私の場合、猫のように特定の人間になつかないというのが理想です。派閥に入ったら、そこがコケたら自分もアウト。NHK時代、これは派閥に勧誘されているのだなと感じても、気づかないふりをしていました。面倒だから、あらゆるものから距離を置きました。職場の飲み会も一次会まで。二次会は行きません。そんなヒマがあったら違う業界の人たちと知り合うことです。
池上彰 ジャーナリスト、テレビ司会者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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各国の若者に人生の目標は何かと質問した調査結果で日本の6割の若者が「人生を楽しみたい」と言って競争を放棄しているわけだから、ちょっと頑張ればすぐにトップになれる。世の中にないものを発想できる異端者も出やすい。そう考えるとこんなに明るい時代はない。
永守重信 日本電産創業者
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他の人についていくよりも自分のやり方で間違ったほうがよい。
ドストエフスキー ロシアの小説家
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社会の監視のもとに暮らす人は、娯楽のときですら真っ先に考えるのは世の中に合わせることである。いつも大勢に順応していたいのだ。何かを選ぶときも、普通に行われていることの中からしか選ばない。人とは違った趣味や、変わった行動は犯罪のように避けようとする。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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一を以て之を貫く。
孔子 思想家、儒教の祖
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平安はいかなる権利にもまして貴重なものである。平安が権利のためにではなく、権利が平安のために作られているのだ。したがって、どちらかが道を譲らねばならないとしたら、権利が平安に譲らねばならないのであって、平安が権利に、ではない。
マルティン・ルター 神学者・牧師
池上彰の他の名言
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ストレッチさせない限り、人間は成長しない。アスリートが筋肉を鍛えるのって、それですよね。
池上彰
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人に説明するためには、自分で勉強したことを本当の意味で理解していないとできない。どうやって説明するかを考えるとき、初めて自分の頭の中で勉強したことが整理されるのです。よりわかりやすく伝えるためには、どんな情報が必要なのかも見えてくるんですよ。
池上彰
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「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いますが、その通りですね。謙虚に教えを請うことで、新たな知識を吸収することができる上に、こうした人の好感度は間違いなくアップします。
池上彰
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知識をインプットするだけじゃなくアウトプットまでできるようになる、となるといきなりハードルが上がります。生半可な理解では人に伝えることはできません。私の場合、NHKで「週刊こどもニュース」を手がけたときに、小学6年生に大人向けニュースを理解してもらうにはどうすればいいか腐心しました。
池上彰
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国民は、そのレベルに応じた政治家を持つ。...つまり、政治家は、その国の国民の代表。国民と同じレベルだ、という意味です。政治家の悪口を言うことは、結局は自分たちの悪口を言っていることになってしまう。
池上彰
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しっかり準備をしたつもりでも、思わぬ質問が飛び出し、驚かされるのが面白いところ。私は私で違う視点から見ることができるわけです。こういう化学反応が楽しくて、書くのが好きと言いながら情報バラエティをやっているように思います。
池上彰
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中身の充実した報告書や提案書を書くためには、五感を研ぎ澄ませて、調査や打ち合わせに臨むことも大切です。現場の匂い、景色、雰囲気、人の話などを虚心に受け止め、書面に少しでも書き込んでみるのです。そうすることで、ほかの人とは違った臨場感とオリジナリティーのある報告書や提案書ができあがるはずです。
池上彰
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独自の切り口を持つことが要求される。ニュースをただ読むだけでなく、「考える」ことをしていないと、その「切り口」が見つからない。
池上彰
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人は自分の話を聞いてもらうと、存外嬉しいものです。ましてや、初めて会った人が自分の話を熱心に聞いてくれると、感動すら覚えたりします。自分の話を聞いてくれる相手には当然、親しみを持つし、好感度も増します。反対に、相手の話を聞くのも楽しいけれど、一方的に聞かされると、苦痛になってしまいます。
池上彰
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自分の意見と違う論調の新聞って、読むのに抵抗感があるという人もいるでしょう。でも逆に、それを面白がるという発想が必要だと思います。「こんな見方ができるんだ」と思って読めば、新たな刺激になりますよ。
池上彰