのだ。
糸井重里