相手のペースや段取りや心構えを無視して、一方的に自分のリズムを押し付けると、人によっては喜ぶどころか、むしろ警戒する場合があるということです。
阿川佐和子 タレント、作家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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どうすれば相手が喜ぶかということを突き詰めていくと、必然的に「自分の一番得意なことを提供しよう」というところに行き着くんです。恋愛でも、僕なら心を込めて筆で手紙を書こうとなる。そうやって自分の強みを知って活かせれば、相手にも喜んでもらえるから誇示する必要がなくなるんです。
武田双雲 書道家
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縁を大切にすること。人は巡り巡り、仕事も巡り巡ってくる。サントリーに入ってから、これまでの仕事がいろんなところでつながってきたんですよ。人、土地、会社も、巡り合わせがある。誰かが上から見て操っているのかと思うくらい、どうしてこうなるのか、本当に不思議です。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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知ったかぶりをすることほど危険なことはない。とくにエンジニアのように専門的な知識を持った人の前で知ったかぶりをすれば、すぐに見破られて、相手にしてもらえなくなります。それよりも、「知らない」と勇気を持って言えるほうが信用されるし、助けてもらえます。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
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教養がなくても、器量が悪くても、一生懸命働いて正直な人は信用があるから、誰かが助けてくれるのです。だからどん底まで落ちることがない。
美輪明宏 歌手、俳優、タレント
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開かれた議論をすることによって、多くの人々が自分の考えを表明することができました。納得がいくまで議論を重ねたのです。解決策について自由に討論できたからこそ、ひとたび発表されれば、人々はもはや選択の余地がないと思うようになったのです。
カルロス・ゴーン 元日産自動車CEO
阿川佐和子の他の名言
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父は自分を話題にしてほしいんですかね。「聞く力」の著者の父親は、全然「聞かない力」なの。
阿川佐和子
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この人は、心から自分の話をおもしろがって聞いてくれていると思ったら、誰だって悪い気はしないし、もっとサービスしてあげようという気になるでしょ。これは取材だけでなく、あらゆるコミュニケーションの基本です。
阿川佐和子
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今、お相手は、ゆっくりと考えているのだ。そのペースを崩すより、静かに控えて、新たな言葉が出てくるのを待とう。その結果、思いもがけない貴重な言葉を得たことは、今までにもたくさんありました。
阿川佐和子
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93歳になって、頭だけはしっかりしていて、いまだに私は父から「おいっ」って電話がかかってくると「はいっ」って、何怒られるんだろうって思って。なんで60過ぎてこんなに父にビクビクしなきゃいけないんだろうって思いますよね。
阿川佐和子
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取材で大事なのは、いかに相手が話しやすい空気をつくるかに尽きます。そして、それにはいま目の前にいる人に関心を持ち、一言も聞き漏らさないぞと真剣に耳を傾けるのが一番です。
阿川佐和子
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人は皆、自分と同じ顔で、喜んだり悲しんだり寂しがったりするとは限らない。
阿川佐和子
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こちらに伝えたいことがある場合も、やはり重要なのは、先に相手の話をきちんと聞くこと。たとえ自分に関係ない内容であっても、話をおもしろがって聞いてあげるのが正解。人は一方的にしゃべっていると、だんだんと「自分だけが話をしてなんだか悪いな」という気になってきます。ましてやそれまで自分の話を楽しそうに聞いてくれていた人に対しては、マイナスの感情は持ちませんから、今度はこっちが聞いてあげようという流れに自然となるのです。
阿川佐和子
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叱って子どもを自立させるのが親の役目ですから、嫌われて当たり前。その覚悟がない親が増えているのが問題なのです。
阿川佐和子
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「ここで反論しちゃまずいな。仕事だし我慢しよう」と自制心が働くことはちょくちょくありますが、でも私、「違う」と思うときは顔に出てるらしいです。
阿川佐和子