どんなに真面目な話をするつもりでも、人間同士、とりあえず相手の気持を思いやる余地は残しておきたい。
阿川佐和子 タレント、作家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
ショーペンハウアー 哲学者
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人は時に憎むことも必要な場合もあるのでしょうけれど、憎しみや怒りにまかせて行動すると、その大事なところのものが吹っ飛んでしまうのが怖い。憎しみで人に接していると、人相が悪くなるわ。正義もけっこうだけど、人相の悪い人を友達に持ちたくない。
灰谷健次郎 児童文学作家
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人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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善、愛、高潔な心を動かす行為、愛に満ちた行いをさせるのは、つねにただ他人の苦悩を認識することにほかならない。
ショーペンハウアー 哲学者
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どんなに好きでも最後は別れるんです。どちらかが先に死にます。人に逢うということは必ず別れるということです。別れるために逢うんです。だから逢った人が大切なのです。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
阿川佐和子の他の名言
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こちらに伝えたいことがある場合も、やはり重要なのは、先に相手の話をきちんと聞くこと。たとえ自分に関係ない内容であっても、話をおもしろがって聞いてあげるのが正解。人は一方的にしゃべっていると、だんだんと「自分だけが話をしてなんだか悪いな」という気になってきます。ましてやそれまで自分の話を楽しそうに聞いてくれていた人に対しては、マイナスの感情は持ちませんから、今度はこっちが聞いてあげようという流れに自然となるのです。
阿川佐和子
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聞き上手とは、必ずしもビシバシ切り込んでいくことだけではないのかもしれない。相手が「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいいのではないか。
阿川佐和子
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父は自分を話題にしてほしいんですかね。「聞く力」の著者の父親は、全然「聞かない力」なの。
阿川佐和子
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相手の気持がどこらへんにあるか。恐る恐る推し測りつつ、会話を始めることが大事なのだと思います。
阿川佐和子
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いつまで経っても未知の部分があるからこそ、その人に対する興味が尽きることがないのだと思います。
阿川佐和子
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「わかるわかる」は、そもそも親切心から発せられる言葉に違いありません。でも、言い方を少し間違えると、ときに傲慢と受け止められる恐れがあります。
阿川佐和子
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少しでも「面白いな」と思ったら、それを表情や態度でちょこっと話し手に伝えてみてください。聞き手のそういう反応だけで、話の内容はずいぶん違ってくると思います。
阿川佐和子
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人は皆、自分と同じ顔で、喜んだり悲しんだり寂しがったりするとは限らない。
阿川佐和子
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私も、「私はインタビュアーなんだ」と言い聞かせて自分の肝に銘じないと、油断するとすぐしゃべっちゃう。いつも我慢しているんです。
阿川佐和子
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インタビューをする時は、こちらが聞きたいことやテーマは当然あります。ですが、例えば相手の方が松葉づえをついていらっしゃったら、「今日は足が痛いことで頭がいっぱいだろうな」ということをまず考えます。その気持ちに配慮した上で、「相手が話す気になるように聞く」ことを心掛けています。
阿川佐和子