タレントさんや芸人さん、子供たちの質問は、一般の視聴者の方が抱えている「?」でもあるはずで。そこに少し解説が加われば、多くの人がニュースの奥にある面白さに気づいてくれる。そういう知りたいというニーズはずっとあったと思うんです。それを作り手側が「国際情勢じゃ、視聴率は取れない」と思い込み、応える番組を作れなかっただけ。私が予想外に忙しくなったのは、そのせいだと思います。
池上彰 ジャーナリスト、テレビ司会者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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本の形で読者が読む時のことを考えて、めくった時に最初に目に飛び込んでくるものがどういうものか、そこに驚きがあって欲しいし、目を引いて欲しい。
井上雄彦 漫画家
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一番大事なことは、自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書くということ。
井上ひさし 劇作家、放送作家、小説家
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事務所に入れば仕事を取ってもらえる、会社に入れば仕事を作ってもらえると、人は思うでしょう。そういうことが世間で当たり前だと思われているけど、うちの事務所は仕事を取らない。そのことを知ってもらった方がいい。「欽ちゃんの会社は面倒を見てくれないや」とすぐに辞めるような人間なら、面倒を見ても無駄だよ。
萩本欽一 コメディアン、タレント
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他の会社さんから提案が来たら、お会いするようにはしています。ただ、「ほぼ日」には「約束3原則」というのがありまして、それを基に動くようにしています。できるだけ約束をする、できる約束だけをして、守る、守れなかったら全力で謝る、です。これにおまけとして、「頼まれたことは、こちらからお願いしてでもしたいことかどうか、1日置いて考える」がつきます。ですから、企業からのお誘いも、こちらがお願いしてでもぜひやりたいことかどうか、よく考えて返事をします。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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最初の頃は変なタレントでしたよね。取材が一日に何本も入ってて、裸になったり、東京中あっちこっちかけずり回ったり、あげくにテレビ局二~三局まわって。みんなでその度に楽器降ししたりして頑張ってるんだけど、全然なじめなかった。
桑田佳祐 ミュージシャン
池上彰の他の名言
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これから独自のビジネスを展開する場合には、インターネットの情報だけではまったく不十分です。
池上彰
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結局、自分なりの働き方改革をしなきゃいけない。会社やまして政府に言われてやるようなものじゃない。自分自身が何をやりたいか。どう生きたいか。そのためにはどう働くべきか。自分なりのストーリーを描くことだと思います。
池上彰
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いい結果が出たら、良かったで終わっちゃいけない。悪い結果が出たら、なんでだろうって悩むくらいだから、いい結果のときも「なんでだろう」が必要だ。
池上彰
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いざとなったら、ここがダメでもほかの収入もあるというのは大事。テレビのコメンテーターが専業の人は、それが干されたらおしまいだからどうしてもバランスを取ったコメントをしてしまう。私の場合は、選挙特番で政治家を怒らせてテレビから干されてしまっても、本で食べていけると思っているから辛口で突っ込めるわけです。
池上彰
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ほかの人に何かを伝えたい。その思いは、人間が社会的動物である以上、当然のことです。
池上彰
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言いたいのは会社に全面的に依存してはいけないということ。それは経済的な面もそうだし、心情的な面もそうですね。その見極めと覚悟があるほうが、むしろうまく関係が保てると思うのです。
池上彰
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企画をプレゼンテーションするときや職場で朝礼のスピーチをするときなどに、集まっている人を惹きつけるにはどうしたらよいでしょうか。その方法の一つは「具体的な話から始める」ことです。
池上彰
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情報を集めるだけでは、あまり価値がない。その集めたものをどう扱うか、どう発信するか。きっと、情報だけでなく、モノでもそう。
池上彰
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中身の充実した報告書や提案書を書くためには、五感を研ぎ澄ませて、調査や打ち合わせに臨むことも大切です。現場の匂い、景色、雰囲気、人の話などを虚心に受け止め、書面に少しでも書き込んでみるのです。そうすることで、ほかの人とは違った臨場感とオリジナリティーのある報告書や提案書ができあがるはずです。
池上彰