お互いの考えや意見を直接言い合うことで変な誤解も生まれず、お互いの納得感も高まります。その上で、その選手のために適切な練習方法を判断するのは指導者の役割だと考えています。
原晋 陸上指導者
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
おまえは野心、思惑がモロに言動に出ている。そんなことで先輩議員にかわいがってもらえると思っているのか。それを、表に出さずどうコントロールしていくかが、まったくできていない。人脈などできるわけがない、人にかわいがってもらえるわけがない。
田中角栄 第64代、第65代内閣総理大臣
-
リーダーに必要な条件とは「この人についていこう」と思わせる信頼があるかどうかに尽きる。ようは「尊敬できる人物か」ということだ。
野村克也 プロ野球選手、監督
-
不器用でも何でも、嫌な話ほど面と向かって話す。それが長い目で見て、信頼関係や組織の連帯につながります。
川淵三郎 Jリーグ初代チェアマン、B.LEAGUE初代チェアマン
-
何よりもいけないのが、人前で叱ることなのだ。叱られる人の自尊心や面子まで潰しかねない叱り方からは、何も生まれてこない。誰だって、失敗をした場合、叱られるのはしかたがないと思っているのだ。それを人前で叱ることによって、さらなる屈辱を与えてしまったらどうなるか。結果は明らかであろう。
松本和那 マツモトキヨシ社長、衆議院議員
-
まずは交渉相手として具体的な人を見つけることが大事。顔の見えない組織に向かって何を言っても、聞き流されるだけですから。そして相手にもプラスになることを示して説得する。それが基本。
田原総一朗 ジャーナリスト
原晋の他の名言
-
個別練習を週に3回取ることで毎回異なる状況下で走る。陸上選手にとっては自ら考え戦略を練ることが可能になる。
原晋
-
私は営業マン時代にいろいろな会社を訪問する機会があり、それらの会社が掲げる社訓をたくさん見てきました。学んだのは、「長いのはダメ」ということです。長い社訓は、理解するのにも覚えるのにも時間がかかります。それでは結局、浸透しない。そう思い、様々なフレーズを考える際には、短くわかりやすくすることを心がけています。
原晋
-
就任した当初は怒ったこともありましたけど、今は怒るよりも諭すことが多くなりました。チーム全体を俯瞰で見ているのは監督ですから、感情的に怒るよりも言葉でじっくり諭したほうが部員の心に響くものです。
原晋
-
「こんな練習をしたい」と提案してきた選手に、ハナから「そんな練習はダメだ」と言ってしまえば、もう二度と自分から提案することはないでしょう。私自身、自分の情報だけで指導していては、私のキャパシティ以上の組織にはならないと思っています。だから、選手からの提案はよく聞き、「なるほど、そうだよね」とまずは肯定するようにしています。それから、「でもね、これこれこういう理由で、半年ぐらい様子を見てから始めたほうがいいと思うけれど、どう思う?」といったやり取りをします。
原晋
-
毎月、6人前後のチームをつくり、一人ひとりが自分の目標を発表します。そしてその目標について、「低すぎじゃないか」とか、「こうしたほうがいい」「こんなやり方もある」などといった議論を行ないます。また、前月の目標に対しての結果も発表し、反省会も行ないます。すると、「なぜ達成できなかったのか」「どうすれば達成できたのか」をみんなで考えることになり、さらに目標の設定が上手になります。
原晋
-
試合は準備の結果がすべて。仕事も同じで、パフォーマンスを最大限に発揮するには始業に向けて体と頭をベストな状態に持っていく準備運動が必須。
原晋
-
古い常識を打ち破り、強いチームを作るコツは同じベクトルを共有すること。私の指導方針の柱の一つが「考える集団を作る」こと。指導者が提示する目標や練習メニューに従わせるのではなく、選手自身が個人とチームの目標を設定し、やるべきことを決め、グループで話し合う。ベクトルを共有し「強くなるために、何をするべきか」を自ら考え、取り組めるようになれば、結果はおのずとついてくる。
原晋
-
陸上選手は、これまで「黙々と走れ」という指導を受けてきました。そのため、辛抱強く一つのことをやるのには向いていますが、横のつながりを築いて、他人とコミュニケーションを図っていくのが上手ではない。そこで「目標ミーティング」というものを取り入れました。各選手に個人目標を立てさせた上で、控え選手なども交えたグループでそれぞれの目標について話し合い、他者の客観的な評価を受けることで達成可能な目標に仕上げていきます。
原晋
-
スポーツでもビジネスでも、できもしない努力目標は、ただの掛け声のようなものにすぎません。将来の大きなビジョンはそこへ至る筋道があってこそ、実現することが可能となる。
原晋
-
大きな目標を設定し、スケジュールの要所に小さなゴールを設けながら、クリアできるか自分でチェックしていく。その繰り返しで自信がつき、自分で考えて行動できるようになる。
原晋