エンターテイメントというのは、こうしたマヤカシとかイカサマ性を約束事として認め合っている上に成立するものなんじゃないかな。お互い阿吽の呼吸とでも言うか……。そんなことみんな分かりきってやってることじゃないか、とね。
桑田佳祐 ミュージシャン
この名言を見ている方にお薦めの名言
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音楽レーベルを立ち上げたのは、バカなアプローチというか、とにかく安くCDを出したいっていうところかな。歌なんかこんなもんなんだっていう表現をしたい。みんな歌を2千円とか3千円でアルバムを売ってて、僕は「価値ねえよ」って思ってるんですよ。
所ジョージ タレント、歌手
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変化というのは、質量が「軽い」領域からまず起こってくるというのが私の持論です。一番軽い「お金」を扱う金融業界が変わり、次に映画や音楽といったコンテンツがインターネットを通じてビットで行き来する、知的情報産業が変化の荒波にさらされた。その次は比較的質量の軽いエレクトロニクス産業で、自動車や重電などの産業のスピードと比べるとはるかに速いスピードで産業構造の再編を迫られています。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
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私はよく「経営はサイエンスだが、アートでもある」と言っています。ロジカルな思考は当然重要なのですが、最終的な判断を決めるのは知見に基づく直感なのです。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
桑田佳祐の他の名言
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「そんなにレコーディングが好きなら、レコーディングの現場を見せてくれ」というファンもいるんだけど、それとこれとは話が別だし、言い訳してる場合じゃない。ただ、音楽小僧としてある種、等身大でいられるのはレコーディング・スタジオなんだ。
桑田佳祐
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遙かなる幻想としての母性を生唾をのみながらオッパイに感じてるんじゃないかと。だから男が女のオッパイをしゃぶるっていうのは、大いなるテレ隠しではないかと。前戯はセックスのための誘導ではなくて、大いなるテレ隠し。で、後戯は積年の罪に対する贖罪。
桑田佳祐
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ボクなんかビートルズとか外国の文化にもろに影響を受けてるけど、やっぱり日本の「ワビ」「サビ」の感覚っていうのを、もっと音楽に出していきたいね。みんな日本人であることをもっと懐かしむべきだよ。
桑田佳祐
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「勝手にシンドバット」の後はすぐ煮詰まっちゃったけどね。テレビばっか出てさ、毎回毎回同じ歌を歌ってりゃさ。だって、そうでしょ。何か他の曲もあって、で、「勝手にシンドバッド」があるならいいよ。芸人の顔もできるから。でも、まるっきりあれしかやんねーんだもん。芸人の顔がすべてだもんね。
桑田佳祐
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自分自身を含めて日本人の男は甘いよね。本当になにか一点に関して秀でていなくても就職できたりするし、先達が作ったものを引き継いで多少それをアレンジして生業とすれば、社会人男性という一般的な名刺をもらえちゃうもんね。
桑田佳祐
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いろんなバンド作ってやってるやついるけど、みんな今、軟弱すぎるよね。バンドがなんかひとつの単位になっちゃってて、管理されたみたいになってるじゃない?でも、バンドってそうじゃないよね。ジョン・レノンのトロントでのライブ盤の、あの刺激を知らなすぎる。
桑田佳祐
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音楽や音ってすごい強いよ。冬空の下でミゼット走らせて撮るでしょう?でもそこに蝉の声をかぶせると、どんなに絵が枯れてても「夏のシーン」になるからね、スゴイよ。
桑田佳祐
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解散ってのはどうしたって毎日その可能性はあるでしょ。それはお互いがいつもわきまえてるわけだよ。バンドが続いて行く以上、そういうことって多いと思うしね。表と裏って言うか、グループのね。解散という言葉を一番身近に感じたのは随分前だったけど。
桑田佳祐
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ホントはライブやってて、そうした日々の中で作品がこぼれ出る折がある。これが本当かもしれませんね。
桑田佳祐
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やっぱり俺としても「勝手にシンドバッド」に執着があったんだ。自分で聴いて新鮮というか、オリジナルの中では一番受けがいいだろうと思ったね。漠然と。ただあそこまで売れるとは夢々思わなかった。そこそこいけばっていうイメージしか当然なかった。
桑田佳祐