舞台ではアドリブのように見せることもありますが、あくまで「アドリブ風」です。その場の瞬発力で笑いを取るようなことはない。舞台歴は長いんでね、ウケ方は知っているつもり。ずーっと大爆笑なんて続くわけがない。これはこのくらい、次はこれくらいだなって一応、全部計算はしています。
志村けん コメディアン
この名言を見ている方にお薦めの名言
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段取り8分に、仕事2分。貴重な先人の訓えがあります。後始末をきちんとすることが前準備につながり、仕事の質と効率を高めます。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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敗北した時は、それを計画の不確実さを知らせる信号として受け入れよ。そして計画を練り直し、念願のゴールに向けて再び帆を掲げよ。
ナポレオン・ヒル 自己啓発本作家
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どうすれば相手が喜ぶかということを突き詰めていくと、必然的に「自分の一番得意なことを提供しよう」というところに行き着くんです。恋愛でも、僕なら心を込めて筆で手紙を書こうとなる。そうやって自分の強みを知って活かせれば、相手にも喜んでもらえるから誇示する必要がなくなるんです。
武田双雲 書道家
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縁を大切にすること。人は巡り巡り、仕事も巡り巡ってくる。サントリーに入ってから、これまでの仕事がいろんなところでつながってきたんですよ。人、土地、会社も、巡り合わせがある。誰かが上から見て操っているのかと思うくらい、どうしてこうなるのか、本当に不思議です。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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役者にもスタッフにもまずは「それぞれのアイデアを出してくれ!」と頼むんです。もちろん俺が最終的なジャッジはするけど、それぞれが自分の分野のプロだからね。互いに尊重しあわないと、いいものなんてできない。
蜷川幸雄 演出家、映画監督
志村けんの他の名言
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テレビの仕事は、僕たちもスタッフも、手を抜こうと思えばいくらだって抜ける。でも1回手を抜いたら、つまらなくなってしまうのは目に見えている。だから、やっている間はとことんまでやるしかない。
志村けん
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「全員集合」をやっている頃、合間に地方営業があって。行った先々で、みなさんがすごく喜んでくれた。本当にいい笑顔でね。老若男女が一緒に笑える舞台が理想で、そこにもっと近づきたい。でも、一生100点は取れないでしょうね。芸事に終わりはないですから
志村けん
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24歳でドリフのメンバーになって、「全員集合」に出るようになったけど、最初はまったくウケなかった。自分のやることなすこと、お客さんがくすりとも笑わないんです。自分はこんなに頑張っているのになぜだと悩んでいたら、ある日、はたと気付きました。ああ、お客さんに一生懸命さを見せているようじゃダメなんだと。舞台上でいかに遊んでいるか、楽しくやっているか。そこを感じさせないと。台本があって、しっかり稽古するんだけど、その“痕跡”が周りに漏れ伝わるようじゃプロ失格。あまりにも楽しそうだから、これはアドリブに違いないって思わせたら本物。即興がハマったときよりも、そのほうが断然気持ちいい。
志村けん
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人を笑わせるのって、結局、間とタイミングだ。
志村けん
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後ろを振り返る余裕もなく、時間に追われるまま、ただただ無我夢中で走っていたという感覚です。いまそれを「やれ」と言われても、絶対できないでしょうね。
志村けん
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今の若い芸人の番組なんかだと、最初のメインがなくて、遊びの部分ばかり多くてゲームになっている。本当は何をしたいのかが、どうもよくわからない。そもそも芯になる、やりたいものがないのか、15分とか20分の長くてしっかりとしたコントをつくるのが大変だから逃げているのか。そのあたりが、僕には不満なところだ。でも、そのつらいところをしっかりつくっておくと、ほかのコーナーが生きてくる。
志村けん
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「飽きられず、忘れられず」、これがキャラクター・ブランドを長期にわたって維持していくための戦略。
志村けん
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非常識なことをするためには、まず常識を知らなきゃいけないんだよ。
志村けん
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やっぱり子供たちにバカだと思われているのはいい。お笑いをやってて、子供にまで「あれは芝居してるんだよ」なんて言われたら、みっともない。バカだと思われてるってことは、そう「見える」ってことだから、演じてる者にとっては一番うれしい誉め言葉だ。
志村けん
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ドリフターズのいいところは、リーダーのいかりやさんがきちっとまとめているんだけれども、各メンバーのアイデアを積極的に取り入れる柔軟性や自由な雰囲気があったことですね。「面白そうじゃん、やってみよう」みたいなノリで、僕みたいな若造の意見もずいぶん取り入れてくれました。
志村けん