人は子どもの頃、他人が自分をどう扱ったかで自分の扱い方を学ぶ。そして大人になったら自分で自分をどう扱ってるかを見て、他人はあなたの扱い方を決める。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
この名言を見ている方にお薦めの名言
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感性を研ぎすます秘訣は、ほかのジャンルの人と積極的に話し、聞くこと。
羽生善治 棋士
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仕事とは関係のない人たちとの会合は、異質の才能、経験を持った人々と交流できるまたとない機会です。そしてときとして思わぬ人から、経営の参考になる話を聞ける楽しみもあります。経営者をはじめ多くの人々のヒント、忠告には、金銭には換えられないコストがかかっていることが珍しくありません。多くの授業料を払った実体験からくる言葉には、傾聴に値する重みがあります。
宮内義彦 元オリックス社長
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自分が認める勇気がない時に他人から真実を指摘されると、動揺するものだ。動揺の度合いが強ければ強いほどその指摘にはリアリティがある。
村上龍 小説家、脚本家
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日本代表の合宿でダルビッシュ投手に強いストレートを投げるコツを教えてもらって、自分なりに取り入れました。そうすると、「自分がこんな強い球を投げられるのか」と驚くような球が行くようになったんです。
田中将大 プロ野球選手、メジャーリーガー
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何の試練も受けていない者は、試練を受けている人に、何も教えることはできません。
トルストイ 小説家
為末大の他の名言
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私は34歳で現役を引退するまで、「足が速い」という価値基準にしばられてきましたが、引退後に出会ったさまざまな業種の人たちは、当然ですが別の価値観を持ち、それぞれが輝いていました。思っていたよりも世界は広い。業種や国籍、世代の違う人たちと積極的に交流することで、私はそのことを実感しました。ビジネスマンも、もっと「外」に目を向けてはどうでしょうか。
為末大
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欧州でレースを転戦したり、米国を本拠地に活動したりしてきた、これまでの経験からすると、日本人は議論で物事の問題点をあぶり出すことが弱いと感じている。そこで議論のできる人間を育てる場を作りたいと考えた。それが為末大学だ。
為末大
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陸上に限らず、一番おもしろいのは仮説を立てることだと思っているんです。
為末大
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意味は区切らないと存在できない。それが意味があるかどうかは、時間と空間を区切って初めて存在し得る。時間軸を無限に伸ばせばいいも悪いも無くなり、故に意味も無くなる。
為末大
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究極の世界を覗いて認識を変えてみる。例えば、宇宙についての話を聞くとか、1000年後を予測する人の文献を読むとか、世界一に挑戦する選手の姿を見るとか、世界の貧困層について調べてみるとか。それで何かが急に変わることはないけれど、自分の悩みの内容の狭さに気づき、認識が変わる。無理にポジティブに考えようと思い込むより、自然と前向きになれると思います。
為末大
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人の真似をしている限り、残念ながら、ずっと2番手のままだ。
為末大
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「羨ましい」と上手に言えなかった人は批判的になる。
為末大
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頭が悪い人は自分に気付かない。
為末大
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たとえば僕が会社をひとつ上場させて名誉職にでも就けば、周囲は「あの人は成功した」と思うでしょう。一方で、これもたとえ話ですが、ウガンダに行って陸上の普及に人生を賭けたものの最後に銃殺されてしまえば、「あの人は失敗した」と言われるかもしれません。でも、どちらの人生が幸せで成功したかは僕にしか分かりません。つまり、どんな人生を送るにせよ、自分が考える成功を追いかけるためには、社会の目や批判から自在であることが非常に重要だと思います。
為末大
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自分で考えることは大事なのですが、そのためにはある程度、基本になる考え方の型を自分の中に持っていなければいけない。
為末大