ボブ・ディラン

歌手

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ボブ・ディランの名言

ボブ・ディランの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 美しいものの陰には、必ずなんらかの苦しみがあるものだ。

    英語: Behind every beautiful thing, there's some kind of pain.

  • 私にできることといえば、自分自身であることなんだ。それがどんな人間であろうとね。

    英語: All I can do is be me, whoever that is.

    出典:  「Dylan on Dylan: The Essential Interviews」

  • ぼくが歌を書き始めたのは、どこにも歌いたい歌が見つからなかったからだ。見つけていれば自分で作るようにはならなかった。

  • 何もかも失ったって、まだ未来だけは残っている。

  • たとえ自分という存在が、どんな人間であろうとも。目的に到達したとは思っちゃいけない。いつもどこかに向かう過程だと思うことだ。

  • 金がなんだって?朝起きて夜寝るまでにやりたいことをやったら、その人は成功者だ。

    英語: What's money? A man is a success if he gets up in the morning and goes to bed at night and in between does what he wants to do.

  • 自分が屈服させられたことを受け入れるのは非常に苦しいものだ。

    英語: People have a hard time accepting anything that overwhelms them.

  • もし他人の意向で自分の人生を生きることがあるならば、その時には私の心は死んでいる。

    英語: If I lived my life by what others were thinkin', the heart inside me would've died.

  • 我々は今まで到達したことがない。いつもなにかになろうとする途中なんだ。

    英語: We have never arrived. We are in a constant state of becoming.

  • 人々は彼らが本当にすべきだと思うことはほとんどしない。楽な道を選んであとで後悔するんだ。

    英語: People seldom do what they believe in. They do what is convenient, then repent.

  • ぼくは、皆と同じでありたいとも、好かれたいとも思わない。

  • 海にのまれるまで、山々は何年存在できるだろうか。自由になるまで、人は何年生きられるだろうか。顔を背け、見ていないふりをすることが何度できるだろうか。

    英語: How many years can a mountain exist, before it’s washed to the sea? Yes, ’n’ how many years can some people exist, before they’re allowed to be free? Yes, ’n’ how many times can a man turn his head, pretending he just doesn’t see?

    出典:  1963年のアルバム「The Freewheelin' Bob Dylan」に収録された「Blowing In The Wind」

  • 朝起きて夜床に就き、その間にやりたいことをやる人間が、成功者なんだ。

  • 君が僕と同じように感じたり、理解したり、君が僕のようになるなんて望んではいない。

  • 僕は何も定義しない。美も愛国心も。僕はそれぞれをありのままで受け止める。こうあるべきだという既存のルールを無視して。

  • ある者は優れた船員と呼ばれ、ある者は優れた農夫と呼ばれ、ある者は良い友達と呼ばれる。あなたがどのように呼ばれたとしても、その中で最高となるべきだ。なにをするにしても、最高の技術を持ち、誰よりもうまくやるべきだ。それは傲慢ではなく、自信の問題だ。他人がどう言うかは関係なく、あなた自信が自分が最高だと認識するんだ。一つかそれ以上の分野で誰よりも優れること、それを自分の中で信じなくてはいけない。

    英語: Some people are called to be a good sailor. Some people have a calling to be a good tiller of the land. Some people are called to be a good friend. You have to be the best at whatever you are called at. Whatever you do. You ought to be the best at it – highly skilled. It's about confidence, not arrogance. You have to know that you're the best whether anybody else tells you that or not. And that you'll be around, in one way or another, longer than anybody else. Somewhere inside of you, you have to believe that.

    出典:  「Bob Dylan Unleashed」

  • 思い出を大切にすることだ。もう一度繰り返すことはできないのだから。

    英語: Take care of all your memories. For you cannot relive them.

  • あなたが理解できないからと言って批判してはいけない。

    英語: Don't criticize what you can't understand.

    出典:  1964年のアルバム「The Times They Are A-Changin'」のタイトルナンバー「The Times They Are A-Changin'」

  • 人は本当は男や女を探し求めているわけじゃなくて、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる人を探しているんだ。

  • 愚かでないなら恋なんてしない。

  • あなたの心に従ってゆきなさい。そうすれば最後にはきっとうまくいく。

  • 最低の犯罪者とは、間違ったものを目にし、それが間違っていることに気づいたにもかかわらず、そこから目を背けてしまう人たちだ。

  • 英雄とは、自由に伴う責任を理解している人物のことである。

    英語: I think of a hero as someone who understands the degree of responsibility that comes with his freedom.

  • 自由なものなど何もない。鳥さえも空につながれている。

  • 信頼できる誰かが必要だと思うなら、まず自分を信頼せよ。

  • 私は想像するのです。本や詩や戯曲を書く人は世界中の誰でも心の内側深くにある秘密の夢を抱いているかもしれないと。それはおそらく心の深い部分に埋められているので、そこにあることさえも分からないものなのです。

    出典:  2016年12月10日、ノーベル賞受賞スピーチ

    解説:  I suppose that anyone writing a book, or a poem, or a play anywhere in the world might harbor that secret dream deep down inside. It’s probably buried so deep that they don’t even know it’s there.

  • 偉大なパフォーマーには、共通したものがあった。君が知らないものを私は知っているという目だ。ぼくはそういうパフォーマーになりたかった。

  • フォークソングは、古い歌を作り変えることができる。ぼくは、それにのっとって曲作りをしているだけだ。決して画期的なことじゃない。

  • 恋をしながら賢くなんてなれやしない。

  • 泳ぎ出したほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。

ボブ・ディランの名言を見ている方へお薦めする名言

ボブ・ディランの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。

ボブ・ディランについて

ボブ・ディランはアメリカのシンガーソングライター。1960年代前半に「風に吹かれて」、「戦争の親玉」、「時代は変わる」などフォークに乗せて反戦、反体制のプロテスト・ソングを歌い人気を得る。その後ロック、カントリーなど新たなスタイルに挑戦したのち、1990年代からは再びアコースティックなフォークソングに回帰。グラミー賞9回受賞。2000年にゴーロデングローブ賞、アカデミー賞主題歌賞、2008年にピューリッツァー賞特別賞受賞。2016年には歌手として初めてノーベル文学賞を受賞。

1941年5月24日、ミネソタ州にてユダヤ系の両親のもとに生まれる。幼い頃からギターとピアノに没頭、ミネソタ大学に入学したがフォークシンガーとしての活動を始めたため中退。1961年、ニューヨークに転居し、歌手が演奏する飲食店で弾き語りを行う。1962年、アルバム「ボブ・ディラン」でレコードデビュー。その後、アメリカでアフリカ系の公民権運動が高まりを見せる中で「風に吹かれて」、「戦争の親玉」、「時代は変わる」といった反体制のメッセージが込められたプロテスト・ソングを発表。ボブ・ディランは時代の代弁者として若者を中心に熱狂的な支持を受けた。大ヒットしたセカンド・アルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」とサード・アルバム「時代は変る」にはボブ・ディランのプロテストソングの代表作が収められた。

1965年以降のボブ・ディランは曲調をロックへと変える。大ヒットした「ライク・ア・ローリング・ストーン」は同時期を代表する楽曲である。1966年にバイク事故を起こし約2年間休養。復帰後はカントリー調の曲にも挑戦する。1974年発売のアルバム「プラネット・ウェイヴズ」で初のアメリカ・ビルボードチャート1位を獲得。1990年代からはフォークソングに回帰。2000年の映画「ワンダー・ボーイズ」に楽曲提供した「シングズ・ハブ・チェンジド」がゴーロデングローブ賞とアカデミー賞主題歌賞を受賞。2008年にボブ・ディランはピューリッツァー賞特別賞を受賞。楽曲がアメリカ文化に与えた影響が評価された。2016年、歌手として始めてノーベル文学賞受賞者に選出された。発表当初、ノーベル財団はボブ・ディランと連絡を取れず、授賞式も欠席。受賞を受け入れるか否か注目を集めたが、6ヶ月後に受賞講演を行い賞を受け入れた。