いつも人の少ない、競争のないところでやってきた。映画スターになりたくて芸能界に入った僕は、すぐに「無理だ」と思った。そして「芸能界で最も人が少ない分野はどこだろう?」と、探しだしたんだ。映画を観ていると、主役じゃないんだけどちょこっと笑いをする人がいるのに気がついた。それがコメディアンだったんだ。
萩本欽一 コメディアン、タレント
この名言を見ている方にお薦めの名言
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目の前の仕事を一つひとつこなしていく。仕事はその連続。
宮内義彦 元オリックス社長
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よく練られた仕事は、半ば終わったようなものである。
プラトン 哲学者
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ちっぽけな仕事を飛躍させるには思い切ったことをやらねばならぬ。
石橋正二郎 ブリヂストン創業者
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知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。手っ取り早く、しかも、おそらく最も効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は、仕事を定義しなおすことである。とくに、行う必要のない仕事をやめることである。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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自分の力を今日ここで使い切るぞという勢いでやってますからね。でも不思議なことに、ゆとりを残して力を出し惜しむより、使い切ったほうがまた元気に走れる。
鈴木おさむ 放送作家
萩本欽一の他の名言
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互いに肝心なところは聞かないし言わない。だから傷つくことがない。そんな曖昧さがあればこそ、人は追い詰められずにすむのではないだろうか。
萩本欽一
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頭のなかだけで考えるんじゃなく、実行しながら考えたり、人のひらめきを信じて支えていると、いつの間にか大きな運が目の前にくる。
萩本欽一
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一人ひとりには才能があるんだ。世間はどうも、「一番上にいる人間には才能がある」みたいな作り方をしているけれど、僕はそういうのと同じ方法はとらないの。みんな一人ひとりに才能がある。文句があるなら自分で変えればよいし、自分に出来ないなら隣や下の人間にぶん投げる。だけどものごとを誰かにぶん投げた後は、その人の才能にケチつけてはダメ。
萩本欽一
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コント55号時代、「坂上二郎は芸があるので残るだろうが、萩本欽一は芸がないので残らないだろう」って活字に書かれたことがショックでね。そうか、僕には芸がないのか、それなら一人でなにかやるときは「芸」とは関係ないもので勝負すればいいやと思ったの。
萩本欽一
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若い人に伝えるならば、「主役」には早くなった方がいいよってこと。主役になると、ああしたいこうしたいという要求を好きに発言できる。二番手はその半分、三番手は三分の一。毎日生きていくんなら、早く主役になるのがいい。
萩本欽一
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もともと才能もある上にとことん努力した人は、自分の限界を知ったら潔く認められる。こういう人の周りには、もちろんあふれるほどの運が漂ってくる。
萩本欽一
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自分には何が向いているか、本当にわかっている人って少ないと思います。職業だって自分が好きなことが自分に向いているとは限らないし、その人に向いていることは他人から見たほうがよくわかるんです。
萩本欽一
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「なりたい」じゃなくて「なる」という前提で人生を過ごしなさい。君はね、35歳になって新聞に顔が載るよ。だからその前提で生きていきなさい。有名な脚本家になるんだという前提でものごとを進めていきなさい。
萩本欽一
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人になにかしてあげるときは、もうひとつひねって相手のことを考えると自分にもいいことが返ってくるよ。
萩本欽一
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芸能界という世界にきてから、僕は「スター」と呼ばれる人たちとたくさん会ってきました。それで気がついたんですが、大スターほど「自分はダメな人間だ」って言うの。平気で打ち明けてくれる。普通の人は、自分の欠点を隠そうとするでしょ?それどころか自分の欠点に気がつかない人だっているよね。でもスターになる人は、ちゃんと自分の欠点を自覚して、それをなんとか克服しようと思って闘っているんです。あるいは欠点を活かす方法を考えてますね。
萩本欽一