ロバート・ケネディ

アメリカ上院議員、司法長官

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ロバート・ケネディの名言

ロバート・ケネディの過去の名言をまとめた名言集です。

  • どんな時代、どんな国にも歴史の痕跡を消そうとする人がいる。彼らは将来を恐れ、現状を疑っており、実際には存在しない好ましい過去によって安心しようとする。

    英語: There are people in every time and every land who want to stop history in its tracks. They fear the future, mistrust the present, and invoke the security of the comfortable past which, in fact, never existed.

  • 法が犯されたとき、我々はいつも誤った方向に注意を向けている。間違いとわかっていることに我慢した時、忙しいから、恐いからと不正に目をつぶった時、声を上げることに失敗した時、我々は自由や良識、正義に打撃を与えているのだ。

    英語: Every time we turn our heads the other way when we see the law flouted, when we tolerate what we know to be wrong, when we close our eyes and ears to the corrupt because we are too busy or too frightened, when we fail to speak up and speak out, we strike a blow against freedom and decency and justice.

  • 人々の五分の一は、どんな提案にも必ず反対するものだ。

  • 道の終わりがはっきり見えないことは、欠かせない旅を取りやめる理由にはならない。それどころか、世界に大きな変革が起こった時、我々は前に進まなければ、その変革の犠牲となってしまうのだ。

    出典:  ロバート・ケネディ「America the Beautiful」

  • 将来はまったく制御できないというものではない。それは我々の手の中にあるのだ。

  • 一人の人間では世界にはびこる病になにもできないと考える人がいる。しかし、素晴らしい世界的運動・思想・行動はすべて、一人の人間から始まっているのだ。

  • 多くの人は現状を見て「なぜこうなのか」と考える。だが、私はまだ実現していないことを夢見て「なぜできないのか」と考える。

    英語: There are those that look at things the way they are, and ask why? I dream of things that never were, and ask why not?

  • アメリカの未来は、今日に満足し、社会の抱える問題に冷淡で、大胆な計画や新しいアイデアを恐れる者の手にあるのではない。情熱、理性、勇気を持ち、偉大な計画や理想のアメリカ社会に没頭する者の手にあるのだ。

  • 人生の目的は、ものごとを良くすることに対してなんらかの貢献をすることだ。

    英語: The purpose of life is to contribute in some way to making things better.

  • 神や法や議会の前に、我々は国民の平等性を重んじなければならない。それは経済的に有利だからではない、神の指示によるものでもない、国民がそう望むからでもない。それをしなければならないのは、たった一つの基本的な理由からだ。それは、「正しいことだから」だ。

  • アメリカが必要としているのは、分裂ではありません。アメリカが必要としているのは憎しみでもありません。アメリカが必要としているのは、暴力でも無法状態でもありません。必要としているのは、愛と智慧、互いへの慈しみの心、わが国の中でいまだに苦しんでいる人々に対する正義の感情なのです、その対象の人々が、黒人であろうと白人であろうと。

    英語: What we need in the United States is not division. What we need in the United States is not hatred. What we need in the United States is not violence or lawlessness, but love and wisdom, and compassion toward one another, and a feeling of justice toward those who still suffer within our country, whether they be white or they be black.

    出典:  1968年4月4日、インディアナポリスにてキング牧師の死についての演説

  • 我々の移民に対する態度はアメリカの掲げる理想への信頼を反映している。我々はいつも才能と気力があれば、底辺から這い上がることは可能だと信じてきた。これは人種や生まれた場所によって変わるものではない。

    英語: Our attitude towards immigration reflects our faith in the American ideal. We have always believed it possible for men and women who start at the bottom to rise as far as the talent and energy allow. Neither race nor place of birth should affect their chances.

  • 過激派と言われる人々は、いかがわしく、危険だと言われるが、言われているほどではない。彼らは寛容性に欠けるだけなのだ。彼らの悪は、自らの主張について話す言葉ではなく、彼らの反対者について話す言葉にある。

    英語: What is objectionable, what is dangerous, about extremists is not that they are extreme, but that they are intolerant. The evil is not what they say about their cause, but what they say about their opponents.

  • わずか数人は歴史を大きく変える力を持つ。しかし、我々一人一人が小さな変革を起こすことでも、それが集まれば、この時代の歴史となることが可能なのだ。

    出典:  “Make Gentle the Life of the World: The Vision of Robert F. Kennedy”

  • アメリカに必要なのは分断ではなく、憎悪でもない。暴力や不法行為でもない。愛と知恵、互いを思いやる心、白人、黒人に関わらずこの国で苦しんでいる人への正義の心が必要だ。

  • あなたが理想のために立ち上がった時、あなたは将来へ向けて希望の波を送っているのだ。

    英語: Every time you stand up for an ideal, you send forth a tiny ripple of hope.

  • 我々はアメリカを良くしていくことができます。困難な時もあるでしょう。過去そうでしたし、未来もそうなるでしょう。これ(キング牧師の銃殺)は、暴力の終わりでも、無法状態の終わりでも、無秩序の終わりでもありません。しかし、この国の白人、黒人の大多数は共に生きたいと願っています。生活の質を高めたいと願っています。わが国にいるすべての人々に正義を願っています。

    英語: We can do well in this country. We will have difficult times; we've had difficult times in the past; we will have difficult times in the future. It is not the end of violence,it is not the end of lawlessness, it is not the end of disorder. But the vast majority of white people and the vast majority of black people in this country want to live together, want to improve the quality of our life, and want justice for all human beings who abide in our land.

    出典:  1968年4月4日、インディアナポリスにてキング牧師の死についての演説

  • 自由な市場は民主主義をもたらす傾向があるとされるが、野放しにされた資本主義はいつも特定の組織による政府の掌握につながる。

    英語: While free markets tend to democratize a society, unfettered capitalism leads invariably to corporate control of government.

  • 富める者がいる限りは、私は貧困は悪だと信じる。政府は悪を正さなくてはならない、そこには苦しむ人がいるのだから。

  • 個人の利益よりも公共の利益を優先することは責任の本質だ。

    英語: It is the essence of responsibility to put the public good ahead of personal gain

  • 我々の未来は我々の想像を越えたものとなるかもしれない。しかし、それが全く制御不能となることはない。運命でも、自然でも、抗えない歴史の潮流でもなく、我々自信の手による働きが理屈や原理と釣り合うことは、アメリカを形づくる推進力だ。

    英語: Our future may lie beyond our vision, but it is not completely beyond our control. It is the shaping impulse of America that neither fate nor nature nor the irresistible tides of history, but the work of our own hands, matched to reason and principle.

  • わずかな者だけが、仲間からの不承認、同僚からの非難、社会の憤りに立ち向かう勇気を持つ。こういった勇気を持つということは、戦場での勇敢さや聡明さよりも希少だ。そしてそれは、最も痛みを伴う変革を成し遂げるために必要不可欠な気質でもある。

    英語: Few men are willing to brave the disapproval of their fellows, the censure of their colleagues, the wrath of their society. Moral courage is a rarer commodity than bravery in battle or great intelligence. Yet it is the one essential, vital quality for those who seek to change the world which yields most painfully to change.

  • 大失敗する者だけが、大成功をおさめる。

  • 黒人である皆さんにとって、白人に責任があることは明白でしょう。皆さんは苦々しさ、憎しみ、そして復讐したいと言う望みに満たされているかもしれません。私たちは国としてその方向へと動いていくこともできます。大いなる対立―黒人は黒人と、白人は白人と対立することへと、互いに向けて憎しみに満ち溢れている方向へと。あるいは、私たちは努力することもできます、マーティン・ルーサー・キングがしたように。理解し、十分に分かろうとし、暴力や、私たちの国のいたるところに飛び散っている血痕を取り去ろうと努め、慈しみと愛をもって理解する努力をすることができるのです。

    出典:  1968年4月4日、インディアナポリスにてキング牧師の死についての演説

  • 長い時が過ぎると、歴史があなた達を評価することになる。それはあなた達のできる範囲で、どれだけ与えられたものや才能を利用し、後に続く世代に貢献したかが問われるということだ。あなた達の手にはこの世界の将来がかかっており、それはあなたがどれほど自己実現を果たせたかということでもある。

  • 人類の歴史は多くの様々な勇気ある行動と信念によって形作られてきた。いつの時代も人間は理想のために立ち上がり、世の中を良くしようとし、不正を正そうとしてきた。それらの人々は小さな希望の波を将来へ送り、数百万の精力に溢れ、大胆な人々を巻き込んできた。その波はやがて潮流となり、圧政や敵対行動を阻む強力な壁となった。

    英語: It is from the numberless diverse acts of courage and belief that human history is shaped. Each time a man stands up for an ideal or acts to improve the lot of others or strikes out against injustice, he sends forth a tiny ripple of hope, and crossing each other from a million different centers of energy and daring, those ripples build a current that can sweep down the mightiest walls of oppression and resistance.

  • どんな社会も相応の犯罪者が生まれる。どんな社会でも共通するのは、必ず相応の法の執行が行われるということだ。

    英語: Every society gets the kind of criminal it deserves. What is equally true is that every community gets the kind of law enforcement it insists on.

  • もし神が黒人だったら?天国へ行くと、我々が黒人のように不当に扱われ、神を見上げると黒人だったら?その時、我々はどう反応する?

    英語: But suppose God is black? What if we go to Heaven and we, all our lives, have treated the Negro as an inferior, and God is there, and we look up and He is not white? What then is our response?

  • ある人に兄弟を嫌い、恐れるように仕向けようとした時、人種、信念、政治的信条のために劣っていると感じさせようとした時、あなたの自由、仕事、自由を脅かす存在だと伝えようとした時、あなたは志を共にする市民ではなく、敵と向き合っていることに気づくだろう。

    英語: When you teach a man to hate and fear his brother, when you teach that he is a lesser man because of his color or his beliefs or the policies he pursues, when you teach that those who differ from you threaten your freedom or your job or your family, then you also learn to confront others not as fellow citizens but as enemies

    出典:  1968年、オハイオ州クリーブランドで起きた騒乱についてのスピーチ

  • アメリカ人の生活が他のアメリカ人によって不必要に侵されたとき、それが法の名の下で行われようが、法の規定で行われようが、ギャングによるものであろうが、冷徹に行われようが、情熱により行われようが、暴力に対抗するためであろうが、暴力への反撃であろうが、一つの生活が他人に侵されたということは、その人やその子供への耐え難い苦痛であり、国家全体の堕落を意味する。

    英語: Whenever any American's life is taken by another American unnecessarily - whether it is done in the name of the law or in the defiance of the law, by one man or a gang, in cold blood or in passion, in an attack of violence or in response to violence - whenever we tear at the fabric of the life which another man has painfully and clumsily woven for himself and his children, the whole nation is degraded.

    出典:  1968年、オハイオ州クリーブランドで起きた騒乱についてのスピーチ

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ロバート・ケネディについて

ロバート・ケネディはアメリカ大統領ジョン・F・ケネディの弟で、兄が大統領のときに司法長官に任命された。司法長官を辞職後は上院議員選に民主党から出馬し勝利。約三年半上院議員を務めたのち大統領選に出馬する。予備選挙で有利に戦いを進めるものの、選挙活動中に銃撃を受け死亡した。

1925年アメリカ・マサチューセッツ州ブルックリン生まれ。父は民主党の大物政治家ジョセフ・P・ケネディで兄が二人、姉が4人いた。長男ジョセフ・P・ケネディ・ジュニアは第二次大戦で海軍に所属し戦死している。次男ジョン・F・ケネディはアメリカ合衆国大統領となった。 ハーバード大学に入学し政治学を学ぶ。途中1944年から1946年までアメリカ海軍予備隊に所属したのち1948年に卒業。その後ヴァージニア大学で法学を学んだ。卒業後の 1951年マサチューセッツ州議会議員となっていた兄、ジョン・F・ケネディに随行してイスラエル、インド、パキスタン、日本を歴訪。同年司法省に入省するが、1952年兄・ジョンの選挙管理者を務めるために辞職。選挙で兄は勝利した。同年ケネディ一家と親しかった上院議員のジョセフ・マッカーシーの紹介でロバート・ケネディは「上院政府活動委員会常設調査小委員会」の法律顧問補佐に就任。さらに、上院に設置された労働問題の小委員会「マクレラン委員会」で法律顧問となり上院議員となっていた兄・ジョンとともに活躍。トラック運転手組合とマフィアの癒着を暴くなどの成果をあげた。

1960年兄・ジョンの選挙戦に参加し、演説の原稿を書くなどして活躍した。1961年兄・ジョンが大統領に就任した際、ロバート・ケネディーは司法長官に指名された。ロバートの司法長官への就任当初は経験不足などを指摘されて批判的な意見も多かったが、組織犯罪の撲滅、独占的企業USスチールの値上げの阻止、労働組合の不正の追及などで活躍。1962年のキューバ危機では兄を補佐してロシア側と接触し、危機回避に成功した。1963年のケネディ大統領暗殺事件後は後任のジョンソン大統領のもとでも司法長官として継続して働いた。1964年の大統領選において、ロバート・ケネディはジョンソン大統領候補の副大統領候補となる希望をもっていたが、ジョンソンは現閣僚を副大統領としない意向を示したため、ロバートは上院議員となることを決意。1964年の上院議員選挙に出馬。当選して4年間上院議員を務めたのち、1968年3月に大統領選に出馬を表明。6月にカリフォルニアでの予備選挙に勝利した後、祝勝会で演説し会場を出る途中でパレスチナからの難民から頭に銃撃を受け、翌日死亡した。享年42歳。