「個人の成績がチームに対する貢献になる」と考える選手がいる。逆だよ。「チームの勝利を目指してそれぞれが取り組んだ結果が、個人の成績になる」。だから、監督になってからも、俺は選手たちに「チームのために戦え」「他人への感謝の気持ちを忘れるな」と常に言った。自分のことだけを考えて仕事をするヤツは、長く続かんよ。
野村克也 プロ野球選手、監督
この名言を見ている方にお薦めの名言
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組織を引っ張っていく立場の人が、「なにがなんでも目標を達成するぞ」という気迫を示すことで、プロジェクトや部や課をまとめていくことができます。逆に部下にあれこれ命令するだけでは、「下にばかり押し付けて」と言うことになるからダメなんです。そうではなくて、「俺が全責任をとるぞ」という気迫を示す。これも、言葉ではない伝える力なんだろうと思います。
池上彰 ジャーナリスト、テレビ司会者
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肩書きなんてどんどん価値がなくなっていく。
西野亮廣 お笑い芸人
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西武は数千人の小人数で、家族的に纏まっているからうまくいく。国鉄のような大きな所帯は、私は統卒すべき器ではありません。そんな柄にもないことをやったら世の中の笑いものになる。まして私は追放中の身です。
堤康次郎 西武グループ創業者
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協調を叫ぶなら、自らの痛みも覚悟しなければならない。
盛田昭夫 ソニー創業者
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個人は決して会社の所有物ではない。
盛田昭夫 ソニー創業者
野村克也の他の名言
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誰かが自分を支え、自分も誰かを支えているのは変わらない。いつの時代も、ここがわかっている組織、個人は強い。
野村克也
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思い通りにならないから、人生は楽しい。
野村克也
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「信は万物のもとをなす」ともいうが、信じてもらえるような人間になるには、理にかなった深い言葉を学び、知っておく必要がある。上に立つ者、会議で自分の意見を相手に明確に伝えたいと思う人間は、本を読み、経験を重ね、理にかなった言葉を獲得する努力を怠ってはいけない。
野村克也
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楽を求めたら、苦しみしか待っていない。
野村克也
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リーダーは誰よりも自分を磨いておく必要がある。組織は、リーダーの力量以上に伸びない。いくら相手の耳を開かせる技術や工夫をこらしても、話す内容や話す者の人間性が低いレベルであれば誰が聞く。発するひと言が、胸を打つような中身がなければ、とうてい人の上に立つ者として信用されない。
野村克也
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指揮官というものは、どこかで部下と勝負する部分がなくてはならないと信じている。その勝負に負けたときが引き際だ。
野村克也
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二流も頭を使えば一流を超えられる。
野村克也
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よい会談をするなら環境作りも大事。ヤクルト時代、アメリカ・ユマでのキャンプ時のミーティングは最高だった。田舎で周囲に何もないから、話を聞くしかなかった。
野村克也
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監督の仕事で大事なのは人間教育、社会教育。
野村克也
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チームのマインドを変えるのは監督の大事な仕事。肝心なのは何事も最初だ。だから、俺は就任直後、アリゾナのユマという田舎町でキャンプした。田舎町で野球しかできないという最高の環境。そんな場所にまずチーム全員を置いたんだ。
野村克也