武豊

騎手

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武豊の名言

武豊の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えてないです。

  • 大舞台のプレッシャーというのは嬉しいプレッシャーですね。乗っていなければ味わえないプレッシャーなので歓迎ですし、レースにおいてネガティブなプレッシャーを感じたことはほとんどないですね。

  • 「いい馬ばかり乗っているから勝てるんだ」と言われることもありました。でも、ジョッキーって、いい馬に乗るためにやっているようなもんだから。それが一番の目標ですよ。だからそういう声に対して言い返す気も、怒りも全くない。「いい馬に乗ってる」って言われても「そうですけど」って感じ。

  • 騎手というのは最後を託される立場ですから。言いたいことがあっても結果が悪ければ、黙って被らなくてはならないこともあります。その反面、上手に乗れなかったと思っていても勝てば褒められることもある。

  • 「アイツはもうダメなんじゃないか」とか、どんな世界でもそういう空気、雰囲気になる時があるじゃないですか。その時に「自分だけはそこに流されちゃいけないな」とずっと思っていましたね。周りがそう思うのは仕方ないなとは思っていましたけど、自分がそう思ってしまったら本当にそうなってしまうと思いましたから、絶対に自分だけは流されちゃいけないと意識的に思っていましたね。強がることは全くなかったんですけど、自分が諦めムードに乗っちゃったらダメだと思っていました。

  • もっと上に行こう、という欲を失ったら終わり。努力とか根性とかよりも欲ですよ。

  • ここで勝てば何連覇だ、とかやっぱり考えます。でも、そうやって自分に期待することは、決してマイナスにはならない。

  • 競馬ですから負けることが多いのは仕方ありません。もちろん勝ちたいし、勝てるように頑張っているけど、負けたからといって毎回落ち込んではいられません。もちろんスタート直後に「もう1回、やり直させて!」と思うこともあるけど、競馬にテイク2はないですから。負けても次に切り替えるようにしています。

  • 乗れば乗るほど競馬は難しいと思うけど、乗れば乗るほど競馬は楽しいし、面白いと思う。これって、何なんでしょうね。

  • モチベーションを保つためにいちばん大切なのは「競馬が好き」ということですかね。実際に飽きたことがないです。「もっと勝ちたい。もっと上手くなりたい」という気持ちは、ある意味ずっと変わっていない。

  • 負けは負け。その圧倒的に多い負けをムダにしないで教訓にできる人が、他の人よりもちょっと勝てるんじゃないかな。

  • 武田先生(武田作十郎調教師)から口を酸っぱくして言われた、「いいか、豊。技術だけうまくなっても、いい馬乗りにはなれない。みんなから信頼される騎手、誰からも愛される騎手になりなさい」という言葉は、今でも僕の心のど真ん中にあります。

  • 小さい頃から、ずっと騎手である父に憧れ、父の背中を追って来たので、今の自分があるのは父のおかげです。

  • 雑音を消す方法はたったひとつ、レースで勝つしかない。

  • 河内さん(河内洋元騎手)は、技術的なことをあれこれ言葉で言う人ではなかったので、ずっと後ろにくっついて、真似をしていました。覚えているのは、「うまく乗らなくてもいいから、とにかく一生懸命に乗れ」という言葉です。

  • 僕自身はデビュー当時とほとんど変わっていません。馬に対する思いも、競馬に対する気持ちも一緒。若い頃から自由にやらせてもらってきたし。そりゃあね、ちょっと調子に乗っていた時期もあったけど。今思うとですけどね。怖いものなしみたいな。でも、それもこれも全部をひっくるめて、今の武豊があると思っているんですよね

  • 騎手を辞めたいと思ったことはありません。結果が出ないときは、自分の中でもムードが良くないなぁとか、今週も勝てそうな馬がいないなぁとか、そんな気分になったこともあったけど。僕も人間ですから。でも、もう嫌だとか、もういいかなと思ったことは、騎手になってから今日まで、一度もないですね。

  • 騎手としてのゴールは見えてないし、考えてもない。もちろんこういう世界だからいい時もあればなかなか苦しい時もある。ただ、こうやって好きな仕事がやれているのはすごく恵まれていると思う。引退後のことは、考えたこともない。もちろん、もう50歳になりましたから、そんなにずっとできる仕事ではないとは分かっているけど、じゃあ騎手のあと何になるんだとかいまだに想像つかないですし、騎手を終えた後の自分が想像つかないです。

  • 大一番の前は、緊張するし、ドキドキしますけど、ぼくは、そのドキドキが大好きなんです。これがなくなったら寂しいだろうな、と思う。レース前はぐっすり眠っても、レースのあとは興奮して眠れないことが多いですね。

  • ぼくの仕事は、勝って褒められるか、負けてブーブー言われるかのどっちかでしょう。始める前に、結果が出たあとのことをとやかく考えたって仕方がないじゃないですか。ぼくは、考えなくてもいいことは、ホントにぜんぜん考えない。単純なんですよ。

  • 僕を誰だと思っているんですか?

    出典:  2014年、インタビューで「今年は調子がいいんじゃないですか?」と聞かれ。

  • どんなに経験を積み重ねて、似た場面を分類できたとしても、正解はその都度違うんですから。ただ、選択肢のなかに、正解が含まれている率は経験によって高まるんだと思います。

  • 悔いが残るのは、自分の考えで乗れなかったときです。他人の考えに耳を傾けるのは大事で、『ホントだ。あの人の言ってた通りだ』ということもありますが、自分とは違う考えだったのに安易に影響されてうまくいかなかったときなんか、「ああ。。。」という気持ちになってしまいます

  • レースを終えた後は、家に帰りながら、「あそこは、こうだったなぁ」とか、「この馬は次、あのレースが合いそうだなぁ」とか思いを巡らせ、月曜は競馬雑誌、録画しておいたレースを見ます

  • これまで騎乗したすべての馬、その馬に携わってくださったすべての方、家族、友人、どんなときでも僕を応援し続けてきてくれたファンの方。数えきれないほど多くの方に支えられて、今の僕がある。感謝の気持ちでいっぱいです

  • 凱旋門賞を勝つために、あと何が必要なのかというのはよく聞かれる質問ですが、日本の馬はもういつ勝ってもおかしくないレベルにあると思います。騎手としては、世界中どこでも、チャンピオンジョッキーがいちばん強い馬に乗れる確率が高いわけです。騎乗技術を磨いて、そういう強い馬が回ってくる騎手であり続けるというのが、僕ができること。

  • 親父がジョッキーで競馬の情報がいつも家にあったので、自然と海外の競馬への憧れも持つようになっていました。競馬は世界中どこでも行われていますし、馬は移動の制限があったりしてたいへんですけど、騎手はステッキ1本持っていればどこへ行ってもやれる仕事。今思えば、この頃からそういうかっこよさに憧れていたのかもしれないですね。

  • 競馬への姿勢はずっと変わらないですね。これからもそうなんですけどね、気持ちは変わらないです。

  • 自信がない時は絶対にいい結果は出ませんね。僕は自己暗示ではないですが、たいていは勝てるつもりで乗っています。

  • 昨日のボクより上手に乗れるようになっていたい。

武豊の名言を見ている方へお薦めする名言

武豊の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。

武豊について

JRA 栗東所属の競馬騎手。デビュー1年目に69勝をあげ、新人騎手の最多勝利数記録を更新。デビュー2年目には113勝で関西リーディングジョッキー、3年目に132勝でJRAリーディングジョッキーに輝く。以降、史上最短・最年少勝利記録のことごとく塗り替え、9年連続JRAリーディングジョッキー、23年連続JRA G1勝利など輝かしい実績を残す。人気、実績ともにJRA史上最高のジョッキー。

1969年(昭和44年)武豊は京都府京都市伏見区に、JRAで1163勝をあげたジョッキーで、調教師にもなった武邦彦の三男として生まれる。JRAのトレーニングセンターがある滋賀県栗東町で育つ。栗東市立栗東中学校を卒業してJRA競馬学校に入学。1987年(昭和62年)武豊は競馬学校を卒業してJRAの騎手となり武田作十郎厩舎に所属。一年目で69勝をあげて新人騎手の勝利数記録を更新し、最多勝利新人騎手勝を受賞。2年目は113勝をあげスーパークリークで菊花賞を制しG1初勝利。3年には132勝をあげデビュー3年目にして早くもJRAリーディングジョッキーを獲得G1レースも4つ制した。以降武豊は次々とJRAの記録を塗り替える活躍を見せ、1992年から2000年までは9年連続でJRAリーディングジョッキーを獲得。JRAのG1レース勝利数は2位に二倍以上の差をつけ史上最多、最大の栄誉とされる日本ダービーの勝利数も史上最多である。

武豊は特にサンデーサイレンスの産駒との相性がよく、レース序盤、中盤は後方に控え、終盤に一気に追い上げることで瞬発力のあるサンデーサイレンス産駒を活かす戦法を得意としていた。特に2004年から2006年まで活躍したディープインパクトとのコンビは素晴らしく、13戦12勝2着1回で、G1レース7勝という記録を残した。しかし、2010年前後になると、勝利数、G1制覇数ともに停滞し始める。最多勝利騎手賞は2008年に獲得したのを最後に途絶えている。武豊の得意とする追い込み戦法は、失敗したときに馬の能力を出しきれずに負けたとの悪い印象を与えること、この頃から外国人騎手のJRAでの騎乗が増えたこと、さらに外国人騎手は積極的に前方でレースを進めて好成績を残したため、馬主や調教師の間で武豊の追い込み戦法に対する疑問が生じたことなどが原因とされる。

それでも2016年と2017年にはキタサンブラックとのコンビでG1・6勝をあげるなど引き続き活躍を見せている。