阿川佐和子

タレント、作家

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阿川佐和子の名言

阿川佐和子の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 話を聞く。親身になって話を聞く。それは、自分の意見を伝えようとか、自分がどうにかしてあげようとか、そういう欲を捨てて、ただひたすら「聞く」ことなのです。

  • 世の中の人に知ってほしい、私はこんなに幸せなのと発信して、「いいね」って言われることで私は幸せなんだと再確認して、自分の「幸せ保証」にするのってコワいと思うんですよ。みんなが自分と同じ意見なわけがない。叱られること、訂正されることは大事だと思うけど、不特定多数に意見を求めるってことは、いいことだらけになるわけがないんです。

  • 若いうちは不安でも、今から達観なんてしなくていいと思う。達観しちゃったらそれこそ視野が狭くなるから、そのまま不安に思っていればいい。不安も不幸も楽しむ、笑う、喜ぶ。「どうやったら笑い話になるかな、この不幸」くらいでちょうどいいんですよ。

  • 自分で自分を決めつけないことです。とくに若いうちから、「自分はこういう人間だ」などと決めつけるのは何とももったいないことです。人はどんどん変わっていける。

  • 仕事の向き不向きとか才能なんてものは自分で判断することではないんですよ。目の前に与えられた仕事がどんなに嫌いだろうが、向いていないと思おうが、必死でやっていれば、必ず見てくれる人はいる。それに、自分のことは意外と自分が一番よくわかっていないもの。誰かに「お前、これをやってみろ」と言われたら、その人はあなたにその力があると見込んだということなのだから、まずはやってみることが大事だと思います。

  • 背伸びをしたところで、どうせ化けの皮はすぐに剥がれる。

  • 「ここで反論しちゃまずいな。仕事だし我慢しよう」と自制心が働くことはちょくちょくありますが、でも私、「違う」と思うときは顔に出てるらしいです。

  • 私は「短期悲観主義」で「長期楽観主義」なんですよ。その場その場で起こったことは「あーっ、もう嫌だ! どうしよう!」って泣いたりわめいたり怒ったりするんだけど、総じて考えるとなんとかなってきた。

  • テレビの仕事はいやだいやだと言いながらやってみて、続けてたら仕事になっちゃった。それまでは織物職人になりたくて修業してましたから。

  • 自分と同じであることを「正しい」とか「当然だ」と過度に思い込まないようにさえすれば、「私」とどう違うのか、どのくらい近いのか遠いのか。そのスケールをもとに質問を広げていくことは、有効な手立ての一つとなり得ます。

  • 相手のペースや段取りや心構えを無視して、一方的に自分のリズムを押し付けると、人によっては喜ぶどころか、むしろ警戒する場合があるということです。

  • 私も、「私はインタビュアーなんだ」と言い聞かせて自分の肝に銘じないと、油断するとすぐしゃべっちゃう。いつも我慢しているんです。

  • この人は、心から自分の話をおもしろがって聞いてくれていると思ったら、誰だって悪い気はしないし、もっとサービスしてあげようという気になるでしょ。これは取材だけでなく、あらゆるコミュニケーションの基本です。

  • 老後が心配だとか言うなら、死なない程度の失敗をたくさんしておいたほうが、老後は確実に人気者になります。他人の成功談なんて聞きたくないでしょ。

  • 一番やってはいけないことは、この人はこんな感じだろうと侮ることです。それでは発見がなくなってしまう。例えば、官僚や政治家を批判するのは簡単です。でも、いざ会ってみるとみんなすごい。世論にコテンパンにされている。あの人やあの人にも、人を惚れさせるオーラがある。

  • 自分で決めつけてはいけない。聞き手が勝手に決めつけることが、どんなに危険であるか。

  • 人は皆、自分と同じ顔で、喜んだり悲しんだり寂しがったりするとは限らない。

  • 本当に「お若い」ときは、誰も「お若い」なんて、言わないのにね。

  • 「わかるわかる」は、そもそも親切心から発せられる言葉に違いありません。でも、言い方を少し間違えると、ときに傲慢と受け止められる恐れがあります。

  • 93歳になって、頭だけはしっかりしていて、いまだに私は父から「おいっ」って電話がかかってくると「はいっ」って、何怒られるんだろうって思って。なんで60過ぎてこんなに父にビクビクしなきゃいけないんだろうって思いますよね。

  • いくつで結婚しなきゃいけないとか、いくつでこの仕事達成しなきゃいけないとか、いくつで転職しちゃいけないとかいうような、縛りっていうのは別にないんじゃない?っていうようなことを言われた時に、何かすごく解放された気がして。

  • 大事なポイントは、得てして、ほんの小さな言葉の端に隠れているものです。

  • 今、お相手は、ゆっくりと考えているのだ。そのペースを崩すより、静かに控えて、新たな言葉が出てくるのを待とう。その結果、思いもがけない貴重な言葉を得たことは、今までにもたくさんありました。

  • 反省はするけれど後悔はしない。

  • 世の中の物の判断の仕方が、すべてデジタル化のようになっていろんなものをサボりはじめている気がします。

  • こちらに伝えたいことがある場合も、やはり重要なのは、先に相手の話をきちんと聞くこと。たとえ自分に関係ない内容であっても、話をおもしろがって聞いてあげるのが正解。人は一方的にしゃべっていると、だんだんと「自分だけが話をしてなんだか悪いな」という気になってきます。ましてやそれまで自分の話を楽しそうに聞いてくれていた人に対しては、マイナスの感情は持ちませんから、今度はこっちが聞いてあげようという流れに自然となるのです。

  • 取材で大事なのは、いかに相手が話しやすい空気をつくるかに尽きます。そして、それにはいま目の前にいる人に関心を持ち、一言も聞き漏らさないぞと真剣に耳を傾けるのが一番です。

  • どこかで重石というか、この人が見ているから、と緊張しなくちゃいけない存在があるのって大事ではないかなと。うるさく言う人がいる間は、どっかで「締めなきゃいけない」って思えますしね。それは宗教も同じだと思うんですよ、神様が見ているだろうとか、守ってくださるだろうとか。もちろんご先祖様でもいいですしね。そういうことを自分の指針として持っていると、人を謙虚にさせたり、反省させたりするんだと思うんです。

  • 「あれ?」と思ったことを率直に相手にぶつけると、それだけ相手の仕事に注視していることが伝わって、思わぬ話の広がりにつながることはままあります。

  • どんなに真面目な話をするつもりでも、人間同士、とりあえず相手の気持を思いやる余地は残しておきたい。

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阿川佐和子について

阿川佐和子は日本のタレント、作家。多くの番組で情報番組やニュース番組のリポーターやキャスターを務める。週刊文春にてインタビュー連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」を展開し、単行本化もされている。さらにエッセイや小説を執筆したり、英語の翻訳なども行っている。出演したテレビ番組に「NEWS23」、「JNN報道特集」、「ビートたけしのTVタックル」。書籍に「聞く力 心をひらく35のヒント」、小説「正義のセ」などがある。

1953年(昭和28年)11月1日、東京都に生まれる。父は小説家の阿川弘之。東洋英和女学院中学部・高等部から慶應義塾大学文学部に進み卒業。大学卒業後は織物職人を目指し、アルバイトをしながら修行をしていた。27歳のときにテレビの情報番組のリポーターの仕事を依頼されて出演。以後、ニュース番組や情報番組からオファーが舞い込むようになり、1983年に「情報デスクToday」のアシスタントMC。1989年からは「筑紫哲也 NEWS23」でアシスタントを担当。1992年にはアメリカのワシントンに長期滞在。約1年の長期滞在を経て日本に帰国した阿川佐和子は1992年10月から「JNN報道特集」でキャスターを務める。1993年からは週刊文春にてインタビュー「阿川佐和子のこの人に会いたい」の連載を開始。1998年からは「ビートたけしのTVタックル」でMCを担当。

阿川佐和子はタレント活動の一方で作家としての積極的に活動しており、1998年に「笑ってケツカッチン」でエッセイストとしてデビュー。1997年には「阿川佐和子のこの人に会いたい」を単行本化。1999年には「ウメ子」で小説家としてもデビューし、坪田譲治文学賞を受賞。2008年小説「婚約のあとで」が島清恋愛文学賞を受賞。2012年、「この人に会いたい」でのインタビュー経験をもとに「聞く力―心をひらく35のヒント」を発売。「聞く力」は100万部を超える大ヒットとなり、同年のベストセラーランキングで1位を獲得した。2013年小説「正義のセ」を発表。「正義のセ」は2018年に日本テレビ系列でテレビドラマ化もされた。