どこかで重石というか、この人が見ているから、と緊張しなくちゃいけない存在があるのって大事ではないかなと。うるさく言う人がいる間は、どっかで「締めなきゃいけない」って思えますしね。それは宗教も同じだと思うんですよ、神様が見ているだろうとか、守ってくださるだろうとか。もちろんご先祖様でもいいですしね。そういうことを自分の指針として持っていると、人を謙虚にさせたり、反省させたりするんだと思うんです。
阿川佐和子 タレント、作家
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神よ、死の間際になって、やっと気づきました。あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
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もし僕たちが年中しゃべり続け、それも真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値など失くなってしまうのかもしれない。
村上春樹 小説家
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政治とは理性ではない。雄弁でもない。政治とは力である。炎のような、つまり、危険な使用人であり、恐ろしい主人である。
ジョージ・ワシントン アメリカ合衆国初代大統領
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弱い女性を守ることで自分の強さを感じたいって男がいたら、そいつはつまんないヤツだと思うよ。
木村拓哉 俳優、タレント
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生活を脅かすものを排除したいというのは、みんなどっかである。でも、この世界の誰かに対する想像力、何かから喚起されるものがあれば、変わりそうですよね。
又吉直樹 お笑い芸人、小説家
阿川佐和子の他の名言
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いまだに叱られると落ち込みます。
阿川佐和子
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世の中、便利になったものです。他人とのコミュニケーションのために頭を使わなければならない場面が、どんどん減っているのです。
阿川佐和子
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老後が心配だとか言うなら、死なない程度の失敗をたくさんしておいたほうが、老後は確実に人気者になります。他人の成功談なんて聞きたくないでしょ。
阿川佐和子
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世の中の物の判断の仕方が、すべてデジタル化のようになっていろんなものをサボりはじめている気がします。
阿川佐和子
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自分で決めつけてはいけない。聞き手が勝手に決めつけることが、どんなに危険であるか。
阿川佐和子
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バブル景気で世の中みんなが金で浮かれるようになって。全体の空気として、成金の、下品な時代、という印象が強かったですね。そういうぜいたくを経験した後にバブルが崩壊した。なぜ、みんな泣いているのかが、わからなかったですね。私の場合、何も生活は変わらなかったから。バブルの恩恵も被らなかったし、崩壊の苦しみもない。バブルでもギャラは上がらなかったし
阿川佐和子
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叱って子どもを自立させるのが親の役目ですから、嫌われて当たり前。その覚悟がない親が増えているのが問題なのです。
阿川佐和子
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結婚する人としない人、さらに子どもに恵まれた人、恵まれない人とそれぞれの人生があるわけで、どちらがより幸せかなんて決められないでしょう。
阿川佐和子
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愛想良く近づいていけば、誰だって自分に好意的になってくれると思うのは間違った信仰であり、同時に驕りでもあるということを学びました。
阿川佐和子