僕がやっていた番組からは、有名人がたくさん育ちました。でも、僕が育てたんじゃありません。みんな自分で運をつかんで成功していったの。とくに新人の子たちは、その仕事が向いていたからではなく、性格のよさが成功の決め手になっていました。自分が置かれている状況を前向きにとらえて努力している人を、運の神様は見逃さないんです。
萩本欽一 コメディアン、タレント
この名言を見ている方にお薦めの名言
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若くして成功した人は苦労を知らないからのぼせ上がる。自分の価値基準と世間の価値基準がズレていることに気づかない。人生がうまくいっている時ほど自分の立場を冷静に判断して謙虚に行動することです。
美輪明宏 歌手、俳優、タレント
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やったことが返ってくるのが人生というもの。もっと走るべきだし、タイトにプレーすべきだ。全てが返ってくるのだからやらなくてはいけない。
イビチャ・オシム サッカー監督
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問題の原因など、どうでもいい。大切なのは解決策と、これからどうしたいかだ。
アルフレッド・アドラー 心理学者、精神科医
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スポーツの世界では天才は触らないのが一番ですが、秀才はある程度システムで作れる。秀才システムでは天才が死ぬし、天才システムでは凡人が秀才になれない。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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我々みたいのが天才のふりをするためには、捨てなきゃいけないものが一杯あるんだよね。
北野武(ビートたけし) お笑い芸人、映画監督
萩本欽一の他の名言
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今思うと、小さい頃からつらいことや悲しいことが多かったから、大きな夢にまっすぐ向かっていけたんじゃないかな。苦しみってバネにすることもできるから、子供の頃から苦労してる人って自分の夢が近くなるんです。
萩本欽一
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人を笑わすというのは、まず、人を愉快にさせる、いい気分にさせること。
萩本欽一
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いつも人の少ない、競争のないところでやってきた。映画スターになりたくて芸能界に入った僕は、すぐに「無理だ」と思った。そして「芸能界で最も人が少ない分野はどこだろう?」と、探しだしたんだ。映画を観ていると、主役じゃないんだけどちょこっと笑いをする人がいるのに気がついた。それがコメディアンだったんだ。
萩本欽一
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幸せとは形じゃない。幸せとは気分だと思っている。
萩本欽一
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トップに躍り出ただなんて気持ちを、持ったことがなかった。自分以外に30%の視聴率をとる人間がいない、だなんて思いもつかなかった。レギュラー番組を一本持つことは誰にでも出来るだろう、と思ったから二本目を始めた。二本なら誰でも出来ると思って、三本目を始めた。三本だって…と思い、四本目に取り掛かろうとしたら「スケジュールがありません!」と止められた。そこで初めて、僕は高視聴率をとっているらしいと知ったの。取材やなんかで言われるからね。「視聴率30%をとる秘訣は何ですか」「視聴率100%男と呼ばれていますがどんな気持ちですか」って。
萩本欽一
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失敗は成功の母。誰かの言葉にあったような気がしますが、これも当たっているよね。修行時代の僕なんか、初舞台の失敗から始まって、ずーっと失敗の連続でした。でも、その積み重ねで覚えていくことって多いんです。だから僕に言わせれば、失敗は運の定期預金。何度も何度も失敗していると、いつかそれに利子がついていい運につながります。
萩本欽一
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人から好かれている人には、ちゃんと誰かが運を持ってきてくれる。僕の場合、人から好かれていたかどうかはわからないけど、坂上二郎さんが運を持ってきてくれました。二郎さんからの電話があの日あの時間でなければコント55号は生まれていなかった、というぐらい絶妙なタイミングで電話をかけてくれたんです。こういうでっかい運がくるのは、人生で一度か二度でしょうね。
萩本欽一
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ほとんどの人は「損をしたくない」と思って生きてますよね。だけど、そういう生き方をしていると、自分でも気がつかないうちにずるくなったり、意地悪になったりしやすいと思うの。幸せになりたいと思うなら、進んで損をしたほうがいいの。人とつき合うときは、率先して損な役回りをすると、だれかが幸運を持ってきてくれます。自分のために損をしてくれた人がいたら、うれしくなるでしょ。だから人間関係が円滑になるし、一緒に仕事をするときも信頼関係が早く結べるんです。
萩本欽一
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若い人に伝えるならば、「主役」には早くなった方がいいよってこと。主役になると、ああしたいこうしたいという要求を好きに発言できる。二番手はその半分、三番手は三分の一。毎日生きていくんなら、早く主役になるのがいい。
萩本欽一