人に印象づけたければ、自分がどう話すかよりも、まず相手を観察することです。人間が他人を受け入れる範囲は意外と狭いもの。そのストライクゾーンに、うまく自分の球を放り込めば初対面でも相手の評価は高くなる。その範囲からズレれば、いくら全力投球しても全部ボール判定になるだけ。
林修 予備校教師、タレント
この名言を見ている方にお薦めの名言
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企業の経営者と会うときは、事前に必死に勉強します。手に入る限りの資料に目を通す。その人自身について書かれたものやインタビュー記事、企業や業界の現状などなど。質問する側のレベルが低ければ、話し手もそのレベルの話しかしてくれません。相手に「この人間ならこういうレベルまで話し合ってもいいかな」と感じさせる知識や情報を見せないと、深い話はなかなか出てこないものです。
田原総一朗 ジャーナリスト
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どうすれば相手が喜ぶかということを突き詰めていくと、必然的に「自分の一番得意なことを提供しよう」というところに行き着くんです。恋愛でも、僕なら心を込めて筆で手紙を書こうとなる。そうやって自分の強みを知って活かせれば、相手にも喜んでもらえるから誇示する必要がなくなるんです。
武田双雲 書道家
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他人の意見を聞かない人は、自身の確信が絶対だと信じており、他人の意見は間違っていると思っている。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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認めてあげることが必要だ。個人やチームが大きな取引の成約に成功したなど、注目すべきことをしたら、大袈裟なくらいに騒ごう。人前で認めよう。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
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事を論じては、祇だ当に其の理の是非を言うべし。其の事の利害を計る当からず。
朱子 儒学者
林修の他の名言
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「勝利は敗北の前兆である」ことが多い。浮かれて油断してもいけませんし、調子が悪いからとヤケになるともっと下に落ちます。
林修
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僕は「ほどほどでいい」とよく言う人とは、つきあいません。上を目指そうとする気持ちがない、目標の低い人と一緒にいると、いつの間にかそちらに引っ張られ、こちらまで志が低くなってしまいますから。
林修
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何事も経験しなければわからない以上、僕はやる前から批判はしません。ことわざにも「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」とありますしね。
林修
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大切なのは失敗体験ですね。たくさん失敗したら自分の負けパターンがわかってくる。そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります。
林修
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好き嫌いで仕事を選ぶと、運を受け入れる窓口を自ら閉めてしまうと思うんです。「僕にはできません」「これしかやりません」と拒否するのは、今の自分では気づかない可能性のつぼみを摘み取りかねません。いろいろ試す中で得意分野を見つけていくこともまた大切。
林修
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若いうちに自分の向いてないことを潰しておいて、「ここしかないな」という自分がやれることに特化する。
林修
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僕の場合、折れない強靭な心を持っているわけではなく、常に「折れない状況」を作っている。起きうるトラブルを想定しておけば、心が折れる要因が生まれない。「やはりそうなったか」と落ち着いて対処できます。
林修
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僕は運がいいんです。そう思い込んでいます。これって結構重要だと思うんですよ。ツイてる人は、悩みを抱えたとき、偶然の出会いや、目にしたものが問題解決につながった経験を持っています。たとえ、最悪な状況に直面したときでも、運が悪いせいにして思考停止することはありません。自分は運がいい、きっと道は開ける、と解決策のために知恵を絞る。この前向きな姿勢は日頃から問題解決のアンテナを張るので、そのための情報をキャッチしやすい。これがさらなる幸運サイクルを呼び起こすのではないでしょうか。
林修
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何においても「逆算の哲学」って大事ですよね。ゴールを決めておいて、そこに向かうっていう。
林修
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分かりやすく伝えるには、自分が言いたいこと、決めたことを言わないこと。相手の顔を見て、相手の分かる言葉を探す。
林修