必要なことが全部書いてあれば、連絡事項としては伝わる。ただ、それが100%ではない。全部言っちゃうとかえって伝わらないようなところがある。
又吉直樹 お笑い芸人、小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
私にはクリスマスのお祭り騒ぎが以前からどうしても受け入れられない。それはイエスの生涯や教えに全くそぐわないように思える。
マハトマ・ガンジー 宗教家、政治指導者
-
百のうち九十までは、自分では実際に体験したことのないことです。僕自身の実際の人生は、かなり退屈で、物静かなものです。しかし、どのようなささやかな、日常的なことからでも、大きな、深いドラマを引き出していくのは、作家の仕事であると思います。
村上春樹 小説家
-
「我」を去り私心をなくす、そうして自然の大道と己を一緒にしてみると、「生死」というものがなくなってくる。
高橋是清 大蔵大臣、日銀総裁、総理大臣
-
当初は、「周りが自分をどのように見ているか」がとても気になった。でもね、よくよく考えてみると、誰も僕のことなんて気にしていないんですよ。
長谷部誠 プロサッカー選手
-
社会は一般国民をどう扱うかによってだけでなく、犯罪者をどう扱うかによっても評価されるべきである。
ドストエフスキー ロシアの小説家
又吉直樹の他の名言
-
自分の両親は世の中の価値基準にさらされたりギスギスしたところがなくて、社会的成功よりも「今日のご飯がおいしければ幸せ」というようなマイペースで楽しい人生を生きてるんです。自分はそれが出来てないので、そういう意味では尊敬しています。ある意味、自分は「両親のファン」なんです。
又吉直樹
-
「時代を表現によって予見しよう」ということは考えてないし、「トレンドを乗りこなそう」って気持ちも全然ないんです。ただ、自分がここで生きている限り、自分自身のことを描こうとすれば、今の時代を描くことになってしまうと思います。
又吉直樹
-
虐げられている人は、もちろんしんどいけど、恵まれている人は悩んだらあかんような風潮もあるじゃないですか。「おまえぐらいで文句を言うなよ」って永遠に言い続けられる、みたいな。人それぞれの痛みや苦しみって、数値化して比べられない。だから自分の痛みはきちんと痛みとして受け止めながら周りの人の気持ちも理解できるようになればいいんだけど、今、逆に行ってるじゃないですか。「もっとたいへんな人、おんねんぞ」って。苦しむことすらできない人がつくられてる。いや、血ぃ出てるよ?なんで痛がったらいかんねんって思う。
又吉直樹
-
難しいとか、俺には合わへんとか、面白くないって、例えばその時思ったとしても、それは自分がその本を読むタイミングじゃなかったり、能力がまだなかったりするだけで、面白くない本ってないんじゃないかと僕は思うんですよ。
又吉直樹
-
僕はもともと、生まれた瞬間に芸人になりたいと思っていたわけじゃなくて、生まれて成長していく過程で、会社に勤めて真面目に暮らしていくということが自分の能力では出来ないだろうなというのが、なんとなく小学校くらいでわかってきて。でも考えたりするのが好きで、身体動かすのが好きでとか、だんだん自分はこれが好きでこれが嫌いだとか出てくるなかで、それに合う職業がないということにまずショックを受けたんです。今ある職業に自分が合う職業がない。そういうカタチの自分、人間としての自分がまず存在していて、面白いこと考えるというのは自分の中でもかなり優先されることやから一番近いので芸人かなと、芸人になりました。
又吉直樹
-
月が凄く大きくて感動した。ただ、それを誰かに伝えたいという無邪気な欲求が自分から消滅していて寂しい。
又吉直樹
-
時代が変わっても読めるというのは、表層のことではなて、なにかしらの本質、真ん中の部分を書いているからだと思います。たとえば経済書でも、昔は実践してもダメだったのがいまの時代にめちゃくちゃマッチするものもあるかもしれませんしね。
又吉直樹
-
東京に来てみたら、すっごい寂しかった。自分は1人でも大丈夫と思っていたんですけど、それは教室の中に人がいっぱいおって、仲良くなろうと思ったら、いつでもなれる状況があってのものだった。「俺は、朱に交わらない」みたいな。それが、ほんまの1人になったらすげぇ寂しいんやな、と。でも、今となっては1人で何をしているのかわからん時間がめちゃくちゃあったのが、良かったと思っています。
又吉直樹
-
雨のおかげで、「まだ降ってましたか?」と話し掛けて貰えた。
又吉直樹