芸人になって最初の頃は怖かった。毎日、僕らに何ができるんやろう。何かできることからやろうと徐々に思うようになった。
又吉直樹 お笑い芸人、小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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基本的に何に対しても自信がないタイプなんですけど、演技に関しては本当に苦手意識があって毎回すごく緊張します。
指原莉乃 元アイドル、タレント
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会社員としてやっていくのであれば、基本的には角がなくて、決められた仕事を淡々とこなすタイプのほうが本人も周りもラクだし、うまくまわると思うんです。
西村博之(ひろゆき) 2ちゃんねる開設者
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高度成長期のサラリーマンが退屈なルーチンワークに耐えることができたのは、社会の発展に自分の夢を重ね合わせることができたからでしょう。しかし、高度成長期が終焉してからは、そうした共同体幻想を抱くことはもはや不可能になってしまいました。ルーチンワークは、ただの退屈な仕事になってしまいました。
堀江貴文(ホリエモン) オン・ザ・エッジ創業者、投資家、著作家
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無益で希望のない労働以上に恐ろしい刑罰はない。
アルベール・カミュ フランスの小説家
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サラリーマンをやりながら、一生ハッピーに過ごすということはありえないでしょう。サラリーマンというのはすぐ上の上司との関係が難しい。ずっと上の人とは別に問題はないんです。すぐ上とぶつかるわけで、どうしても批判してしまいがちです。会社にはルールメーカーとルールブレイカーがいますが、直属の上司というのは、ルール通りにやっていれば安心していますが、部下がルールブレイカーだと心配します。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
又吉直樹の他の名言
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本や小説の話は、僕の中でお笑いと密接です。お笑いには、落語、漫才、コント、大喜利、ロケ…っていろいろあるじゃないですか。これらって、職業分けされないのがおかしいぐらい、違った資質がいるんですよ。
又吉直樹
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芸人を始めると先輩にも同世代にもおもしろい人なんていっぱいいて、後輩にも抜かれて…。最初の1、2年は嫉妬していましたね。自分は世の中に待たれていると思っていたのに、全然待たれていなかった。でもあるとき、あの人が世に出たから自分が世に出られないっていう考えをやめたんです。自分たちはまだ単純に世に出るレベルに達していないんだって考えかたを切り替えたら、他人への嫉妬心はなくなりましたね。自分が売れるためになにが必要かだけ、考えるようになりました。今でも本当にすごいものを見ると嫉妬しますけどね。
又吉直樹
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「書きたいな」というテンションが上がってきた時に、何を書くかを具体的に考えた方がいいかと思っているんです。
又吉直樹
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小説は一度書き始めると途中で降りられない。反対に10分のお笑いのネタだったら、途中まで書いていてもボツにして一から作れるんですよ。煮詰まったらワクワクする設定をもう一度探してくることもできますが、小説ではそれはなかなか難しい。そのせいで、書いている途中でも、「本当にちゃんと面白く終わるのかな……」と考えちゃうんですよね。すると、モチベーションが一気に下がってしまう。
又吉直樹
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「火花」は芸人の世界の先輩後輩の上下関係という設定だけ決めて、後は何の制限もつけずに書きました。だからより自分に近い言葉でストレートに書けました。
又吉直樹
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小説って特定の層やマニアだけに向けたエンターテインメントじゃなく、全員に平等に開かれているものなので、気楽に手に取ってもらえるきっかけになっているならありがたいです。
又吉直樹
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「火花」は貧乏芸人時代を忘れないために、六畳一間のアパートにこもって書きました。
又吉直樹
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僕は、2週間でいいからみんなからキャー、キャー、言われてみたい。日本に来日したときのビートルズのように。
又吉直樹
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僕はもともと、生まれた瞬間に芸人になりたいと思っていたわけじゃなくて、生まれて成長していく過程で、会社に勤めて真面目に暮らしていくということが自分の能力では出来ないだろうなというのが、なんとなく小学校くらいでわかってきて。でも考えたりするのが好きで、身体動かすのが好きでとか、だんだん自分はこれが好きでこれが嫌いだとか出てくるなかで、それに合う職業がないということにまずショックを受けたんです。今ある職業に自分が合う職業がない。そういうカタチの自分、人間としての自分がまず存在していて、面白いこと考えるというのは自分の中でもかなり優先されることやから一番近いので芸人かなと、芸人になりました。
又吉直樹
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芸人になる以上、今までの自分とは決別しなければならない、と。それで、まったく別の環境に行きたかったんです。全部置いてくる気持ちよさを感じながら大阪を出ました。
又吉直樹