松岡修造

元プロテニスプレーヤー

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松岡修造の名言

松岡修造の過去の名言をまとめた名言集です。

  • よく、時間が解決してくれる と言うけれど、そうは思わない。でも、行動した時間なら 解決してくれるはずだ。

  • 大事なのは、先にある夢がどれだけ光っているか。心から叶えたいと思う夢ならば、途中で失敗しても、何度も何度もチャレンジしようという気持ちが湧いてくるはずです。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 子供たちにテニスを教える上でなにが大事かというと、失敗してもOKなんだと気づかせること。日本人は何でも正確にやらないと、英語も正しく言わないといけないイメージを持つ。そんなことより、とにかく行動に移して一所懸命、前向きに思いを伝えれば返ってくる。

  • 僕は元々ネガティブ、後ろ向きな性格。そんな自分が壁に当たったとき、考えていった言葉がポジティブな言葉なんです。

  • 引退ではなく、卒業だと。これは、新しい修造の始まりだと。

    出典:  2011年10月、引退会見での発言

  • 迷ったときには必ず、辛い道と楽な道がある。人はどうしても楽な道を選びたくなるけど、一度楽な道を通った人間は、次も楽な道を選んじゃうことが多いんだよ。

    解説:  松岡修造がいつも子どもたちに伝えているという言葉

  • どうしたら自分は目標に近づけるという道筋が見えた時、頑張ろうという思いになれる。それを一緒に探してあげること。そして、それを子供が自分で見つけられるように導いていくのが、僕ら指導者の役目なのです。質問の答えは必ず子供たちが持っています。子供たちからの質問に即答することはできます。でも、まずは自分たちに考えさせる。「どうしてそう思ったの?」「どうしてそれをしたの?」と子供たちに質問していくと、明確な答えが本人の心の中から出てくる。

  • 過去があるから、今の自分がある。終わったことをいつまでも悔やむのはやめよう。

  • 100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。

  • 子供たち自身に自信を持たせてあげること。それは感情論じゃ難しい。「必ず、できる」「自分を信じろ」という言葉だけじゃ変わりっこない。感情論ではなく、どうやってやるのか、その方法論をその子が理解しないといけないのです。

  • テニスで一つ上のレベルの大会に出ると「とてもついていけない」と感じます。でも挑戦し続けていると、だんだんと慣れていき、「とてもできない」と思っていたことが、普通にできるようになる。

  • 人が褒めてくれないのなら、自分で自分を思いっきり褒めればいいのです。

  • 「ビミョー、どっちでもいい」は、自分の頭で考えることから逃げている言葉です。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 「むかつく、ウザい」は、やる気のない自分をごまかし、きにいらない誰かのせいにする言葉。口にする度に、自分も周囲もどんどんイヤな気分になっていきます。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 「できない、無理、やだ」は、なにかに挑戦する前からあきらめ気分になっているとき、思わず出てくるもので、自分の可能性を封じ込めてしまう言葉です。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 日本人はどうしても感情を抑えてしまいがちですが、嫌なことがあったら一人になって泣き叫ぶ、嬉しいときには飛び上がって喜ぶ、それでいいじゃないですか。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • ミスをすることは悪いことじゃない。それは上達するためには必ず必要なもの。ただし、同じミスはしないこと。

  • 僕は忙しいと思ったことが1回もありません。たぶん、本当に忙しくないのでしょう。「お疲れさま」と言われても、たいていは疲れていないので、冗談を言える人には「疲れてません」といいます。

  • 勝ち負けなんか、ちっぽけなこと。大事なことは、本気だったかどうかだ!

  • 「あいつ、おかしいんじゃないの?」と思われるくらいとにかく自分をほめまくれば、最高に緊張したときでも普段と同じパフォーマンスが可能になります。

  • 人間は、いくら考えても避けられないことや変えられない状況についてあれこれ考え、気が滅入って消極的になり、悪い意味での緊張感を生んでしまうことがあります。

  • 人は、長所を認められると、もっと上にいこうとします。

  • 夢や目標を自分に言い聞かせ、たらだじゅうにしみこませて集中力を高める。人に宣言して、良い意味での緊張感を自分に持たせる。宣言することで、まわりの人達からの応援を得て、それを力にする。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 大切なのは、「失敗しない」ことではなく、「同じ失敗を繰り返さない」こと。

  • 勝敗を分けるのは いつでもたった一球だ。だが、プレーをしているときは、どれがその一球か分からない。

  • 人前で緊張するのは自然な反応です。プレッシャーが人を強くします。逃げ出したくなるような感覚がなくなったら、モチベーションもなくなってしまうような気がします。

  • 人の弱点を見つける天才よりも、人を褒める天才がいい。

  • 「やってられないよ」と思ったとき、「でも俺、頑張ってるよな」と、つぶやいてみてください。「頑張ってる私って、けっこういいな」と、自分を好きになってください。そのほうが生きやすくなるとは思いませんか?

  • 「どうでもいいや」と思っていたら緊張などしません。それだけ自分は本気になっているのだから、否定的にとらえることはない。

    出典:  松岡修造「本気になればすべてが変わる」

  • 日本人は相手を気遣うあまり、悪いこともしていないのに「すみません」と言うクセがあります。礼儀正しいことは日本人の長所ですが、ときとして、「すみません」は自分を弱める言葉になってしまう。

松岡修造について

松岡修造は1980年代後半から90年代に活躍したプロテニスプレイヤー。当時は日本男子のプロテニスプレイヤーは長らく低迷期が続いており、4大大会で上位に入る選手は長らく誕生していなかった。そんな中、松岡修造は1995年、4大大会の1つであるウィンブルドン選手権でベスト8に進出。1933年に佐藤次郎が同じくウィンブルドン選手権でベスト4に進出して以来、実に62年ぶりの快挙だった。テニス引退後にはテニス中継の解説などもしているが、明るいキャラクターが受けてタレントとしても人気が出た。スポーツの国際大会のキャスターや、元気なキャラクターを活かしたCM出演、書籍の出版など多方面で活躍している。

1967年東京都生まれ。父は阪急鉄道の祖である小林一三の孫で、東宝社長などを歴任した松岡功。母は元宝塚の松岡千波静。幼稚舎から慶應義塾で学び、慶應義塾中等部時代には全国中学生テニス選手権大会で優勝。慶応高校に進んだが、テニスの強豪である福岡の柳川高校の2年生に転入。テニス部に入部した。当時の柳川高校テニス部は厳しい練習で知られており、松岡修造もそこで鍛え抜かれた。入学した年のインターハイでは、シングルス、ダブルス、団体戦全てで優勝するという快挙を達成。翌年、優勝者がウィンブルドン選手権や全仏オープンのジュニア部門へ遠征できるというジュニア大会「ウィンブルドンへの道」で優勝。テニス部の監督やチームメートはインターハイの予選と重なるため、海外遠征に難色を示したが、松岡修造は海外遠征を敢行。柳川高校を1年間休学して遠征に参加。全仏オープンジュニアでは2回戦、ウィンブルドンジュニアでは3海鮮に進出した。

海外遠征から帰国した松岡修造は実家のある東京の有名テニスクラブ「桜田倶楽部」で練習を積んでいた。そんな中、テニスのコーチとして名声を得ていたボブ・ブレッドが来日した際に、アメリカでの武者修行を勧められる。1985年末、松岡修造はフロリダ州タンパの世界から有望な若者が集うテニスクラブ、「ホップマン・キャンプ」でトレーニングするようになった。1986年からプロテニスプレイヤーとなり、1988年には予選を勝ち上がって全豪オープンに出場したり、全米オープンで1回戦を突破するなど活躍し、年末の世界ランクは82位にまで上昇。これは日本男子テニス界としては九鬼潤以来12年振りの快挙だった。翌1989年も活躍を期待されたが、春に両膝の半月板を損傷する怪我を負ってしまい、その後別の箇所も怪我をして2年近いリハビリ生活を送ることになった。

1991年に復帰した松岡修造は1992年にソウル・オープンで日本の男子選手として初のATPツアーシングルス優勝を成し遂げるなど活躍を見せ、世界ランクは46位にまで上昇した。その後は病気や不調で苦しんだが、1995年のウィンブルドン選手権では、4回戦でマイケル・ジョイスを破り、日本の男子選手として62年ぶりのベスト8に進出。準々決勝では世界ランク2位のピート・サンプラスに7-6(5), 3-6, 4-6, 2-6のスコアで惜敗した。

1998年に引退した松岡修造はスポーツキャスターとして活躍。テニスの国別対抗戦でハチマキをして国旗を振り回して猛烈に応援するなど、その明るく元気なキャラクターが注目を集め、テレビタレントとしても人気となり、CM、バラエティー番組、キャラクターを活かした書籍の出版などで活躍を見せている。

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