選手自ら「ああしたい」「こうしたい」と発信することで自立心が生まれ、壁にぶちあたっても「できる理屈」で解決できるようになる。
原晋 陸上指導者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人が見過ごしたり、見逃したり、見捨てたりしたものをひとつひとつ拾い上げ、価値を見出す。やれば誰でもできる平凡なことを徹底して、その中で差をつける。そんな信念を持って、私は今まで生きてきました。ともすると人間は、平凡なことはばかにしたり、軽くあしらいがちです。難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。そんなことは決してありません。世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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道徳を欠いては、決して世の中に立って、大いに力を伸ばすことはできない。
渋沢栄一 実業家、官僚
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俺はこれまで仕事を通して、壮絶な人生を過ごした人にたくさん会ってきたけど、人間ってすごいんですよ。どんなに過酷な経験をした人でも、「あの経験があるから、いまがある」っていうんだ。
テリー伊藤 テレビプロデューサー、タレント
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ウィンブルドンでのナダルとの対戦は楽しかったです。どんなに打っても打っても返されて、まるで壁と戦っている感覚でした。あの壁をどうやったら崩せるんだろうって。それを崩して勝てた時、本当の嬉しさがあるんだろうなと思うんです。
錦織圭 プロテニスプレーヤー
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初めは無理やりにでも、ありがたいとか、うわ、すげえな、と思うことを発見していかないと、なかなか身につかない。
武田双雲 書道家
原晋の他の名言
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私の指導方針の一つの柱が、「規則正しい生活」をすること。朝は5時起床、門限は22時、就寝はカッチリ22時15分です。遊びたい盛りの若者には酷かもしれませんが、朝、決まった時刻に起き、みんなで練習し、食事に気を遣って、同じ時刻に寝る。単純なようで、人として当たり前の生活をするだけで、個々の能力が強化され、タイムに表れる。そして、チームの一体感も高まる。こうした生活の基本、時間の大切さに選手自身が気付き、しっかりと「核」を作ってこそ、1秒にこだわったレースができる。試合中のとっさの判断力、創造性も育まれる。
原晋
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多くの指導者は「その程度で満足するな。全然話にならないぞ!」と言ってしまう。私は、「おお、よかった。それは自己ベストじゃないか。じゃあ、もうちょっと頑張って次は40秒だね」とか、「もう一回その自己ベストで走ろうじゃないか」と声をかけるようにしています。するとまたジャンプアップしていき、気がついたら目標に届くというところまで到達しています。
原晋
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できる理屈で、できることをやらせて、半歩が何回も行くと10歩も20歩も30歩も先に行っている。
原晋
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数字の目標も大切なのですが、それと同時に、哲学的な目標というか、目標の意義が不可欠。
原晋
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重要なのが、目標は一歩先ではなく、半歩先で設定すること。そうすることで、一つひとつ確実にクリアすることができるようになる。達成感を味わわせることがとても大切。
原晋
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小さな目標を立て、スモールステップで進んでいった方が、その都度、達成感を得ることができ、楽しく続けやすい。
原晋
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成果を得るにはまず基礎を身に付ける必要がある。陸上競技にとって、規則正しい生活は、数学でいえば四則計算のようなもの。
原晋
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どうすれば夢が実現するか?できる理屈を積み上げていく、その繰り返しですね。
原晋
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できないという目標はただの妄想。
原晋
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私は実業団時代に選手として、存在価値を認めてもらえなかった。その悔しさをバネに、原という男に仕事をさせたら、ちゃんとやると証明したかった。
原晋