天理大学時代、当時の試合形式の乱取り練習は6分×13本だったのですが、僕は「残り何分?」「あと何本?」という意識で乱取りをこなしていました。するとそれを見抜いた細川先生は「そのやり方は駄目だ。限界がきたら休んでもいい。ただし、最初の1本から全力を出し切れ」と。その後、1本1本を必死に取り組むようになってから、劇的に自分が強くなっていくのが分かりました。細川先生は、無駄をそぎ落とした意味ある努力の重要性を教えてくれたのです。

野村忠宏     柔道家

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