自分が賛成するような意見だけではなくて、自分が読んでいて不愉快な意見とか、自分の考え方とは違う意見にも接してみる。そこで初めて、自分なりの考え方ができてくる。
池上彰 ジャーナリスト、テレビ司会者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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目標を達成できたから偉いわけでもなく、達成できなかったからダメでもない。目標を立ててそこへ向かっていくというのは人生の喜び。
桑田真澄 元プロ野球選手
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訓練して訓練して、理屈や理論の枠から超越したもの、これが「甚」だしい「力」という勘だ。この勘を会得した時に、プロの技術を発揮できる。
川上哲治 プロ野球選手、監督
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英雄とは、自分だけの道を歩く奴のことだ。
司馬遼太郎 小説家
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1日は24時間しかない。そのために何ができるか。そう考えて、一心に自分を磨く。こうした一個ずつ一個ずつ、小石を積み上げていくような積み重ねがあって、はじめてすぐに正しい決断ができるようになる。
野村克也 プロ野球選手、監督
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人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
池上彰の他の名言
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人に説明するためには、自分で勉強したことを本当の意味で理解していないとできない。どうやって説明するかを考えるとき、初めて自分の頭の中で勉強したことが整理されるのです。よりわかりやすく伝えるためには、どんな情報が必要なのかも見えてくるんですよ。
池上彰
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「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いますが、その通りですね。謙虚に教えを請うことで、新たな知識を吸収することができる上に、こうした人の好感度は間違いなくアップします。
池上彰
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独自の切り口を持つことが要求される。ニュースをただ読むだけでなく、「考える」ことをしていないと、その「切り口」が見つからない。
池上彰
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ただ自分がわかればいいというだけでなく、わからない人に説明するときにはどうしたらいいかという問題意識をもって読むと、理解の深さが格段に違ってきます。アウトプットを意識して読むわけです。
池上彰
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自分の意見と違う論調の新聞って、読むのに抵抗感があるという人もいるでしょう。でも逆に、それを面白がるという発想が必要だと思います。「こんな見方ができるんだ」と思って読めば、新たな刺激になりますよ。
池上彰
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私は子供のころから就職して1~2年目まで、ずっと内気で引っ込み思案でした。それがいまでは、国内外の様々な人に会って取材したり、テレビに出たり。記者になって、存分に仕事をしたいという思いが私を変えていきました。伝える力はいくつになっても伸ばすことができると強調したいです。
池上彰
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会社の論理に染まって悪事に手を染めたり、働き過ぎで倒れたりして、自分を見失わないでほしい。最後は自分で自分を守るしかない。そういう意味で強くあってほしい。組織よりまず、自分を大切にしてほしい。
池上彰
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私の場合、猫のように特定の人間になつかないというのが理想です。派閥に入ったら、そこがコケたら自分もアウト。NHK時代、これは派閥に勧誘されているのだなと感じても、気づかないふりをしていました。面倒だから、あらゆるものから距離を置きました。職場の飲み会も一次会まで。二次会は行きません。そんなヒマがあったら違う業界の人たちと知り合うことです。
池上彰
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組織を引っ張っていく立場の人が、「なにがなんでも目標を達成するぞ」という気迫を示すことで、プロジェクトや部や課をまとめていくことができます。逆に部下にあれこれ命令するだけでは、「下にばかり押し付けて」と言うことになるからダメなんです。そうではなくて、「俺が全責任をとるぞ」という気迫を示す。これも、言葉ではない伝える力なんだろうと思います。
池上彰