おいらは何度でも言う「六本木のおねえちゃんと、おいらがなんで同じ一票なんだ」とね。きちんと税金を納めるという義務を果たしている奴が、はじめて選挙という権利を行使できるんだよ。
北野武(ビートたけし) お笑い芸人、映画監督
出典: ビートたけし「たけしの死ぬための生き方」
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
弱い女性を守ることで自分の強さを感じたいって男がいたら、そいつはつまんないヤツだと思うよ。
木村拓哉 俳優、タレント
-
「いい馬ばかり乗っているから勝てるんだ」と言われることもありました。でも、ジョッキーって、いい馬に乗るためにやっているようなもんだから。それが一番の目標ですよ。だからそういう声に対して言い返す気も、怒りも全くない。「いい馬に乗ってる」って言われても「そうですけど」って感じ。
武豊 騎手
-
競争できない弱者は救わないといけませんが、今は競争できるはずの敗者が弱者のフリをして「弱者を救うべきだ」と言っているように思えてなりません。敗者が「強者はけしからん。俺たちを救え」と言ったら健全な競争がなくなりますよ。
松井道夫 元松井証券社長
-
軍人も政治家も「前世紀の発想」に囚われた時代遅れの集団だからね。
フィリップ・コトラー 経営学者
-
国民が守るべき道徳上の義務を今よりも怠って、更に無学無知に陥れば、政府の法の規制は今よりも厳しくなるでしょうし、もし、国民が全員学問に志して物事の道理を知り、文明の風潮に進むならば、政府の法もいっそう寛大で情け深いものとなりましょう。法が苛酷になるか寛大になるかは、国民の品性によってどちらかの傾向が強まるのです。
福沢諭吉 思想家、教育家
北野武(ビートたけし)の他の名言
-
日本は一億総たかり国家なんだよ。自分は何もしないで、たかることの良し悪しというのが生活のすべて。いかにたかるかという寄生虫みたいな人間が巾をきかせている。
北野武(ビートたけし)
-
今の若い奴は、人間というものは遊ぶためだけに働いていると思っている。とにかく自分の生活は遊ぶことだけが優先しているものね。その考え方と正反対の奴らが支えてきた日本だから、それが少数になれば、当然、国もひっくり返るよ。
北野武(ビートたけし)
-
今までいつ死んでもかまわないって言ってきたけども、なぜ死んでもかまわないかって言ったら、おいらは一般のやつに比べたら色んなことをやってきたんだ、欲しい車は手に入れたし、ねえちゃんたちとは遊びたいだけ遊んだ、それだけでもいいじゃないかって。でも結局、下の奴を見て、位置関係を計ってただけ。自分の考えは汚いなって思ったし、すごく嫌になった。
北野武(ビートたけし)
-
情報って誰が出してるんだってことですよ。広告をはじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないだとか、流れを作っていくわけですよ。それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。
北野武(ビートたけし)
-
成功の秘訣は、いちばんなりたいものじゃなくて、その人にとっては二番目か三番目の、違う仕事に就くこと。自分にはもっとやりたいことがあるんだけど、今すぐにそれをできる能力はないから違うことをやってます。それぐらい自分を客観的に見られるやつのほうが、成功する可能性は高い。
北野武(ビートたけし)
-
昔の男には家庭を顧みずに、やろうとする何かがあった。今は、男がなんのためにいきるかというと何もない。しょうがないから、家庭にそれを見つける。そうすると、女房子供と楽しい生活を、というぐらいのことが生きる目的になってしまう。
北野武(ビートたけし)
-
よその国の政治家は、国を牛耳るためにどうやってもめることなく国民を一からげで同じ方向に向かわせられるか、頭をしぼって考える。ところが日本みたいなお気楽な国は、指導者が何もしなくても、国民の方で一つの流れになってくれる。
北野武(ビートたけし)
-
日本人は、もともと自我が強くない。その反対に自己犠牲の好きな国民。平気で国の犠牲になったり、会社の犠牲になったりする。家族の犠牲なんて朝飯前。子供の病気なら、親が肝臓を半分切ってあげる。
北野武(ビートたけし)
-
貧乏を貧乏の中に封じ込めて、その中で金を回すという商売が多すぎるんだよ。服でも食べ物でも、安売りの品だけを買ってたり、安くて早くてという所に並んでばかりだと、絶対上に上がれないよ。
北野武(ビートたけし)
-
生き物は食って生きてるんだから、自分の意志で食えない奴、人の力で食わされて生きてるってのは、生きる権利がないと思ってた。ライオンでも他の動物でも、自分の力でメシを食えなかったら死んでいくはずだろう。それを人の力で生かされるなんて、もうほとんど生物としてはダメだってことだよ。
北野武(ビートたけし)