なんで女の人を好きになるのか?そう聞かれたって答えられません。うーん、顔もきれいだし、心も広いしなぁ・・・・。と言ってみたって、言葉の端々が嘘になっていくんだから。男と女は赤い糸で結ばれているいうけど、それじゃその赤い糸が二本も三本もあるのかよ!ってことになってしまうでしょ。年齢が進んでいくうちに、人間はいろんな人と出会います。若い頃、10人の中から一人を選ぶのと、後になって100人の中から一人を選ぶのとでは、えらい違いですよ。
松田優作 俳優
この名言を見ている方にお薦めの名言
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愛するということは、自分の愛する相手の生を生きるということである。
トルストイ 小説家
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憎しみとは人間の愛の変じた一つの形式である。
有島武郎 小説家
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男はどんな女とも幸福にやっていくことができる。その女を愛さない限りは。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
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ぼくがこれほど、あなたに執着しているのは、たぶんあなたを、自分で勝手につくりあげているからだ。
サン=テグジュペリ 作家、パイロット
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与えようとばかりして、貰おうとしなかった。なんと愚かな、間違った、誇張された、高慢な、短気な恋愛ではなかったか。ただ相手に与えるだけではいけない。相手からも貰わなくては。
ゴッホ 画家
松田優作の他の名言
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自分のやってきたフィルムっていうのは、宝物っていえばみんな宝物だけど、なくしたいっていやあ、みんななくしたい。
松田優作
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男から笑いとか、喜びとか、傷つき方とか、別れとか、教えてもらっても、全部忘れちゃうから。全部、女から教えてもらうんですよね。
松田優作
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いますごく自分の中でさえてるなと思ってる時間、たくさん持ってるけど、それはやっぱり、死ぬまで続くものでもないですから。
松田優作
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僕は観念的なもの、意識的なものを、自分の芝居に取り込みすぎていたんですね。で、一度自分の中に取り込んだものは捨てられない。そして何かを演じる時につい、僕はあれもできる、これもできるって風になってきてしまう。頭ばっかり大きくなってっちゃってね。日常生活のディテールの中にドラマがあったりするでしょ。僕はそんな簡単な事に長い間気が付かないでいたんですね。
松田優作
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おれはまだ発展途上人なんですよ。かつて積み上げていったアクションスターとしての自分が、邪魔っけでね。
松田優作
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僕みたいなチンピラでもやっていける映画界というのは不幸なのかも知れないけど、だから逆に主演できるってことは幸せなんじゃないですか。やりたいと思うことは、もうみんな先輩達がやっちゃって、何も残ってないでしょ。渡哲也さんは、最後の映画スターだと思いますよ。僕なんか、スターじゃなくてズターっていうか、ガターって感じね。でもいちいち悲観してたらやってけないってとこもありますからね。
松田優作
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テレビなんかで完全にお仕事として、お金として割り切ってやるやつは、そのままいくだろうけどな。
松田優作
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いませんね、仲間なんて。先輩でも後輩でも、同じくらいなやつでも、緊張できる関係がいいわけで。
松田優作
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日本映画は大きな中途半端をやってるじゃない。例えばSF映画なんて呼べるものがある?どこにもねえだろう。SFがどうしたなんて言える状態じゃないだろ。作れないんだからさ。それが全てを物語ってる。市場が世界に向かって無いじゃない。香港映画に負けてるし。いくら中国で「敦煌」なんてやっても爆笑だぜ。市場は日本以外にないもの。それをどっかの会社が社運を賭けてやるっていうのは、金余りの会社が名画かなんか買うのと同じもん感じるね。
松田優作