マーガレット・サッチャー

イギリス初の女性首相

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatebu
  • Line
  • Copy

マーガレット・サッチャーの名言

マーガレット・サッチャーの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 皆の意見に従って行動しているなら、それは指導者とは言えない。他人の意見に従属しているのだから。

  • 私の人生は2つの優位性を持って始まった。お金がなかったことと、素晴らしい両親がいたことだ。

  • どの道を行くか決めるために最初にすることは、今自分がどこにいるか知ることだ。

  • 私はハードワークをせずにトップに就いた人を知りません。ハードワークが成功を約束するわけではありませんが目標に自分を近づけてくれるのは間違いありません。

  • 自由の価値は人類が永遠に戦い守っていかなければならないものだ。

  • 自由貿易と自由な市場において、貧しい人々が貧しいのは他人が金持ちだからではありません。実際に、金持ちの富みを減らしても、貧しい人々は貧しいままでしょう。

  • お金持ちを貧乏にしても、貧乏な人はお金持ちになりません。

  • 敵を知るための労力は惜しみません。彼を友人に変えるチャンスがあるかもしれないんですから。

  • 富を創り出すことが間違いなのではない。自分のためにお金を愛することが間違いである。

  • 私たち政治家は、後戻りをしてはならない。立ち止まった姿を世間にさらすことも許されない。前に進んだ時こそ未来が約束される。

  • 人から好かれようとしていては、何も成し遂げることはできない。

  • 不一致があれば、私たちは調和をもたらしたい。誤りがあれば、私たちは真実をもたらしたい。疑問があれば、私たちは信頼をもたらしたい。絶望があれば、私たちは希望をもたらしたい。

  • 多数に追随するな。自分自身で決断せよ。そして人々をも納得させ、リードしていけ。

  • 最高の満足を得た一日を思い出しなさい。それは横になって何もしなかった日ではないでしょう。すべきことを全てした日でしょう。

  • 群衆を追っていてはいけない。群衆を先導するのだ。

  • 国を嫌っている人々が洗練されていて素晴らしいと考え、国を擁護する人々が劣っていると考える者があまりにも多い。

  • 人間としての基本は、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとることである。

  • あなたが最後に過ごした最高に充実した日を思い出してください。おそらくそれは何もせずにくつろいだ日ではなくしなければならないことに取り組み成し遂げた日なはずです。

  • 私は、英国を依存社会から自立社会へと変えるつもりで首相になった。座って待っているのではなく、起き上がって進む英国だ。

  • 危機の克服で重要なことは、最終的には私がどれほど本気であるかという、真剣さの度合いかかっていたのであり、私はだれ一人としてそれに疑いをもたないようにしてきた。

  • 料理や育児や掃除だけじゃなく、人生にはもっと大切なことがある。私は食器を洗って一生を送りたくない。

  • 意見の一致には危険が潜む。何についても特定の意見を持たない人々を満足させようと試みることになりかねない。

  • 政府は自分自身のお金は持っていない。全てあなた達のお金だ。

  • この基本的な真実を忘れてはいけない。国は人々の稼ぎ以外からお金を得ることはできない。もし国にもっとお金を使って欲しいなら、あなたの貯蓄を借りるか、あなたにもっと税金を課すことになる。他の誰かが払ってくれるだろうというのはいい考えではない。「他の誰か」とは、あなたなのだ。公共のお金などは無い、あるのは納税されたお金だけだ。

    出典:  「The revival of Britain: speeches on home and European affairs, 1975-1988」

  • リーダーは好かれなくてもよい。しかし、尊敬されなければならない。

  • 人間は自分だけの幸せを考えて生きてはいけません。われわれは皆、同じ船に乗っているのですから。この船に乗っている人々が、争いもなく幸せにいきていけるようにするのが政治です。

  • 勝つためには、一度ならず戦わなければならないこともある。

  • 成功には素質も必要でしょう。しかし、それだけでは十分でないことを自覚し、目的を持って努力しなければ、成功は得られません。

  • ヨーロッパがアメリカのような合衆国となることはない。ヨーロッパの団結は歴史の結果であり、アメリカの合衆国制は哲学によって作られたものだ。

  • 懸命に働かずしてトップに立った人など、私は一人も知りません。それがトップに立つための秘訣です。必ずしもそれでトップになれるとは限りませんが、かなり近いところまでは行けるはずです。

マーガレット・サッチャーの名言を見ている方へお薦めする名言

マーガレット・サッチャーの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。

マーガレット・サッチャーについて

マーガレット・サッチャーはイギリス史上初の女性首相で、11年間に渡って首相を務めた。強硬な体外姿勢から「鉄の女」とも呼ばれた。経済面では公的部門の民営化や金融史上の開放などの経済改革を行った。

1925年イングランド北東部のリンカシャー州生まれ。オックスフォード大学で化学を学び、卒業後は化学の研究者となる。1948年にオックスフォード大の卒業生代表として地元の保守党組織に参加。1950年保守党から下院議員に立候補するも落選。その後法律を勉強し1953年にマーガレット・サッチャーは弁護士資格を得る。1959年下院議員に初当選し、1970年から1974年までは教育大臣を務めた。1975年には保守党党首に選出され、1979年の総選挙で公的部門の民営化など経済改革を掲げて大勝。マーガレット・サッチャーはイギリス初の女性首相となった。

首相就任後は公約通り水道、電気、ガス、通信、鉄道、航空などの公益部門を民営化。ロンドンの金融市場・シティに外国資本の参入を認めることで金融部門の発展を促した。また、所得税を減税する一方で付加価値税を増税するなど高所得者寄りの税制政策を採った。1982年のフォークランド紛争では南太平洋のイギリス領フォークランドに侵攻したアルゼンチン軍を撃退し、イギリス国民から賞賛された。マーガレット・サッチャー就任後、イギリス経済はインフレ抑制には成功したものの、経済格差の拡大や高失業率に悩まされた。1990年に所得に関わらず税金を徴収する人頭税を導入したことで批判が高まり、同年11月に首相を辞任した。マーガレット・サッチャーの導入した人頭税は1993年に廃止された。2013年死去。享年87歳。