「仲がいいか悪いか」で人選するような組織に属す者は、能力よりも処世術を磨くようになる。仕事ができる人間より、おべっかがうまい人間が重用されるようになるからな。それでは、勝負の世界で勝てるチームができるはずはない。
野村克也 プロ野球選手、監督
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
「原則としては賛成だ」と誰かが言う時、その人はそれを実行しようする意思を微塵も持っていない。
オットー・フォン・ビスマルク プロイセン王国首相、ドイツ帝国首相
-
民主党員らしい答え、共和党員らしい答えを追い求めず、正しい答えを出そうではないか。過去についての批判は控え、将来への責任を果たそうではないか。
ジョン・F・ケネディ アメリカ合衆国大統領
-
世界の共通言語となりつつある新しい経営手法は導入せざるを得ませんが、個々の経営手法の関連性や、実際の運用上の本質を見失わないことが肝心です。アメリカ企業の経営手法には見習うべきものが多い一方で、必ずしも見習わない方がいいものもあります。
宮内義彦 元オリックス社長
-
集団が淀み、仲間内の小さな政治がはびこりはじめる。それに対する警戒心っていうのがものすごく強いんだ。
蜷川幸雄 演出家、映画監督
-
コーポレート・ガバナンスの本来の意味は「経営者が株主のために企業経営を行っているか監督する組織」のことです。もっと短く言うと「経営者に対する監視制度」ということになります。取締役は株主を代表して、業務執行にあたる経営者を監督するのがその役目です。執行当事者のほとんどが取締役を兼ねている日本の現状では、この目的の達成は難しいでしょう。
宮内義彦 元オリックス社長
野村克也の他の名言
-
「お前を絶対に信じている。任せたぞ」と伝えることで、選手に責任感と覚悟が芽生える。
野村克也
-
リーダーというと口が達者で、能力が高い者が組織を引っ張るべき人間のように思われがちだ。が、本来それだけの人材では、真のリーダーには到底なれない。むしろ、つべこべ言わず自らの言動や所作、いわば「背中」を見せることで、周囲を引っ張れるのが、誰もが認めるリーダーになれるわけだ。
野村克也
-
チームのために犠牲になっても評価されないのであれば、選手が個人成績だけを追求するようになるのは当たり前。
野村克也
-
組織はリーダーの力量以上には伸びない。
野村克也
-
誰かが自分を支え、自分も誰かを支えているのは変わらない。いつの時代も、ここがわかっている組織、個人は強い。
野村克也
-
組織の上に立つもの、すなわちリーダーはどっしりと構え、ものごとに動じない人物でなければいけない。これがなにより重要である。
野村克也
-
いい素材の選手を集めたからといって、それだけでチームが強くなるわけではありません。指導も大切ですが、それ以上に選手に進歩しようとする気持ちがあることが強くなる絶対条件です。
野村克也
-
自分は選手に対して、「無視」「称賛」「非難」の三段階で接しているんだ。プロとしてのレベルに達していない選手は無視をする。一定レベルに達した選手は称賛する。そして、一流選手に対しては、徹底的に非難する。
野村克也
-
ミスを恥と思わないヤツは見込みがない。その証拠にダメなチームほど「ドンマイ!気にするな!」と言い合っている。
野村克也